空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

方向性が問題

2018年08月29日 09時58分49秒 | 思考試行

トランプ氏が相当にいかがわしく、人物として、大統領の任にふさわしいかどうかといえば、疑問符がつく。

だが、北朝鮮との直接接触で、戦争危険が少し遠のいたことがある。これは、まっすぐに平和のためにというのではなく、中間選挙のために、人気取り政策であるようだが、理由はともあれ、結果として、戦争への道を回避したことは功績といえるのだろう。

その本質は、平和のためとか、全地球上の人類のためとか、いうことではなく、もっと狭い動機、不純な動機であることは明らかであり、それに安倍首相は盲従する姿勢を隠さない。

こんな状況に、日本の政治家は、安倍首相を圧倒的な支持を与えている。国民もなんだか、そこそこの支持を与えているようだ。

結局は、そこそこの安寧があれば、将来の危険が見えていても、今がよければいいかという発想なのかもしれない。

戦争を絶対にやらないという憲法を、どうかすると、やる場合もあるよと変えることはやらないからやるへと変えることで、ちょっとした変更どころではない。どうあっても平和を守るためにはの根本を外してはならない。


実はみんな嘘つきだから、嘘つきを許すのか?

2018年08月27日 09時55分31秒 | 思考試行

うそを言ってもいい場合と、そうでない場合がある。特に政治家は、うそをついては困ると思うのだが、実は、政治家イコール嘘つきは、なかば常識化している。

事実政界は、うそだらけではないだろうか。多かれ少なかれ、うそと無縁ではなりたたないとさえ思える。

そのなかで、人民にとって、どの政治家が信頼できるのか、信頼までいかなくても、良しとするか、だ。彼らは選挙になれば、必死で握手を求め、愛想良くふるまう。

不思議なことに、人間は身体を触れ合えば、独特の感覚が生ずる。握手した感覚がその政治家との親近感を高める。

たぶんに生理的なものである。そして、政治家はどんどん握手を求める。人気のない政治家は、握手を求めても、応じてもらえないかもしれない。

政治家は、人民が求める環境、待遇を用意しなければならない。自らの権益や、親族の権益ばかりを図っているようでは、いずれ人民との矛盾が生ずる。

彼らは周辺の共通利害を持つ連中と手を握って、都合よく物事を進める。人民の幸せは後回しであり、かれら支配層が幸せになることによって、人民も豊かになるなどと思い込んでおり、人民にもそう思わせようとしている。

そんな遠回りをせずとも、人間社会はいかにあるべきかを考察して、社会として、やるべきことが何なのか、そこへ向かうしかないのに、自分たちの、利権確保のためには、そうはしないだけのことである。

自民党の支持率があがっているという。自分を信じきれず、嘘つき人間を非難できないと正直人間は思っているのだろうか。


尾畑さんの登場で嘘つき人間はどんな顔をしているかがわかったね!

2018年08月20日 22時14分46秒 | 思考試行

シレっとうそをつく人がいる。軽く、うそをつく。官僚だったり、政治家だったり、ボクシング協会の会長だったり、大学の理事長だったり、金持ちだったり、宗教家だったり・・・・。

本当に正直な人の顔を、見たことがなかった人もいるのではないか。報道陣も、カメラやノートをとるのを少し休んで、尾畑さんと一緒に土嚢作りをやったらどうだったのだろうか。せっかく、大勢の人間がいるのだから、少し手伝ったら、記事の内容もかわるというものだ。

スタジオで、ヘラヘラとしゃべくっている人も、大勢の人に情報を伝えるのだから、現地へいって、実際にボランティアをやるべきだと思う。喋るのは簡単だけれども、実際に行動することは、そう簡単なことではないことを、肌身で知るべきだ。

それにしても、国民栄誉賞はどうかの声がでているのは、面白い。まさに、これこそ国民栄誉賞に値する。これ以上の生き方、すなおな、まっすぐな生き方は、見たことがない。

着飾ったり、名誉や権力をもとめ、儲け専一の連中が、いかにつまらないか、白日の元にさらけ出してくれた。すばらしい。尾畑さん。ありがとう。


本当の証言、ウソの「証言」

2018年08月15日 14時49分29秒 | 思考試行

二歳の子供が無事発見された。スーパーボランティアの七八歳の人が、見つけた。記者が薇に入りさいにわたる質問をする。誘拐犯が、突然ボランティアに変わったのではないかと疑っているのかと、言いたいぐらいであった。適切な調子とは思えなかった。

その老人が、発見の際の状況を話すとき、感情が高まって、感動的な場面をみた。これがほんものの話であることの発露である。

この人は、元魚屋さんで、ある年齢から仕事をやめて、以来恩返しということで、全国へボランティアとして行動してきた人だという。

記者とのやりとりで感じたことは、正直な人の喋り方はどんなものか、ということである。それこそ、ウソなんて付く必要のない人である。

靖国神社へ参拝するかどうかの報道が一方であったが、政治家の発言のいい加減さ、国会での財務官僚の話し方、平気でウソをつく時の様子との違いを、われわれは学ばなければならない。


もっとも悪いのは誰なのか

2018年08月14日 22時40分26秒 | 思考試行

慰安婦問題、南京大虐殺、チベット弾圧、韓国兵のベトナムでの蛮行、アフリカの悲劇、アメリカの原爆投下、ナチスドイツのユダヤ人虐殺、ソ連の大量粛清、・・・

婦女暴行、リンチ、テロ、権力者の横暴・政敵の粛清、犯罪の数々、ひき逃げ、窃盗、のっとり、いじめ、詐欺、強盗、・・・

なんでもありだ。それが人類のしてきたことであり、これからもするだろう。実態は、悲惨であり、そこへ自然災害、人口施設による災害、も襲いかかる。

こんな世の中へ、よくぞ生まれてきたものだ。捉え方によれば、救いはなく、しかも個別の人間同士はそれぞれ、競争相手として、油断も隙もない。甘い考え方だと、踏みにじられ、犠牲者として、くいものにされ、利用されるばかりである。

およそ、自分のことばかりが、関心の対象であり、他者に関心はない。恩をうけたり、救われたことなど、すぐに忘れ去り、非難したり貶すことに、熱心となる。こんな人類にどこかいいところがあるというのか。


進歩のためにはまず問題、課題がわかること

2018年08月04日 09時21分30秒 | 思考試行

「膿を出す」「解明に協力する」・・・なんども、虚ろなことばが発せられた。そして、ことごとく裏切られた。初めから、ウソをつくつもりで言っている、それが誰の目にも明らかな状態になってもシラを切り続けた。

そんなのありか、の状態を作り出した。議論にならない答弁。すれちがいを意識的にやる。そんな風に決意すれば、論理無視で、どうあっても、なにかの言葉を喋り散らかし、外からみれば、なんとなく、やりとりしているようにみえる。

中味はむちゃくちゃだ。野党がいくらせめたてても、すれちがい、筋違いのことを言い立てるのだから、論理的な破綻なんて気にしない。そして、世間には、野党はうまくせめきれない、などとウワサを流す。マスコミは、なんにも知らない芸能人などに、野党がだらしない、頼りない、などと叫ばせる。

芸能人は、本気の調子だ。民主党政権時代で懲りた、などという。民主党政権がどれだけ、理不尽な自民党の妨害工作にあったことか。福島の事故だって、元をたどれば、自民党の責任であるにもかかわらず、この対処に協力するどころか、自民党は、イジワルをしまくった。ひどいやり方だった。

彼らはこの時、その人間性、本性をさらけ出した。権力奪取のためには、とにかく民主党の邪魔をすることと、決めていたようだ。こんな連中が政権をとるとどうなるか、弱者はますます追い詰められ中流は下流へ、貧富の格差をひろげにひろげ、人口減をみちびき、国民の能力を削ぎ、科学技術の将来を危ぶまれる状態となった。

国民を馬鹿にして、マスコミもそれに加担する。問題を深め、思慮深い国民の出現をおそれるかのようだ。今や、新聞さえとらない国民が増えている。新聞は、公明党に買収され、つっこんだことを書けなくなっている。それでも、新聞さえ読まないとなれば、国民は、烏合の衆に成り下がる。

高級官僚の人事権を一手に、にぎり、菅官房長官の力は絶大になっている。官僚は、なべて権力に従う。それが、出世にも、かれらの生活環境にも、直接繋がるからだ。かくして、立法、司法、行政は私物化されてきた。

ここから、国民はどうやって、自らの人権を取り戻すかである。これが課題である。


アリの一穴

2018年08月03日 08時14分42秒 | 思考試行

あちこちから、問題が噴出してきている。官僚の人事権を握った政権は、好き放題に政治を動かし、行政に介入できる、うちでの小槌を手に入れた。総理が、いいね、と一言言えば、権力者のお友達への配慮、忖度が渦をまいて、周囲は翻弄される。当の本人は、知らぬ存ぜぬの一点張りである。奥さんの一言も大きくなる。そんな事件があって、官僚の禁じ手も飛び出す。

そして、検察さえも忖度を始め禁じ手を咎めない。これでは、国民は、政治、行政を他人事として、おけないはずだが、それでも、茹で蛙のように、そのまま死んでもいいと思っている様子である。とことんいって、不都合がどれだけたまれば、真っ当な政治家が、中心となる政権ができるだろうか。弱者を作り、依怙贔屓があたりまえとなり、そんな社会がいつまで続くのだろうか。

選挙とすれば、国民の目が、頼りであるが、これが頼りないところがある。それは、致し方のないことかもしれない。マスコミは、健康やグルメや、気象のことに、没頭する。何も見えない。見えるはずがない。隠しているのだから。見える方が奇跡だ。

ボクシングのことが問題になり始めた。何年も前から、事情通は指摘してきたのだが、背水の陣の告発者があらわれ、ようやくドンの尻尾をつかむ。これに続けと、ついに、マスコミは飛びついた。知ってはいたが、黙っていたのだ。卑怯だが、いい題材と見た、その動きは歓迎だ。

これこそ、日本の体質、特徴をよくあらわしている。これこそアリの一穴になりうる。

悪質タックル問題から、日大の体質も問題になりかけている。自民党や公明党、創価学会、・・・、マスコミ、日本の体質が問題になりかけている。暗部を明るみにだし、これらを、どのように、改革していくか。