グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

参院選投開票結果に思う

2016年07月11日 | 日記
昨日行われた参院選の投開票は盛り上がりを欠いたものだった。
与野党間の論点もかみ合わず結果もほぼ予想通りに終わった。
昨日のニュースで筆者の気を引いたものはむしろ鹿児島県知事選の結果だった。
現職候補を破って当選したのは川内原発の一時停止を公約に掲げた新人候補だった。
原発再稼働は政策イシューの一つなのだがこの鹿児島知事選結果は今後のあり方に一石を投じるものになるかもしれない。
今回の参院選ではアベノミクスは一定の評価と信任を得たといっていいのだろうが憲法改正問題や原発関連はほとんど争点になっていない。
沖縄基地問題にしても同様だ。
首相は選挙結果を問われ早速「憲法審査会」を口にしていたがこれはいささか早計だ。
現政権が信任を受けたのは取り敢えず経済対策とその周辺だけだ。
カン違いしないように・・・。
先ずはアベノミクスの「道半ば」を「ほぼゴールにたどり着いた」と公言できるようスピード感を持って経済政策を断行することだろう。