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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

スペースの利用

2011年04月21日 13時39分43秒 | 思考試行

今や、老齢化と少子化で、周囲には、空きスペースが増えてきているように思う。ビルなどで、フロアが幾つも、使われずにいるのをみると、何かに使えないのだろうか、と考える。

カルチャー教室であったり、高齢者が集まって、あまりお金を使わなくても過ごせるような、そんなスペースにならないだろうか、と思ったりする。

公園で、自然発生的に、将棋をしているグレー集団がある。割りに常連さんが多いようであるが、高齢者の男性が、かなりの数いる。

費用が一切かからず、安上がりではあるが、ちょっとスマートではないかな、という感じもする。有意義で、しかも、費用はかからずみたいな、システムが出来ればと思う。

街づくりの計画にも、その考えを、反映させてみたらとも思う。費用をかけないで、楽しむものというのは、工夫次第で、何かあるのではないだろうか。

簡単ではないが、いろんな要素の組み合わせや、街の抱える問題点とも関連するならば、素晴らしいとも思う。


騙しの世界と真面目な世界

2011年04月21日 08時39分46秒 | 思考試行

週刊誌、月刊誌、タブロイド版の新聞、日刊紙、・・・それぞれ、営業戦略は異なる。タブロイド版の新聞などは、一面の大きな見出しが看板で、これにつられて買う人は、多いだろう。ところが、中味を見れば、さほどではない。何度か、そういうことを繰り返せば、騙されなくなる。見出しは、さらなるテクニックを繰り出してくる。

そして、記事の中味にはいると、人間社会の欲望が、陳列されている。一般日刊紙には、登場しない情報が満載である。どの程度、現実性があるのか不明だが、虚構ではないだろう。実際に「機能」していると思われる。となれば、それほど、キレイごとをいえない、現実世界がみえる。

現実世界は、厳しい。法が変われば、たちどころに弱肉強食はあたりまえとなり、人間社会の荒廃が始まる。価値観は、低劣なものにならざるを得なくなる。騙しと真面目の境目が、ぼやかされ、真面目は、どんどん食い荒らされ、騙しが普通となる。

信頼なんてものは、なくなる。信頼する方が、バカだということになる。企業同士の株式の持合を禁じるルールを押し付けて、外資が株式を入手する。となれば、今度は、企業の経営に、外資株主は、口をだし、「文化」をこわし、自己利益の追求に邁進するヨクボケに、食い荒らされるという結果となる。

戦争だって、武力行使だって、何でもありだ。自分の利益だけが、生きがいであり、それさえあれば、何でもいい。

こういう連中との真剣な戦いをしなければならない時期を迎えている。


浜口高明なるジャーナリストのひどい記事・・・文藝春秋は恥をしれ!

2011年04月20日 15時44分20秒 | 思考試行

どんな人か知らないが、浜口高明氏は、天下の文藝春秋が掲載するだから、さぞや、高名なるジャーナリストなのだろう。が、インターネットで検索しても、ボンと出てこない。文藝春秋5月号の記事がらみで出てくるのみである。

ところで、この記事は、事実を正確に書いているのか、という問題である。一昨日だったか、枝野氏のテレビインタビューで聞いた事情などと、全然違うし、(菅総理の福島視察の事情など)、書き方そのものが、悪意に満ちている。こんな記事を、平気で載せるのであれば、文藝春秋も、落ちたものである。

新聞記事も初期のころは、ひどかった。マスコミは、総じてひどい。「後手後手、遅い!」の連発である。ホンナラお前さんがやってみい!といいたい。一生懸命に対応している人びとに対して、「戦犯」とは何事か!

これらの連中の素性は、かつて、どこからか、庇護を受けてきたものだから、お金をもらい、優遇されてきたものだから、「恩義」を感じているのだろう。清潔で、公平で、自分のためには、金儲けをしそうにもなく、どうみても、正義の味方の現政権執行部を、目の敵にしている連中の仕業である。

このワルイ連中は、些細なことを、ネホリハホリ調べて、かつては、前原大臣を退陣に追い込み、地震のときには、国会で、菅総理に関わっての似たようなことについて、グチグチやっていた最中だったようで、記事をみれば、エライ残念そうである。

とても正義とはいえない、やり口である。それでも、前原さんの首をとったと、思っているのだろう。菅総理も、の気分であったようだ。それが、地震で頓挫した。

自民党は、ひどいもので、その本性をよく示してくれるようになった。同じ日本人として、恥かしくなるぐらいである。こんな政党が、永年政権についていたのである。

さて、大震災の、こんなヒドイ状態で、なにもかもスッキリきれいに、物事が片付くわけはない。さまざまな事象が起こる。混乱も生ずる。だから、みんなで頑張ろうとしてるのではないか。浜口高明氏は、どんなにエライのか知らないが、こんな事実と違う、誤解をあたえて、混乱させるしか意味のない、ただただ、菅総理の退陣を狙うだけの、魂胆丸出しの記事をよくぞ書いたものだ。

文藝春秋も、この記事の真否を確かめもせずに、掲載したこと、これは、イカンゾ!と指摘しておきたい。

こんな記事を一方的に載せて、政権側の言い分も聞かないようであれば、これは、文藝春秋の歴史に残る大汚点になるだろう。 しかし、政権は、そんな反論をしているヒマはない。

そうか!文藝春秋も「恩義」を受けていたのだな。ちょっと、考えれば、そんなにキレイなわけがない。どこかで、信じていたワタシがアホでした。


資産公開の記事をみて

2011年04月20日 08時45分39秒 | 思考試行

前原前外務大臣の資産など、可哀想なぐらいである。まさに、資産は普通人である。彼の、さわやかさ、潔さ、明解さ、をよく示している。本当に、イケメンだし、すばらしい政治家だ。

それに比べると、小沢氏は、資産はたっぷりある。そして、金儲けがうまい。金集めがうまい。その金を元手に、自らの子飼いの議員を、大量に作った。それが、今の政権交代の背景を作った。もちろん、そこには、民主党が、今までの、自公政権の問題点をつき、弱肉強食路線に対する国民に怒りが背景にあったので、共感を得たのであった。うまくコラボレートしたのである。

だが、その小沢氏は、今、この時期に倒閣運動に取り組み始めている。さすがに、今朝の朝日のニュースの取り扱いは、紙面の下のほうに、ベタ記事の扱いである。声欄には、小沢氏のこの行動を批判する読者の投稿を、掲載している。

歯車が狂い始めたということだろう。与党の混乱、それに勢いを得て、自民党は、なりふり構わず、菅政権に非協力の態勢である。この自民党のやり口は、国民のことは、本質的にまったく頭にはないことを意味する。

かれらが欲しいのは、政権だけである。自民が目指しているのと、小沢氏の行動は、ベクトルが一致している。権力が欲しいこと。国民の生活には、関心がないこと。さて、この行く末はどうなるのだろう。

 


混乱のなかで・・・欲ぼけシステムをつぶそう

2011年04月20日 08時02分05秒 | 思考試行

未曾有の災害のなかで、混乱がある。仕方がないことである。切れ味鋭く、解決策を連発というわけにもいかない。やるべきことは、恐らく、うまい手順があるのかもしれない。しかし、正解を出し続けることは至難の業である。試行錯誤の連続であろう。リーダー達は、今、懸命に努力している。国民も、よくこれに耐えている。富裕層のなかには、社会を変えてしまうような、大胆で、率直で、恐らく、彼を成功させた原動力であろう、その、すばらしい心根を発揮する人が、連続している。

消費税の論議が始まっている。西日本の国民として、東の被災者は、消費税を特区にして、適用せず、その分を西で負担してもいいのではないか、と思うし、また、大胆な富裕層の自発的な運動が、もっともっとあれば、いいけれども、それを、信条として言えない人もいるだろう。所得税を大幅にあげても、みんな、悠々とこれに応ずるのではないかと思う。それで、外国に行きたいというなら、行けばいい。そんな人は、仲間ではない。

住む所、環境、暮らしの展望。もっとも、基本的なことが、やはり一番大事であって、それを奪われたときに、はじめて、「生きているだけでも丸儲け」という、タレントのさんまイズムが意味をもってくる。そのためには、余裕のある人は、「どないかせんといかん」と思っているはずである。それが、し易い環境を作るべきだ。

良く儲けた人は、その力を出してもらおうではないか。投資家といわれる金を右往左往させて、経済にコミットしている向きの中には、ビジネスの中味にまで、その視線をむけ、強者として、ビジネスの成果のワケマエを、投資する人へ取り込むという傾向が、ここ数年出てきている。

小生の絡んでいる損保業界などは、社員、代理店の待遇を抑え込み、株主配当へとシフトさせているらしい。顧客が支払う、保険料は、変わらない、むしろ上げ気味であるにも関わらず、代理店手数料などは、従来社員がするような仕事もさせておきながら、規模がどうの、更改時期が遅いだの、キャッシュレスの取り扱いがどうの、ミスがどうの、いろんな理屈をつけ、それを数値化して、如何にも、公平であるかのような、カッコウをつけながら、半分以上、おそらく三分の一ぐらいに、手数料を、落としてきた。

経営陣も、会社の所有者である外資株主の要求には、抗すべくもなく、従う他なく、外資株主の「搾取」に蹂躙されている。資本主義は、放置すれば、こうなるという実例が進行中である。これが、アメリカの価値観であり、常識なのだろう。よき伝統や、暮らしは、こうして破壊された。アメリカは、株主として、君臨したいために、日本的な防御策、日本企業が、株式を持ち合うことを止めさせることを要求し、ポチ政権がこれに従った。その結果が、これである。

大災害が起こった今、金儲けの仕組みに切り込み、システムとして、こういうとんでもない「ヤカラ」の資産を、ドナイカシテとりあげ、こういう犯罪的な行為をさせない仕組みを、世界的に構築しなければならない、と思う。


枝野官房長官、片山総務大臣のインタビューでわかったこと

2011年04月19日 10時02分09秒 | 思考試行

昨日の国会では、菅首相の視察が、原発の初期対策に、影響があったのではと、如何にも視察が、パホーマンスであったかのように、質問する向きがあった。ところが、枝野官房長官が、ytvのニュース番組で、この間の経緯を説明していたのを聞いて、菅さんが、共産党の大門議員の質問に答えていたことの意味を、理解できた。

大門議員は、理解していないように見えたが、枝野官房長官の過不足ない説明は、適切かつ明解であった。すなわち、官邸側から、ベントの指示を出しているにも関わらず、東電が実行しないために、現地に行ったと言うのである。意思疎通がとれないことから、行動したのである。菅さんもそのように答えていたのだが、控えめな言い方であったため、理解できなかった。

やるべきことを、菅政権はやっている。ytvのキャスターらの、「構想力がない」、とか、「原発に偏っている」、とかイジワルとしか聞こえないような質問に対して、実態を説明する。むしろ、質問のはるか上の水準で、考え、行動していることがよく解った。この場合、質問はできるかぎり、イジワルのものがいい、とさえ思えた。

まさに、やるべきことをやり、考え、行動している。しかも、肩に力がはいっていない。それらが、イジワル質問により、明らかとなっていく。枝野さんは、本当に、頭のいい人だな、という強い印象を持った。

別の番組、BSフジの番組プライムニュースには、片山総務大臣が出席していた。ここでも、元知事の経験を踏まえながらの話は、明解で、こちらも、肩に力が入らず、その優秀さがよく解った。菅政権は、やはり素晴らしいと思った。自民党とは大違いである。

それでも、支持率では、それが出てこない。朝日は、21%と報じている。ただ、昨日のNHKだと26%の結果とある。いずれにしても、そんなに高くはない。朝日の意図、世の中のクルイの表れでもあると思う。

しかし、いずれ、この真実は、万人の知るところとなるだろう。ゴマカシでない、実力、ココロ意気、よくぞ政治家になってくれたという人びとである。


信じられないコメンテーター・・・自民、公明の議員、片山議員

2011年04月18日 18時40分51秒 | 思考試行

日本人国民が災害にあって、それでも、秩序を保ち、パニックを起こしたりしないのをみて、諸外国からも賞賛の声があがる。そして、すこしずつではあるが、事態を改善しているにもかかわらず、国会での審議を聞いていると、まるで、腹立たしいことばかりである。

それに対して、議会や、マスコミの対応は、ひどいものだ。なぜ、政治家や、マスコミは、こんなに、ヒドイ言い方しかできないのか。議会の野次の相変わらずの下品さ。品の悪い態度。

菅さんが、一生懸命にやっているのをみれば、一人でやるんではない、といい。(一人でなんかやってはいない!)やめろ、やめろの大合唱。

一国の総理大臣を、こういう扱いにして、自分がエライとでも言いたいのか。これではいけない。ちゃんと菅総理が、協力を訴えても、「ココロがない」などと、意味不明の拒否宣言。

犯罪者ではないのである。野次をする連中や、質問者の態度のエラソウナこと。品が悪くて、気分が悪くなる。

テレビで、コメンテーターや、キャスターが、勝手なことを言っている。エラそうに!ナニサマだ!ウラに、何かがある。システムがあるに違いないと思う。

みんなで、この困難をどうにかしようとしているのに、テレビ、新聞、マスコミは、誰かに買収されているのか、ともかく現政権のやる気を、奪いたいの一点張り。イジワル、悪口のオンパレードである。

アホだ。ホンマにアホだ。こういう雰囲気が、国民の元気をなくしてしまう。折角の、国民の良心を奪う。

この世の仕組みを、静かに考えれば、こういう連中の一掃こそ、世の中変革の第一歩である。

そうだ。大いに騒ぐがいい。こういう連中のすべては、退場願おう。騒げ!騒げ!記録しよう。


協力することの意味

2011年04月18日 09時21分58秒 | 思考試行

協力とは、通常は、事に対して、力を合わせて、あたることをいうのである。できることならば、何でもやる。それが本当ではないか。

出来る限りやるのである。あの人がリーダーならいやだ。とか、僕が中心でなければいやだ。ということは、それは、協力しないということである。

石原東京都知事の息子、自民党石原幹事長は、菅さんが首相をしている限り・・・、などという。菅さんは、正式な手続きを経て、総理になっている。

それを、辞めさせるというのは、何か余程の不都合がなければならない。よくも悪くも、政権交代をしたのだから、菅さんはリーダーとしての仕事はしなければならない。

能力的にたいへんならともかく、意気高く、仕事をしている。よくやっている。睡眠も充分ではないだろう。それでも、それを苦にしている風ではない。党内で、菅降ろし・・・のニュースが流れるが、もともと小沢グループは、菅さんを目の敵にしてきている。

小沢氏の事情から、「酔う前に言っておく・・・」と言って、ニュースで流された菅降ろしの宣言をした。宴会を仲間としながら、動いたのである。それに、あろうことか、参議院議長の西岡氏がのり、福島選出の議員がのり、マスコミがのった。旧勢力に、内閣機密費で、恩義を与えられてきた連中が呼応したのである。

これほどの、大災害で、多くの人が支える活動に取り組み始めている。心ある、有名な高額所得者が、相次いで、多額の寄付を発表している。これは、新しい社会の出現を期待させてくれる。

こうなったときに、世の中は、いい方向へと動きだすようになる。大災害が、人間社会を変えることとなる。いま、いろいろとモンクをつけている連中こそ、世の害悪の張本人たちである。

正当な、意見、進言は、協力の姿勢からでてくる。この時期においても、アンケートをとったり、不都合を見つけるのに躍起になっている連中は、権力奪取の思惑で動いているにすぎない。

そこには、災害について、被災者のことを、本当には、心配もしていない。関心は、別の所にある。

 


今、何がみえるか・・・マイケルは見たのだろうか・・・新世界を

2011年04月17日 08時16分51秒 | 思考試行

人間はどういう動物か。日本人は、特別すばらしいのだろうか。昨日の、ハーバード教授、マイケル・サンデル氏の「授業」は、考えさせられた。

「サル」達の行動が、賞賛に値し、その深層心理を探ろうとする。ついに、アメリカのお嬢さんからは、「誇りに思う」のお言葉まで、登場した。

高幡女優さんは、イエスかノーか式の質問に、家族か社会か、みたいな質問であったが、家族です。と言い切ってしまっていた。彼に、振り回される感じが出ている。

そんな質問では、それほどパニックにならない日本人の「特性」は、解るはずもない。日本人は、「家」が中心であったろうか。主君が戦争をすることになれば、状況により、「家」を二つに割り、一つを残すようにしたり、今でも、家族のことよりも、「仕事」を優先したりもしてきている。

今回の時期、だれもが、家族が一番で、そのために行動していると見えるだろうか。それぞれの、位置、役割、それは自分でもわかり、簡単に、家族の元に逃げ帰ったりはしない。辛い思いを抱えながら、意気高く、仕事に向かうのである。それは、「あたりまえ」の感覚がある。「滅私奉公」の常識的感覚。

マイケル氏は、「報酬」をもちだす。もちろん、そんなところに本質はない。そのあたりを、作家の石田氏だったか、キチント指摘した。マイケル氏は、スルーした。理解不能だったのかもしれない、と思った。

全体として、日本に起きていることは、「助け合い」の精神が、あたり前として、行なわれているのである。助け合いというのは、アメリカ流の「弱者を助けることに、猛反対する風潮」とは、真反対である。

彼らの嫌う「アカ」世界が、現出するのである。支配層がもっとも、恐れる世界である。だが、多くの人民にとって、これこそ、求める世界なのである。

「誇りの持てる人間関係」なのである。官僚主導であれば、官僚が支配者として、自らをトップにおく。財界主導も同様だろう。だが、その背景には、伝統的な考えがあれば、それなりに、機能はしてきたと思う。自分達だけのことを、考えてきたわけではない。まあ、充分に尊大にはなるが。

さて、これからは、どうなっていくか。石川君や、孫正義氏のような、また、一郎選手、松井選手のように、高額所得者が、どういう行動をとるのか、によって、世界は、社会は変わる。そこは、新世界である。

単に、高額所得を誇ってどうなるのか。いまこそ、というか、常に、社会のために、弱者のために、手を差し伸べることの出来る存在として、大きな流れを作り出したいものである。


醜い正体を現す小沢氏ら・・・政治とは

2011年04月16日 11時06分27秒 | 思考試行

民主党政権になって、はじめての本格予算を組もうとしたところで、大震災にあった。すべては、災害対策に向かうこととなった。全国民が、一致団結して、ことに当たらなければならない状況になった。

ところが、小沢氏の倒閣運動が開始され、これに呼応するように、自民党谷垣氏、西岡参議院議長らが、これに続いた。マスコミもこれに追随して、大きく報道する。

何で、この時期というのは、自然に思うことだが、小沢氏にしてみれば、どこかで、口実を見つけ出して、活路を開きたいと思っているのだろう。

だれが、政権であろうとも、特別に問題があるならともかく、やるべきことは、次々とこなしていく他はない。遅い、とか後手後手だ、などというは、菅氏にかえて、誰を据えたとしても、同じことである。むしろ、菅氏は、最適な人のように思う。

ルールどおり、政権をとるべき期間は、キッチリと仕事をするだけのことである。その期間が終われば、そこで、選挙によって、国民が判断すればいいのである。

個人的な事情で、政権にあることが、著しく不都合であれば、それは仕方がないことであるが、何でもかんでも、不都合を言うのは、賢明とはいえない。

国民世論は、こんな騙しには、のってはいないし、議員連中もさすがに、今は、その時期ではないと思っている様子ではある。そして、あぶり出しのように、ヘンな連中が、姿を現し、醜い正体をさらしている。


人生とは

2011年04月16日 09時00分29秒 | 思考試行

災害があって、困難にあうと、人生というのは、一体なんだろうと思う。生きるということは、その中に、苦しみが当然のようにある。その苦しみがあることによって、喜びもある。

こうでなければならない、ということはない。相互に、助け合って、いくことの中で、苦しみを凌駕する喜びもうみだす。

税金をあげ、生活の質も落とす。それでも、本質的なところで、人生の豊かさに気付くということもあるのではないだろうか。

ドナルド・キーン氏が、日本に帰化をする。これをラジオで聞いたときに、判官びいきの日本人的感覚を氏が持っていることに、感動を覚えた。

長年、日本に関わり、日本通である氏が、決心した背景には、こんなときだからこそ、という気持ちがあったと伝えられている。

孫氏、石川青年、・・・、個人的な思い切った寄付のほか、従来にないような規模で、支援が始まっている。政治、経済、ものの考え方、すべてが、考え直す対象となる。

「禍を転じて福となす」という言葉がある。今度の災害も、そのようにして、乗り越えて行きたいものである。そこに、人生とは、と問う動機がある。

変な動き、思惑、そういう、おかしな兆候もある。そこで、本質を掴み、その深層に、何があるのか、そこを把握することが世の中を変えていく原動力になる。平時には、見えないものが見えてくる。


態度の取り方

2011年04月15日 17時06分24秒 | 思考試行

老人と若者、売るほうと買うほう、頼む方と頼まれる方、・・・人間関係には、利害対立、利害相反、の関係もある。

どちらが、相手に気を使わなければならないか。客だからといって、あまりに尊大すぎれば、あまり、見よいものではないし、店側が横柄であれば、客も減ることになる。

政治家は、選挙のときは、みんな必死で、選挙民に頭を下げまわる。当選してしまえば、それなりに、変わる。としたもんである。

気持ちのよい人間関係は、どのようになることだろうか。世話をしてもらう方は、当然ながら、感謝で相手に報いることだろう。それを、無視したり、軽んじたりして、周囲に、それらしく空気をだすのがいる。そんなことをできる立場でもないのにである。

世話をする方は、心をこめて、世話をしても、相手がこんな風では、やる気も失せるに違いない。ところが、これをやるのが、結構いる。

少し、相手のことを考えて、こちらが、低くというか、相手を尊重するような態度で接すると、何をカン違いするのか、まさに、「軽んじて」くる。組しやすしとみるか、バカにしてくるのか、ともかく、まことに、腹立たしい。

こういう時は、どうするべきか。腹が立てば、そう言うのもいいかもしれない。実は、今日一発やってしまった。 

奉仕的にしているにも関わらず、あまりに、軽んじている風があったので、それに反応する態度をとってみた。相手は、意表をつかれて、「何を!」の姿勢をとってきた。居丈高にである。

しかし、経過を考えれば、状況を考えれば、そんな態度をとるシチュエーションではないことに、さすがに、気付いたようだった。次に、電話をかけてきたとき、さらに、面談した際、態度は一変した。

こちらは、以前と同じである。やるべきだと、自分が判断することを、誠心誠意、実行するのみである。

こちらの指示にも、素直に従うようになった。カン違いしている者には、知らせてやらないと、いけないと思ったことだった。そして、こういう者は、できるような振りはうまいが、その実、アナだらけで、よく見えていない、のである。根拠のない自信をもっている。

謙虚な人は、伸びる。素直に、学び、直していくからだろう。態度の悪いのは、こういうところもあるのだろう。なんだか、人相にも出るような気がする。


谷垣自民党総裁も、センス悪し・・・菅さんは絶対やめたらアカン

2011年04月14日 20時12分23秒 | 思考試行

小沢氏に呼応して、谷垣センセも退陣要求だと、バカかと言いたい。タルトコ元国対委員長も尻尾を振ったようだ。

みんな小粒で、ショウモナイ連中である。どうみても、唐突であり、必然性がない。少し、落ち着いてきたら、この始末である。

西岡参議院議長も、何をしていたのかと、菅さんを批判し始めている。

この際、変な連中が、そのバカさ加減を大いに出せばいいのではないだろうか。まるで、発言が、リトマス試験紙である。菅さんを、批判したりする連中が誰かをよくみることだ。そのヘンテコぶりをしっかりとみておかなければならない。

マスコミも一斉に、騒ぎ立て始めている。ヘンテコ勢力の総動員である。

菅さんが、住める住めないと言った、言わないが、問題の発端のようなことを、公明党の山口委員長も言う。

おかしいではないか。常識的に考えて、おかしい動きが多すぎる。おかしな政治家が、多すぎる。しかし、これも、国民が選んだことである。

みんな、しっかりとマナコを開いて、事態をジックリみることだ。次の選挙で、だれを選ぶのか。真面目に考えてくださいよということだ。

菅さんは、動揺することは、何もない。やるべきことをやるのみである。


小沢氏のセンス

2011年04月14日 10時15分44秒 | 思考試行

今の時期に、民主党内で、内閣打倒と言い出すこのセンスは、正常とは言い難い。この人の本性が出たものと、解釈する。権力亡者の醜い姿である。

20人の「仲間」か家来かしれないが、周辺に縁あっている人も同罪となる。つきあいたくない相手とは、早期に離れないと、こういう目にあうことがある。

「酔う前に言っておくが・・・」と、宣言したらしい。そのあと、楽しいかどうか知らないが、酒盛りがあったのだろう。朝日は、デカデカとこの記事を載せている。

攻撃されている菅さん達は、どうしているのだろう。毎日、楽しく酒盛りをしているのだろうか。「災害をもてあましている」だろうか。どう考えても、やるべきことをやろうとしている姿は、事実報道をみればあきらかである。

慌てたり、おろおろしたり、しているわけではない。広く協力を求め、叡知を集めて、対処しようとしているのである。それを、思惑をもって、事があれば、口実がみつかれば、小沢氏らは、うごめくのである。

地方選の結果に、勢いたったのであろうが、騙されやすい、国民の移り気は常のことである。道理を軽んじてはいけない。小沢氏は、このことだけをみても、政治家を辞める時期が来たと思う。


天声人語は、落ちたもんだなあ

2011年04月14日 09時49分40秒 | 思考試行

「朝日」を再びとるようになって、そう大して日は、たたないが、記事やコラムなどをみていると、いつのまにか、昔と比べて、エライ変化をしており、ジャーナリスト精神は、失せてしまい、報道機関としての、資格が問われるのではないか、と思うほどである。

長期に続いた自民党政権下で、すっかりと、買収され、飼いならされ、恩義を受けたものだから、その効果を、今示そうと躍起の感じである。民主政権の仕事ぶりを、まったく評価しない。低く、また、捻じ曲げ、イジワルな書きぶりである。

菅首相を揶揄して、「災害をもてあましている」などと書く。この災害に、真剣に取り組み、次から次へと起こる難題に対処しているのを、このように書く「神経」は、いったい何だろう。これこそ、党派性のようなものだろう。

普通の人間では書けない。ジンピニンの仕業である。買収され、心をなくした人の言である。コラムの題名を変えなくては、先人は怒るだろう。

駄洒落を成立させるために、、困難に立ち向かっている人に対して、「コールド負け」にならないように、・・・などと書き、そう書くために、「災害をもてあましている」と書くのである。

こういうのを、売文稼業というのだろう。品が悪い。何が「天声」か。