まったく嗤わせてくれる。これで、すべて解決した、二階幹事長のぼんやりトボケタ表情が、うそつきの顔となった。自民党の議員は、おしなべてヒドイ状態である。
丸山議員の質問は「・・・指示を受けていませんネ」「ネ」の連発である。そうです、とこたえるだけでいい。
都合が悪くなると、細心の注意をはらって、「刑事訴追を受けるおそれがあり、答弁できない。」を連発する。こんな証人喚問のどこに意味があるのだろうか。いやある。隠しまわっている事実である。隠しごとのあることがわかったのである。
刑事訴追を受けなければ、それでよし、受けても、黙秘でもするつもりかもしれない。検察が起訴するならすればいい、私が悪者になってみせる。そうすれば、みんな助かるとでも、佐川氏は思っているのだろう。
それで、佐川は勝った、と自民党議員はホッとしている。野党の攻め方が、もう一つだったからな、とマスコミもいうかもしれない。
こんなバレバレの不正行為が、面前でやられて、政権中枢に及ばないようにする。国民はどうすればいいのか。彼らの権力の根源は、議席にある。彼らを議員にしてしまった国民の責任である。
こんなややこしい化け物連中を、一掃するのは選挙が大きい。よく見て、しっかりしないといけないな、皆の衆。