今年はどんな年だったか。今年は、人生が終わりかけるという年であった。年初、糖尿病を宣告されて、炭水化物制限の手法を知り、これを実行し、数値が劇的に改善、医師も驚いた。
だが、その後、20年も前にやった心筋梗塞の原因となった、冠状動脈のもう片方が、つまりかけ、なんとかカテーテル治療によって、一命をとりとめた。
もしか、完全につまれば、確実に死んでいたそうである。先の心筋梗塞で心臓の壁にはダメージをもっているのに、さらに、新しいところの心筋がダメージを受けるわけだから、心臓としては動きようがないのである。細い血管のつまりで、簡単にこの世とおさらばということになりかけた。
この上は、本当に、世のため人のために、役立つことを何事かしていかなくてはと、心中密かに期している。それでなければ、せっかくの命を与えてもらった甲斐がない。
そして、年末、思ってもみなかった変化がおとずれた。新しい事業が可能となるかもしれない条件である。有効なプランをたてて、実行に移したいものである。