グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

一線を踏み外した検察

2010年09月28日 | 日記
大阪地検は大変な過ちを犯してしまったものだ。
行為そのものはフロッピーに記録されている日付の改竄でたかだか数クリックかも知れないが長年築き上げてきた検察の信頼を一挙に葬り去るのに十分であった。
コトがあまりに重大なため報告を受けた上層部も表沙汰にできず結果的に組織ぐるみになってしまったことでキズをさらに大きくしてしまった。
かねてより検察のややもすれば強引とも言える調書作成ぶりを見聞きはしていたがまさかここまでは疑ってもみなかった。
筆者は過去何度か刑事事件の裁判を傍聴したことがあるが当該被告が検察の冒陳を否定したことはただの一度もなかった。
もし検察の思い込みが判決を少しでも歪めたとしたらその罪はきわめて大きいといわねばならない。