グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

トルコのクーデター未遂に思う

2016年07月17日 | 日記
中東の親日国トルコが大変なことになっている。
今時どこでテロが起きようがさほど驚きはしないが今回はクーデター騒動だ。
軍部の反乱は日本では戦前、昭和10年代以降絶えてない。
トルコだってごく最近は政情安定国に分類されていたはずだが・・・。
どうもイスラム教国全体が浮足立っているようだ。
軍部といえばもっと統制がとれていて然るべきなのだがクルド人過激勢力やロシア政府との軋轢が内部の動揺を生んでいるのだろうか。
今回のクーデターの背景には国内の世俗主義への対応もあるというから根が深い。
いつの間にかトルコはカントリー・リスク最危険国の一つになってしまった。
我が国の経済活動も制約を受ける対象国が増えてきている。
事業機会とそれに伴う事業リスクはもともとトレードオフの関係にあるのだが事態は大きくリスクの方に振れている。
それにしてもイスラム教の荒れ方は尋常ではない。
教条をあらためてレビューしてみたい。