グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

菅代表再選に思う

2010年09月14日 | 日記
本日の民主党代表選で菅代表が再選された。
早速すぐ隣のホテルで祝勝会をやっていたが私は思わず違和感を感じてしまった。
菅首相は選挙期間中に新人議員たちに「(再選された暁には)1秒たりとも・・・」と職務に専心する旨約束していたがこのノンビリ感、浮かれっぷりは何だろう。
ただでさえこの代表選で政治空白が生じているのである。
人事を含めすぐ遮二無二走り出すことが筋ではないだろうか。
代表選は対抗馬小沢候補の抱えるとてつもないハンディを考慮すると思いのほか大接戦であったがその背景には菅総理の実行力不足に対する批判がある。
新代表には公約通り1秒たりともムダにすることなく挙党体制作り(実は結構難しい)と山積する政治課題対応、ねじれ国会対策に即、取り組んでいただきたいものである。
すぐ衆院解散総選挙などないように・・・。

円高対策はどこへ行った?

2010年09月14日 | 日記
今日は民主党代表選投票日である。
筆者は以前より代表選を延期してでも経済緊急対策を優先させるべきと主張してきたが残念ながら経済対策は先日メニューが提示されただけ、案の上為替レートは高値圏に張り付いたまま(昨日終値は1ドル=83円94銭)である。
首相、財務相あたりはことあるごとに「推移を注意深く見守る。」「必要な時には断固とした措置をとる。」と繰り返すが「必要な時」とは一体何時を指すのか。
もう疾うに過ぎているのではないか。
昨日も経団連会長があらためて為替介入を要望しているが政府の反応はまるでない。
こうしているうちにも中小企業・地場産業が急速な円高に対応できず廃業に追い込まれていく。
そして菅首相の「一に雇用!、二に雇用!、三に雇用!」のフレーズだけが空しく響く。
さて本日選出された新代表は遅ればせながらキチンと手を打ってくれるだろうか。