トランプ氏が相当にいかがわしく、人物として、大統領の任にふさわしいかどうかといえば、疑問符がつく。
だが、北朝鮮との直接接触で、戦争危険が少し遠のいたことがある。これは、まっすぐに平和のためにというのではなく、中間選挙のために、人気取り政策であるようだが、理由はともあれ、結果として、戦争への道を回避したことは功績といえるのだろう。
その本質は、平和のためとか、全地球上の人類のためとか、いうことではなく、もっと狭い動機、不純な動機であることは明らかであり、それに安倍首相は盲従する姿勢を隠さない。
こんな状況に、日本の政治家は、安倍首相を圧倒的な支持を与えている。国民もなんだか、そこそこの支持を与えているようだ。
結局は、そこそこの安寧があれば、将来の危険が見えていても、今がよければいいかという発想なのかもしれない。
戦争を絶対にやらないという憲法を、どうかすると、やる場合もあるよと変えることはやらないからやるへと変えることで、ちょっとした変更どころではない。どうあっても平和を守るためにはの根本を外してはならない。