グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

英・独立党党首の突然の辞任に思う

2016年07月05日 | 日記
英国のEUを主導した英・独立党党首が突然辞任を表明した。
「(EUからの独立という)自分の役割は果たした」というのが辞任の理由になっているが選挙期間中アピールしてきた公約はあっさり撤回した後だけに本当に後味が悪い。
これではとても残留派も納得がいかないだろう。
仮に公約に誤りがあったとしても国民投票で国民が「離脱」を選択したのだから離脱主導者は現実との折り合いを付けながらスムーズな体制移行に専従すべきなのだ。
それが「自分の役割を果たした」との理由で辞任というのはこれはもう敵前逃亡でしかない。
さらにもう一人、離脱を主導した前ロンドン市長も次期首相後継を断念するという。
これではもう「EU離脱」は頓挫が確実だ。
キャメロン首相も辞任を撤回して残留政策を推進していったらどうだろう、今だったら間違いなく過半数の支持は取れるはずだ。(笑)