ロシアのウクライナでの問題、北朝鮮のこと、韓国の客船事故、中国の台頭とアジア、日本国内では、貧富の格差のひろがり、福知山線事故の原因隠蔽。等々
福知山線の事故で、いまだにその影響から、心身の調子が優れないという人が多いという。事故原因が、本当の事故原因が語られ、そこから、改善していくという風になれば、事故で亡くなった人や、怪我をした方、そして、そのご家族も、新しいステップにはいれると思う。
たいへんな事故であったが、その問題点、これは、JRという一企業の問題だけでなく、日本社会全体に潜むものであることは明らかである。
利潤追求のためには手段を選ばない、企業、社会、政治の姿勢、本当に人間を大事にしようとする意識のない世界であることの証左である。
直接的には、若い列車の運転手がなぜ、危険を顧みず、カーブに猛スピードで突っ込んでいったのか。そこには労務管理の非人道的な実態がある。なぜそんな労務管理をするかといえば、社会の、企業の、儲けのためなら、なんだってするという、なさけない実態があるからである。
韓国の客船事故にも、そうした底流がありそうだ。これは、日本、韓国にとどまらず、中国にもロシアにも、地球全体にありそうだ。
広い視野で考えれば、問題は見えてくる。その問題点を明らかにし、問題を克服しようとするとき、人間は、ようやく、健康になっていく方向を掴んだといえる。