空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

歴史を学ぶ意味

2019年01月31日 17時40分07秒 | 思考試行

歴史を学ぶにあたって、過去の経緯は、今のくらし、そして将来の暮らしにどう関係するのであろうか。

韓国は、日本によく過去のことについて、もっと謙虚であれとか、謝れとか、国家間で解決済みとなったことでも、それは前の政権の話であったので、無効だといいい始めたりしている。

これでは、日本は、際限なく、謝り続けなければならないことになる。いつまでも、過去のことを言い募るのは、どうかと思うが、そこに論理的な事情があればともかく、なんでもかんでも、恨み骨髄というのでは、もつれた糸をほぐすことはできない。

韓国の様子は、どんなに、謝ろうが、賠償をしようが、とにもかくにも難癖をつけてやろうという姿勢が明らかなようにみえる。

そして、今回のレーダー照射事件で、明らかなウソをつきとおし、さらに、難癖をつけてきている。これは、歴史問題ではなく、今の問題である。これでは、もはやつきあいようがない。論理の通らない相手とは、話ができない。

歴史から、何を学ぶかといえば、過ちがあったとすれば、何なのか、どこに問題があったのか、そこから、改善すべき点を明らかにし、将来をよりよくしていくことにある。

アメリカにはいま、国民の程度が疑われるような、分断がみられる。宗教の悪い影響がみられたり、あまりにも狭い視野の国民がいたりして、そういった国民の意見にのった政策を実行したりしている。

トランプ大統領に、「選良」の要素がみられないのは、世界に危険をもたらしている。国民一人ひとりが、しっかりしなければならない時代である。


自己投資の結果は

2019年01月30日 00時08分47秒 | 思考試行

長い間、放送大学の学生をしている。放送大学の学費は、通常の大学に比較すればかなり安いと思われるのだが、それでも、長期にわたって、在籍し、科目数も相当になるから、結構投資してきたことになる。

現在、一科目あたり1万1千円だったと思うが、累計すると、新車の軽自動車ぐらいは買えるのではないだろうか。費用も結構かかっている。

単位を取っているうちに、7つあるコースの、あと一コースを残すのみとなってしまった。これが終われば、大学院でもとなりそうだが、専門的に何かをやろうという気は今のところない。能力的にもそうだが、これを深めたいというものが、見つかっていない。

どうしても、これをやりたいという強い気持ちがなければ、大学院は無理だと思うし、時間も費用も無駄になる。

ところで、ここまで、続けてきて、コスパというか、何かいいことがあったのだろうか。振り返れば、それほど、勉強が好きというわけでもないのに、この間、真面目な「フリ」ができたということは、大きな成果だろう。

講師陣が、皆さん一流だし、努力されてきた人ばかりだから、年齢的には、小生より若い先生ばかりだけど、大いに頼りがいがあったし、刺激をもらってきた。

効果が出るとすれば、これからという気分がある。最後のコースを終えたときに、自分ができること、やるべきことを、何か見つけて、なんとか人類社会に貢献できたらと野望を抱いている。十分に遊ばせてもらったのだから、恩返しをしなければならないと思っている。


政治にどう関わるか

2019年01月29日 18時19分40秒 | 思考試行

日常生活において、国会、地方議会などに、関心をもち、さまざまな問題について自分の意見を持ちうるだろうか。ほとんど、どこからも、そんな問題を問われることもなくテレビや新聞をみても、自身の生活と、どう関係があるのか、簡単にはわからないのが普通だろう。

権力は、そんな無関心を、そんなものだと割り切っているのだろう。世論を気にしたり、意見を聞こうとする姿勢は、見られない。問題になる選択は、選挙の時になるのだろうが、選挙のときに、政策について深く検討したり、意見を言い合うということもない。かくして、政治は、庶民からは遠い世界のこととなる。

しかし、明らかに、政治こそ庶民の暮らしに大きな影響を与えるのであり、その方向性によって、庶民の暮らし向きは、大きく影響を受ける。

政治がどんな姿勢で、行われているのか、庶民の暮らしに目が向いているのかどうか、こうしたチェックが、入るかどうかで、大きな違いが出てくる。実際のところ、貧富の格差は、こうした政治のチェックの甘さの故といって、過言ではない。ぼーっとしているから、こんな事態になる。


嵐のこと

2019年01月28日 12時18分10秒 | 思考試行

小さい頃から、嵐を5人でやってきて、ものすごい人気のもと、グループ自体も魅力的だし、仲もいいし、なぜ休みなのかということだが、リーダーの大野氏が言いだしっぺだという。

アイドルとしての生活しか知らないことに、彼は、一番問題意識を持っていたのだろう。人間は徐々に年をとり、若いときと同じままではいかない。ショービジネスのトップをつづけて、まさに、羨むべき存在だが、彼の表情には、もっと、普通の何かを知りたいという願望が消せない感じがあるように見える。

高収入があって、好きなことがやれて、しかもそれは、誰もができる仕事ではない。特殊も特殊、努力も必要だし、何より喜んでくれるファンがいる。その中で、グループとして、どのように成熟していくのか、を探る道が当然王道にみえる。

人気者には、ついてまわる個人の生活との調整のなかで、普通の庶民のくらしが、生活が、彼にはとても魅力的にみえるのかもしれない。

解散でなくて、休業という。だが、おそらく再開はありえないだろう。よほど年齢を重ねた後になるのではないか。何をやりたいかが、はっきりしないというのも正直で好ましいが、資本主義の世の中で、どういう生き方をしていくのか、暖かく見守ってあげたいものだ。

なにもかもゼロにしてスタートというわけではない。相当な蓄財もあり、周囲に彼を助ける人材もいるだろう。彼だけのチームではなく、関連する人々の暮らしもある。その中での決断である。

世の中は、非正規雇用に苦しむ人が大勢いる。かれらをどう見るか、こういう社会の実態をどうみるか、世界の貧困をどうみるか、個人の生き方は、その価値観でどうとでもかわりうる。そのような価値観をどう人間として構築していくのか、彼の人生は、否応なく注目を集めるだろう。彼がそれを避けるのか、それとも、自然体で行くのか、彼の人生に幸あれと願う。


怒ることは負けること

2019年01月27日 16時48分56秒 | 思考試行

怒るとロクなことはない。カーっとなって、取り返しのつかないことをやってしまった、なんてことはよくあることだ。そんなことにならないために、人間は、時間をかけて、教育し、自覚的に成長して行けるように育てていくこととなる。もちろん国家関係にして然りである。だが、どうしても、相手が理不尽であると、戦争に訴えるほかない、と考える人がでてくる。

国力がすべてで、国同士の関係は、結局彼我の力関係で決するように見える。大国は、自らの力を伸ばし、つけ入る隙を与えないように、対抗してくる相手には、のびようとする芽をつみにかかる。それは、時には理不尽であり、独善的であり、それでも、弱者はのまないわけにはいかない。古代であれば、なにもかも差し出し、権力に従わなければ、生存もできない。

基本的には、今もそうなのかもしれない。何か問題があれば、とことん攻めてくる可能性がある。攻められたときにどうするのか。日本の場合は、戦争しないといっているのだから、しかも軍備もしないと言っているのだから、反抗して、手をあげることはできない。

だが、理不尽にも外国が占領しにくるとすれば、ただちに、抵抗しないで相手に降伏するのかといえば、そんなつもりはなく、自衛権はあるとしているから、武器をもって抵抗することになるだろう。憲法には、そんなことはできないとなっているのに、そうすることは、当然のように思われている。

であれば、どこの国も手をだせないような、考えられないほどの特殊な抵抗兵器を準備するかということになる。

そんなことをするならば、人間は、これでは滅びるほかないようにしか思えない。怒ることは、そういうことだ。


韓国もロシアも中国も

2019年01月25日 19時49分47秒 | 思考試行

みんな「クセが強いなあー」まともに、真面目に相手にしては、余計に問題をこじらせるだけではないだろうか。

どの皆さんも、まともに相手にしては、いけないようだ。適当に、つきあっていくようにするほかないだろう。

日本の立場としては、とにかく戦争をしないのだから、声高にあれこれいうことは、とうぜん控えなければならない。喧嘩腰で、言い合うのは、最後は「なんだ、やるのか!表へでろ!」と言いたい人だけだ。

そんな結末にしたくない人は、相手をたしなめ、なだめすかし、こちらはあくまで道徳的に、論理的に正しい姿勢を保つことにある。

相手にしてはいけない方には、敬遠する他ないし、何か相手が困った時には、助けてあげる気持ちは持ちつつ、自分のことをきっちりと、やるべきことをやる他ないのではないか。

上品に行こうということだ。相手が、無礼だ、だの、その他、悪口雑言を浴びせてきたり、どうのこうのと言ってきても、そんな挑発には乗る必要はない。ちょっと不遜に聞こえるかもしれないが、大人の対応で行くほかないように思う。


韓国政権と国民

2019年01月23日 16時15分34秒 | 思考試行

政権がおかしいことをしても、国民もそうだ、そうだとなっているかどうかである。政治のことなど、普通の人は、日常生活に直接響くことではないし、そんなことをいちいち考えているわけではないだろう。だが、報道が偏ったりすると、国民みんながそういう傾向にあると思ってしまう。

従って、今回のような事件があったとき、韓国全体に対して、あの国とは付き合うのはどうかなと思い始める。観光に行こうという気分もなくなる。

政治的に、韓国のやり方は、どうみても公平とは思えないし、今度の照射事件でも、逆に抗議の姿勢を示し、「無礼」などと言い出す。こんな政府とは、付き合ってはいけない。

もう打ち止めだという解決の仕方をありだろう。しかし、なんだか韓国は、追い打ちをかけてくる気配もある。その時どうするのだろうか。完全に開き直って、自分が作り出したことから、逆に相手に難癖をつけていく、というやり方は、暴力団かヤクザのやり方だろう。

そんな相手は、とても話し合いで解決できる相手ではない。暴力団に対するように、相手をみなくてはならない。警戒しなければならない。そんな国に遊びにいくなどは、当然やめた方がよい、


アメリカの現状

2019年01月22日 23時18分29秒 | 思考試行

政府機関が閉鎖されて、さまざまな問題が生じている。まともに生活することさえ危ぶまれている。ローンを抱えている人は、給料がでないとたいへんなことになる。権力が意地を張り合って、とんでもない事態となっている。

トランプ氏は、見るからに、誠実そうではない。儲け専一の、私腹は十分肥やしたから、あとは、名誉が得たいのか、アメリカのために頑張っていると、勘違いしている。アメリカのためにというのは、世界のためでなくてはならないのに、単純にアメリカさえよければいいとの価値観である。

この矛盾は、どこかで破綻すると思うのだが、それがどこから始まるのかが、関心事である。今やどこの国も、世界などという国はない。自国の利益をいかに追求するかに必死になっている。権力者は、孤独に沈思黙考しているのかもしれないが、暇な庶民にとっては、情報だけは、そこそこ得ることができるから、取りうる道は、見えている。

いい加減にしてくれと言いたいほどの、権力者の馬鹿さ加減には、みんな呆れているのではないか。


北方領土問題

2019年01月21日 16時19分52秒 | 思考試行

ロシアは、先の大戦の結果を受け入れろ、領土を失ったことを認めろという。それでは、いままで、なにを交渉していたのだろうか。

日本としては、日本固有の領土を奪われたくはないし、固有の領土を戦争の結果うばうことは、そもそも国際法上ありえないこととされているのではなかったか。

そうはいっても、敗戦国がなにを言おうと、負け犬の遠吠えにしか聞こえないとか、国際的にロシアがこの問題で非難をあびている、などという話は聞いたことがない。国際的には、関心を持たれていないのではないか。

ではどうすべきなのか。とにかく、不当であることを、言い続けるしかないのではないか。国際的な常識にしていかなくてはならない。

ロシアが、「戦争の結果を認めろ」というのは、後ろめたい気分があるのかもしれない。であれば、言い続けることは、意味があるということである。ロシアへ観光にいきたいという人も、少なくなるだろうし、経済協力だって、積極的にやることもできない。

論理的に正しければ、きちんと対応する国であれば、そのように対応するし、そうでなければ、そのようにしか対応しない、この原則を貫くほかないのではないか。信賞必罰でいいのではないか。

今回、なんの前進もなくても、それは相手のあることであって、ゼロならゼロでよしとして、平然としているほかない。妥協なんてすることはない。

ロシアは、戦争で不当に領土を広げたのだ、と、返せと、言い続けるのみである。

 


北方領土、竹島問題、ロシア、韓国の理不尽をどう考えるか

2019年01月20日 11時42分50秒 | 思考試行

領土問題は、歴史的な経過があったりして、よくはわからないし、当事者でない素人には生活に関係ないとみていて、基本的には「どうでもいい」ことだと思っている。

実は、生活にも関係することかもしれないが、戦争して解決する問題ではない。大体、時間が経って、70年以上前の話を、繰り返し、揉め事のタネにする神経は、理解しがたい。

やられた方は、その恨みを決して忘れないというが、恨みを忘れないでいる人がいるということで、未来にわたって、恨みを買うことを繰り返さないことを求められている、と理解して、二度と戦争などしない、というふうに考える他ないのではないか。

国と国の約束であっても、前の政権だったから、それは無効だと相手が言うとなれば、扱いに困るが、常識の通じない相手がそういうのならば、再びの交渉も仕方のないことかもしれない。

韓国の場合、大統領になれば、必ず、利権にむらがる者がいて、大統領をやめた途端に、一転して犯罪者の貶められる。こんな国の政治状況は、まだまだ一人前とは言えないだろう。

日本としては、すべからく、戦争をしないこと、そのためにどうするのかの視点で考えるならば、ロシアが自国本位で、中国もそうで、どこの国もそうであるとすれば、日本はどうふるまえばいいか、戦争しないのだから、あくまで、論理的に相手の事情を考えあるべきことを主張する以外にない。

どこからみても、間違いのない対応をしていくということである。コスイことや、ずる賢いことなど、やる必要はない。馬鹿なことをしてくる相手には、そういう付き合い方をすべきである。相手の言い分をよく聞いて、共に考えるという立場に立つ他ない。いくら相手が「無礼」であってもだ。

人類が滅びないために、日本は、偉大な教師になるということだ。

 

 


権力の腐敗は空気にさらす

2019年01月19日 12時18分13秒 | 思考試行

要望があれば、どんなことでも明らかにする。権力サイドの姿勢は、それでいいのではないか。個人情報保護法は大事なようにみえるが、実は、権力に都合のいい運用となっているのではないか。

貧乏人の個人にとって、隠すべきものは何もない。生活保護をうけようとすれば、洗いざらい、状況を出さなければならない。隠していては保護を受けられない。

富裕層は、恨みを買ってはいけないと、自らの儲ける手口であったり、生活の実態だったり、隠したいかもしれない。うらみをもたれたくはないのだ。

儲ける手口は、自分でコツコツ働いたりするわけではない。多くの人々の成果を、横取りし、搾取する以外に、自らの富を築くことはできない。

その構造を隠したいために、こんな法律を作ったのだろうことは、透けてみえる。公務員組織だったり、権力の構造は、要求があれば包み隠さず出るようにすれば、かなりの権力の横暴はなくなる。それをしないのは、甘い思いをしている者がいるということだ。

昨日の村木さんの、まさに言うとおりである。隠すものがなければ、公正に、公平にするしかないのであるから、お互いが助け合うこともできる。


NHK「あさイチ」の村木厚子さんの登場には感動した

2019年01月18日 16時26分52秒 | 思考試行

「あさイチ」に、元厚労省事務次官の村木さんが登場した。なんでこんな、面白い、楽しい、そして、家族問題や、政治問題や官僚問題や、多くの課題を語れる人を、マスコミがとりあげなかったのか、これは、怠慢である。

新鮮な話が飛び出すのは、当然だが、人間としての村木さん自身、そして、それを支えたご家族、多くの支援した人々。なにより、肩の力のまったくはいっていない、ニコニコ笑っている普通のおばさんにしかみえない、気さくな方だが、話される内容には、いちいち感心する。

ご本人は、人見知りで、テレビにでるのは、気が進まないと思っていたと言われるが、瀬戸内寂聴さんに、出ろ出ろと言われて、出演したという。

まさに、このような人こそ、テレビに出るべきである。多発する公務員の不祥事の問題一つとっても、解決手段が具体的になるだろうし、安倍内閣など、真っ青になるような提案がでた。

行政の中味を、明らかにするという姿勢である。密室だからこそ、真面目な公務員がへんなことをさせられるわけで、そのポイントをずばりついている。

そして、拘留中の読書のことにも、感心した。本から学ばれたこと、気が楽になったこと、そして、自分のおかれている状況を、きちんと、自分のなかで、こたえをみつけだし、全くぶれない堂々とした普通の生活態度に、誰もが学ぶべき、あたりまえの賢さを知った。検察官の証拠改竄事件まであったこのできごとで、普通人の賢さこそ、世の中をかえる力であることを感じさせてくれた。

マスコミが、とりあげなければならない、多くの使命がある。その使命をはたしていくために、村木さんは、得がたい人材であることが明らかである。

NHKは、いい仕事をした。受信料は無駄ではなかった。


やるべきことをやるほかない

2019年01月17日 15時53分46秒 | 思考試行

ウソをついたり、誤魔化したり、やるべきことをやらずに、やったふりをするとか、上司の顔色をみて、やるべきでないことをやって、結局、その上司は知らんぷりで、とかげの尻尾切りをしたり、良心に傷ついた官僚が自殺したり、やるべきことがなされなければ、世の中ぐちゃぐちゃである。

やるべきことをやらず、検察官は、不正を取り締まることもせず、裁判官も不利益な人事を恐れて、支配層のごきげんとりの、へんな動きがでてきて、おかしい判決が連発される。

元凶は、官邸が官僚の人事権を取り上げたために、正義を貫きたければ、覚悟しろと言わんばかりである。事実、国会でミエミエのウソ答弁を繰り返した官僚は、大出世して、シレっとしている。誰もがわかるウソをついて、それが、通ってしまう現実となってしまっている。

国際的にもおかしいことが続く。韓国の動きをみても、論理がまるで通らない。正直そうな真面目そうな、若い女性の報道官が無茶苦茶な主張をする。彼女は言わされていると思っているのだろうか。彼女は、国が正しいと確信しているのであろうか。

真実を述べることにするならば、国際問題のほとんどは、きちんと処理できると思うのだが、自己利益に拘泥するならば、これは解決不能である。となれば、最終的には、お互いの戦力は、などと言い出しかねない。このようなことをしていれば、人類の存続は、不可能となる。


論理が通らない世の中は辛いね

2019年01月15日 11時39分18秒 | 思考試行

ああいえば、こう言う式で、絶対に相手の言い分にはのらない。これが、原則のようで、殺伐とした世の中になっている。これではイカンですよね。

間違ったり、自分が悪いとはっきり思えば、それを是正するなり、謝るなりすればいいのだが、反撃して、相手こそ謝れなどといい、ロシアも先の戦争の結果を受け入れろと、言い出すなど、戦争で領土拡大はしないという原則など、全然無視の姿勢である。

だが、日本もいわば、自己都合で、他国へ軍隊を送り、被害をあたえたことも事実。戦争そのものが人類のレベルをあらわすというか、克服しなければならない事象であるが、いまだに、いつ戦争になってもおかしくないような論理の通らない世界は続いている。

鯨をとらないと、鯨に、魚を一杯食べられて、漁業がたいへんだとか、一定数を捕ることは、科学的にも、いいのだと、主張しても国際的には認められず、ついに、日本は国際会議から離脱した。

自分の論理が通らなければ、国際的な組織であっても脱退するというのは、他の問題でも生ずるわけで、論理の正当性の真実が、自分が主張することについては、真実であり、一歩も引かないとなれば、国際会議はその意味が減退する。

論理を軽視することなく、国際世論が間違っていることもあるだろうし、日本がどこまで正当な論理を言い続けることができるかは、憲法9条を持つ国であるかぎり、戦争をしない立場であるから、これを舐めてくる国には、厳しく対応しなければならない。真に尊敬に値する国家となる他、日本には道がないのであるから、論理はきちんとしたいものだ。


話ができない相手とはつきあってはいけない

2019年01月11日 00時28分31秒 | 思考試行

どうしても、噛み合わない相手がいる。それは、絶対に噛み合わないように、どちらかがしているからで、相手がそんな風に決意した場合には、話をかみあわせるという解決の手段はない。

ああいえば、こういう、という繰り返しで、客観的な第三者が、このやりとりを聞いて、どちらが正当だろうかと判断するほかない。当事者が実は、自分のサイドが、無理やり事を捻じ曲げているのだと、自覚しながら、そういう立場にたっているとすれば、この人が良心の呵責に耐えないと、反省しない限りは、当事者同士の解決は、のぞめないのである。

韓国の大統領の言い分を聞いていると、本当に、自信を持てる内容の話をしているとは思えない。こんな相手とは、絶対につきあってはいけないと思える。

森友問題や加計問題の時の、安倍首相の弁明もどう見ても無理筋であったが、かれは、絶対に無関係だと言い張って、問題は、結局風化しそうな状況になっている。大衆は、期待通りに忘れてなにもなかったかのようになっていきそうである。(マスコミの影響大である。)

だが、知っている人には、解る。かれは、そういう人なのだと、尊敬などしてはいけない人であると解るのである。

国の指導者たるもの、正当なことを言わなければ、これは、たいへんな不幸を生み出す。指導者の名に値しないレベルなのである。ましてや、事件の詳細を明らかにするならば、ウソかそうでないかは、判断ができるようになっている。(ツールがそこまでできてきて、一般大衆の方があるいは、世界の情報に詳しい可能性さえある。)

要するに、むちゃくちゃを言っても、大丈夫などと思っている人は、あぶりだされるということである。信頼できない人とは付き合ってはいけないのである。