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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

自信

2009年11月30日 17時47分43秒 | 思考試行
どれほどの努力をすれば、自信というものが湧いてくるのであろうか、いくら練習しても、本番で成功するとは限らないものもある。

仕事に取り組んでも、これで終わりということはない。もっと、旨くやれたかもしれないなどと、悩むことがあるかもしれない。

ギリギリにならないと着手できないという人もいる。時間に追われて、失敗の原因になったりすると、それが、次の着手できない、潜在的な理由になったりする。

仕事に追われるな、追うようにしろ。まさに、名言である。追っかけるぐらいでないと、自信の持てる仕事はできないのかもしれない。

生存のために、アクセクしなければならない時期は、仕方がないとして、ライフワークが設定できたならば、充分な準備、積み重ねをして、真に自信の持てる仕事にしたいものである。

それは、自信のない時代に、準備してきたこと、失敗したこと、それやこれや、すべてのものをつぎ込んで、これが、私の仕事であると自信をもって、提示できるようでありたいと思う。そんなライフワークのテーマが設定できるかどうか、自信があるのかどうかが、問題なのであるが、それも、実行するなかで、培っていくしかないのかもしれない。

異分子

2009年11月29日 10時32分30秒 | 思考試行
社会の中で、みんなと打ち解けられない、という悩みが増えているように思う。コミュニケーションの悩みである。

時代の波のために、職を奪われ、住む場所さえなくなって、ホームレス状態になっても、その窮状を人に言えない、などのケースもあるという。

たしかに、誇り高く、人の援助を期待しないという姿勢は良しとしても、これは、システムとして、不十分な結果であって、個人の気持ちの結果ではない。

政治なり、社会システムの責任であり、ここは、実態を見抜いて、戦う姿勢が必要である。

実社会においては、どんなはずみで、弾き飛ばされるか解らない。周囲との協調性にあまり無関心であると、異分子扱いをされて、生きにくい状況が生まれる。

しかし、意に沿わないことをすることは、精神衛生上悪いことであって、できればこの環境からは、脱却することが、最善であるが、それができれば悩みはない。

とすれば、どうするのか。広い視野から考えるという手段がある。この地球も有限であって、かなり正確にその時期も解っている。科学的に。

とすれば、今は、いちプロセスの瞬間にすぎず、ガマンするもよし、飛び出すも良し、決定権は自分にあることを確認しながら、異分子なりの覚悟を決めるべきである。

この覚悟を決めることが、自分にしかできないことであって、これをしないでは始らない。そして、これには、絶対の正解はない。自分でどう決めるかにかかっている。

所詮は、一瞬のなかの、一瞬の生である。

どう評価するか

2009年11月28日 06時46分51秒 | 思考試行
ブログを書いていて、気になるのは、数字である。訪問者数、閲覧数の多寡が気になる。それが多くても少なくても、別に生活に影響があるわけではないのに。

収入に影響するわけでもなく、具体的に、人の役に立っているという実感もない。それでも姿勢としては、世のため人のためという気持ちではいるのだが、現実にそのような記事が書けているかといえば、それも心もとない。

まあ、良心に照らして、自己の利益をのみ追求しているのではないというのは確かであるけれども。

それでも、爆発的に、人気を博したいという気が、心理の奥底にあるのは事実で、毎日毎朝、それを楽しみにしている。

軽い失望、大きな変化がみられない日々が続く。

この心理は、どこか世のため人のために、というところから、大きく逸脱していて、自己中心的な気分に思い切り浸っている状態である。

その内に、ものすごい塊みたいなものに、遭遇して、この中途半端な状態から、万人のために役立つ、すごいノウハウが提供できたとすれば、そして、これにものすごい数の、訪問者数が殺到する、そんな状態を、期待し、夢みているようなのだ。

それが、野心というものだろうか。とすれば、間違いなく、小生にもそれがある。

おそらく、人間のデキ、フデキは、微妙なところにあるのだが、その成果は、うまく反映しない場合もある一面、不当と思われるほどの違いが生じたりする。

少し突き抜けて、あるノウハウを獲得すると、とんでもない財産を得たりする反面、平凡でいることを、良しとする境地を自覚的に得て、その選択を可能にしているのではないか、という感じがしている。

どうやら、そういう選択をしている人物はいるようである。

自分の場合は、なるべくして平凡であるのだが、それでも、シャニムニ、あがいて来た形跡はあって、結構、成果を求めて必死だったことが解る。選択して、こうなったわけではないのである。

よーいドンの面白さ

2009年11月27日 10時23分40秒 | 思考試行
徳庵を八光が歩く。人間味があって、面白い。

この番組は、円と、分担して、あちこち歩いているのだが、下準備があるのかどうかは不明であるけれども、面白い出会いがいつもあって、いい番組である。

今日は、阪神ファンの八光が、巨人ファンの店に行った。と、外出先から帰ってきた店主が「誰や」と一喝。それでも、店内にいたファンと和やかに、交流が始る。

いい風景である。

好きなものは好きでいいし、本気のような、ウソ気のような、世界がそこに現れて、生きるうえでの、一種の刺激になっているような気がする。

ある種の闘い、競い合い、が刺激となって、人生の調味料的役割を果たしているようである。

ただ、仲良しだけではつまらないのか、どうしても、そうした対立の要素もあったほうがいいのかもしれない。

切磋琢磨して、お互いを高めるという作業が、人間にとっては、必須のことかもしれない。

進める力とブレーキのいい塩梅のところで、バランスがとられていることがある。人体の仕組みにも、そういう仕組みがあるようだし、そういう仕組みに精通するとチョットしたケンカなども、その対処の仕方に余裕ができるかもしれない。

番組から受ける印象は、このバランスの良さである。大阪は捨てたものではない、と思わせてくれる。

汚職と一緒にするな。

2009年11月26日 12時01分23秒 | 思考試行
鳩山首相の政治資金規正法違反の記事がでかくなってきた。法違反だろうが、何だろうが、その趣旨が、政治権力を利用しての、汚職を防ぐところに、あったはずだろう。

それを、手続き的なことで、メクジラをたてているのは、ミットモナイこと甚だしい。世間は、そんなことは、とっくに感じている。マスコミの論調は、この世間の常識に、どうこたえるのか。

いつまでも、世間を馬鹿にしていると、信用されなくなるぞ。

この際、本当に、真実を見て、世の中を良くする方向を、キチンと追求するという正しい姿勢をつかんで欲しいものだ。

いままでは、ゴマカシ、本音と建前などとやっていたが、徐々に、本当のことが語られなければ、ことは進まなくなってきているのではないか。

マトモに、物事に取り組むことが、当たり前になってきているようだ。ゴマカシはもはや通用しない世の中にしようではないか。

大した仕事もしていないのに、巨額の報酬をうけたり、はずみで大金を手にして、それを自分の努力の成果であると、錯覚したりしているのは、もういい加減にしなければならない。

鳩山さんちは、お金持ちの家庭で、それがどうしてそうなったかは、今となっては、いろんなことがあったにしろ、それは問わないとして、そのお金の使い方としては、汚職ではないのだから、むしろ適当であるといってもいいではないか。

医者の不養生

2009年11月25日 09時17分42秒 | 思考試行
鳩山政治資金が、自民党の攻撃材料になっている。だが、こんなのは、逆効果としての、火の粉が、ますます自分にふりかかってくるだけにすぎない。

君達のような利権野郎がいるから、作った法律であって、ご奇特な人が、自分のお金の管理について、秘書任せであったことを、問題にしてドナイスンネンということである。

国の財政を、こんな杜撰な管理をしている人に任せられないという人もいる。だが、民主政権は、どうやら、チームで動いている。みんな一騎当千である。

自分のお金の管理は、もうひとつでも、公的なお金のことについてもルーズであるとは限らない。組織のシステムがしっかりしていれば、問題はない。

事業仕分けの公開のみならず、諸問題に取り組む姿勢が、今までとは全然ちがう。公開というのは、まことに大きい。

それをできなかった自公が、何を言うのか。今は恥じ入るばかりではないか。それをキチンと認めて、反省するところから、民主との対決が始る。

それをしないで、意味のない法律違反に、しがみついているのは、みっともない姿である。

今朝の日経朝刊には、法律の意味のなくなっているものを、幾つかあげていて、小生の昨日の趣旨に沿うような記事がでていた。

鳩山政治資金問題を、秘書がしたことに連座しなければならないとするのは、意味が違う。

秘書がしたといいながら、実は、議員本人が表に出ないで、知らないふりで、うまい利権にありついてきたことをいうのであって、本当は議員本人が、指揮してやっているに違いない、そういうことがあるから、本人自体をとっちめなければね、という話であって、ここまで、一般庶民にもわかる話を捻じ曲げて、法律違反をいう神経は、まともではないと思わざるを得ない。

それに共産党まで、同じことを言っているのは、どうかと思う。法違反は、そうであっても、違いにふれないでどうするの、と言いたい。

法律にも違いがある。

2009年11月24日 17時21分11秒 | 思考試行
鳩山首相の政治献金問題が、大きなニュースになっている。所詮は、自分の金の記録のことであって、本来、利権とのカラミがら法が制定されていることからみれば、話が違う。こんなものに、くいついている検察はボンクラである。

どうでもいいことなのである。庶民には、そんなことは、すぐに解る。大金持ちが、何らかの政治的理想をもって、政界に関与しているということである。私財を投入しているだけの話である。

法律にもいろいろあって、現実に合わないために、意味をなしていないものもある。たとえば、電柱にたくさん電線が張り巡らされているが、通信線の場合は、離隔距離がいくらと決められている。

しかし、こんな法律は、今や意味がない。だけど生きている。政治資金規正法も、本来の意味を離れては、何のコッチャということである。政治を利権のために、利用しようとする、こういうことを取り締まろうとしてできたのだろう。

鳩山献金問題に、メクジラをたてている連中は、自公政権の際に、何らかのオンケイを得ていた連中ではないかと思う。これが、本質はずしの、悪意の見方をだしてくる。景気が良くならないのは、すべて新政権の責任のような発言をこういう連中はする。

もう長年の間、庶民は、格差に苦しめられてきたのである。そして、怒った庶民が、政権交代を勝ち取ったのである。これからである。簡単にはいかないにしろ、その方向は、はっきりしている。

大金持ちから、鳩山さんみたいに、公のために私財を投入するのであればいいのであるが、もっと儲けたいという悪辣な連中からは、もっと、メシアゲルことが必要である。

もっと、寄付せーよ、と言いたい。アメリカでは、結構寄付が多いというではないか。金持ち連中が、世のため人のために、尽力する姿をみせてみろよ、と言いたい。

もっと、いい世の中にするには、どうしたらいいのか、金持ちは、真剣に考えろよ。法律は、意味あるように使うのであって、ただ、文言がどうのこうのと、違反だ、というのは、本質をみていない話である。

アッタリマエだ!

2009年11月23日 11時18分34秒 | 思考試行
淀川工業高校の吹奏楽は有名だ。以前に、この吹奏楽部に密着取材をしたテレビ番組をみたことがあって、感動したことがある。

そのときに、練習不足でアカンかったら、私は「あたりまえだ!」と言うつもりだ、と顧問の先生が言う。みんな、一言も無い。

その後の猛練習と、心理的な修養を積んだ成果は、見事に優勝だったか、なんだったか、実を結んだのであった。

その帰途に、喜色満面のバスのなかで、先生がみんなに叫んだ。「アッタリマエダ!」

思わず、涙ぐんでしまった。

同じ言葉でありながら、意味が180度変わってしまう。言葉というのは、本当に、大変な道具である。

確かに、間違いないようにと、いくら注意をしても、いくらでも解釈が可能で油断を隙もない。

憲法9条であれだけガッチリと、戦争放棄をうたっていても、軍備をしないといっても、チャント自衛隊という軍隊が存在するし、戦争だって、可能なことをいう者もいるのである。

大事なのは、言葉ではなくて、背後にある「こころ」なのである。そんなのアッタリマエだ。

意欲があれば

2009年11月22日 19時50分44秒 | 思考試行
昨日、「ゴミ屋敷」の話題をテレビがやっていた。前から気になっていた片付けを、やろうと決心した。

今日は1日、片付けを決行した。

最初は、手がつけられない。どこから、着手しようかという具合で、どうなることかと思ったが、とにかく、目に付いたところから、始める。

捨てるものと残すものを意識しながら、少しづつ体を動かす。そうしている内に、調子がでてきた。捨てるのは、いつでもできることだから、簡単には捨てないことにして、徐々に、整理しながら進めていく。

本が多いが、結構思い出があって、読まないままにしていたものが出てきたりして新たな意欲が出て来る。

不要な書類の、そのままでは捨てられないものを、手で破りながら、袋につめていく。長い時間の経過を思う。一つひとつが、過去の仕事の証拠である。

それを残していても、今や意味はない。だが、アンタ、ナニヲ、シテキタノカと聞かれた場合、この書類の束をグイと見せて、これをやってきたのだといえば、一目瞭然だな、と頭をかすめる。

自分でも、圧倒される量がある。一枚一枚、丁寧に、間違いないように気をつけて書いてきたものである。

だが、明かに、今や残しておく意味はない。この書類の束よりも、なにも無い空間の方が価値がある。いったんは、残してみたが、これもそのままでは捨てることができないので、いずれ、細かく破くことにすると心に決めた。

まだ、完全に終了したわけではないが、それでも今日一日かけて、相当の進展があった。着手する前に、このようになるとは、思っていなかったほどの片付けができた。

要は、意欲があればできる。ナセバナルということである。少しいい気分である。

楽しみ

2009年11月19日 12時44分49秒 | 思考試行
楽しみが仕事である人は、間違いなく幸福な人である。それが、創造的であり、人の役に立つとなれば、最高だ。

そして、同じことの繰り返しを思われるような仕事にも、大いなる工夫の余地があって、それが、大きな改善の糸口となる。こういう場面に出くわせば、誰だって面白いと感じるだろう。

仕事を真面目にやっていれば、生活は保証され、老後の生活の目途も立つという風にならなければ、世の中まっとうとはいえない。

一部の人間のみが贅沢にくらして、その道具のように使い捨てられている人びとがいる限り、そんな世の中は、いいとはいえない。

政権はそこを重視しなければならない。それは、一人自国のことのみではなく、地球全体の視野に立たなければならない。

他国のことを無視してはならない。それは、憲法にも書いてある。ところが、往々にして、国益ばかりを追求してみたり、本音のところは、利害関係にばかり、目がいっていたりする。

こういう水準から、脱皮して、本当の楽しみを、個人も国家ももつようでなければならない。そういう社会にしたいものである。

方向性の確かさ。

2009年11月18日 09時46分55秒 | 思考試行
事業仕分けの中で、いろんなことが見えてきた。公開だからこその効果である。いくらでも、報道は捻じ曲げられるといっても、公開されている限りは、曲げようもないというところか。

いままでのいい加減さが、次々と暴露されていく。省庁間にまたがるところでの、無駄とか、象徴的なものがでてきている。縄張り争いの結果である。

また、自分達のショウエキしか見てこず、全体を見る立場ではない弱点が露呈している。

基金関係の返納も現れてきた。事業仕分け効果の総額が、中間点の現在で一兆円を越えてきた。

凄いとしか言いようが無い。さすが枝野氏はじめ、仕分け人面々の仕事ぶりである。

凄いといえば、堺屋太一さんの「凄い時代」の著書のなかで、改革の方向の提言に公務員制度に関するものがあって、まさに、今民主党政権の方向と合致している。

識者の見るところと一致していることは、その行動を後押しする有力な力となっている。そして、これに反対する勢力の真実の姿が浮き彫りになってくる。

面白い時代になったものである。

事業仕分けの成果

2009年11月17日 08時44分53秒 | 思考試行
「朝ズバ」で、事業仕分けの成果を、目標3兆円との対比で、マダマダという感じを演出していた。

公開で、質問者が質問、各省の役人が説明をする。説明の巧拙もあって、減額、廃止、凍結など、事業が仕分けされていく。

自民党政権時代とは、様変わりの場面が続く。官僚任せの政治家ではない。議員が仕事をしているという実感がある。いい加減な、要求理由だと弾き飛ばされる。

今まで、如何に杜撰であったかという実情が暴かれている。そのうちにドデカイ無駄が発見されないかと期待する。

そして、国民の生活を第一に考えた政治の展開を、期待する。そういう可能性を示している。

沖縄の基地問題も、筋を通していくプロセスに注目したい。民主党政権は、意外にシタタカで、アメリカの強引なイハクにも屈する気配がない。

どのようになっていくだろうか。予想以上の政権交代の効果に、驚くばかりである。

本当に、よく準備していたものだと思う。今は、官僚の抵抗、さまざまなサボタージュもホノミエルし、マスコミも従来の経緯から、足元がふらついている。

しかし、そんなものも、折込済みのように、事態は進行している。監視の目を配りつつ、油断なく推移を見ていきたいものである。

プロセスの中で。

2009年11月15日 14時47分55秒 | 思考試行
とにかくも、今はプロセスの真っ最中であり、完成された状態ではないのは確かであって、何事も、一喜一憂しても仕方のない話である。

手探りしながら、アンテナを巡らしながら、進んで行く他無い。

アメリカは、軍需産業をかかえて、そのためには、絶対平和主義など、望むべくもない。

恐るべきかなの、資本主義である。この状態からどうして、人間が共存していく状況を作っていくのか。

文化的に、科学的に、あらゆる人間の、能力を傾注して、来るべき世の中を構築していかなければならないのである。

人智の限りをつくして、どういうプロセスをたどっていくのか、それは、指導者達だけでは、うまくいかない。

すべての人民が、このプロセスに参加して、そのベクトルを、多様な文化、考え方を踏まえながらも、揃える努力をしていかなければならない。

地球環境の限界を知る時代のなかで、人類は、どういう行動をたどるのだろうか。個人が、その本音を発信して、大きなウネリを作り出していくことも、必要ではないだろうか。小さくても、倦まず弛まず、声を出していく。

へんな声に騙されないように、ヤケにならないように、その日その日を過ごしていく。世の中全体に、目を配りながら、個人としての生活についても、その視点から点検していこう。

記者会見でオバマ大統領は、ある質問を無視した。

2009年11月14日 00時22分20秒 | 思考試行
記者会見の質問の冒頭、ある記者が代表で質問した。一人で、多くの項目にわたって質問をした。

その中で、日本に対する、原爆投下の理由について、どう考えるか、という意味の質問があった。アメリカの大統領に対しては、発せられたことのない質問ではないだろうか。

非核をいう大統領が、この質問に、どう答えるのか、たいへん注目したが、大統領は、結局こたえることをしなかった。この質問の存在を無視した。

そのこと自体、オバマ氏の、限界を示しているが、戦争を早く終わらせるためだった、というような従来からきくような回答だと、本当に非核の世界を目指すというのは、マユツバとなるし、あのアメリカが、では人類の悲劇であったと、反省する、というかといえば、そんなことは、間違っても言いそうにない。

デリケートな、回答を要求されるところである。だが、ここで毅然として、こたえてほしかった。

オバマ大統領は、人道的な立場で、真摯に仕事にとりくんでいる思っていたが、この質問に回答しなかったことで、かなりな程度割引をしなければならなくなった。

これが、現状である。平和とか、戦争反対とか、非核といっても、本当にどれだけ真剣なのか、この質問は、ポイントを見事についたといえる。

記者会見直後のNHKのニュースでも、オバマ大統領が質問に答えなかったことに触れるかどうか、注目したが、ここでも、触れなかった。ここに、マスコミの限界も見えた。

まだ、始ったばかりなのである。人類が、平和に暮らすためには、まだまだ、高いハードルがある。


事業仕分けの快感

2009年11月12日 10時10分45秒 | 思考試行
公開で、事業仕分けが始った。ニュースでみるだけで面白い。

政権交代があったことを実感できる。レンホウさんの目つきがすばらしい。枝野氏の司会ぶりがいい。

ドラマ以上の雰囲気がある。今までの、いいわけめいた理由づけでは通らない。

エライ時代がきたものである。本当に必要なところに、予算がつけられなければ、ならないのは当たり前であるが、それが、いままでされていたのかどうか、密室のなかで、やられていたことが明るみにでているわけで、まさに、政権交代の目玉の作業である。

ごまかしの政治から、ホンモノの政治へと変わってきそうである。

どうなっていくのか、注目に値する。マスコミも、いい加減なことをしていると、置いてけぼりになる。

しっかりと、ニュースをながしてほしいものである。