空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

不穏な国際情勢の中で

2014年04月30日 08時07分47秒 | 思考試行

ロシアのウクライナでの問題、北朝鮮のこと、韓国の客船事故、中国の台頭とアジア、日本国内では、貧富の格差のひろがり、福知山線事故の原因隠蔽。等々

福知山線の事故で、いまだにその影響から、心身の調子が優れないという人が多いという。事故原因が、本当の事故原因が語られ、そこから、改善していくという風になれば、事故で亡くなった人や、怪我をした方、そして、そのご家族も、新しいステップにはいれると思う。

たいへんな事故であったが、その問題点、これは、JRという一企業の問題だけでなく、日本社会全体に潜むものであることは明らかである。

利潤追求のためには手段を選ばない、企業、社会、政治の姿勢、本当に人間を大事にしようとする意識のない世界であることの証左である。

直接的には、若い列車の運転手がなぜ、危険を顧みず、カーブに猛スピードで突っ込んでいったのか。そこには労務管理の非人道的な実態がある。なぜそんな労務管理をするかといえば、社会の、企業の、儲けのためなら、なんだってするという、なさけない実態があるからである。

韓国の客船事故にも、そうした底流がありそうだ。これは、日本、韓国にとどまらず、中国にもロシアにも、地球全体にありそうだ。

広い視野で考えれば、問題は見えてくる。その問題点を明らかにし、問題を克服しようとするとき、人間は、ようやく、健康になっていく方向を掴んだといえる。


誰を悪者にするか

2014年04月29日 10時53分27秒 | 思考試行

韓国の船の事故は、その後の顛末をみていて、あちこちヤヤコシイ話があることに驚くばかりである。まずは、感情的にわあわあ騒ぐのは、どうみても普通ではないと思ってしまうが、民族性とあらばいたしかたなし。

そして、船の改造、過積載、行政の怠慢というか、見逃しがあるかもしれず、汚職の匂いさえする。そして、この流れからすれば、船長の逃亡、なんで首相が辞任するのか、わけがわからないが、さもありなんと、充分理解できる。

三橋さんによれば、韓国は壊れちゃっているみたいだが、まさに、いいようにハイエナの餌食になっているのも仕方がないように思ってしまう。

その内、日本もそうなるかもしれず、欲望のままに、あらん限りの知恵を動員して、蓄財にはげむハゲタカどもの存在が気になるところである。というか、すでに、ハゲタカどもの作戦はかなり成功しており、理屈の通らない利益収奪が横行している。すでに、かつて、違法、不法だったものを合法化し、力で弱者を押さえ込んできている。

悪い奴は、確かにいる。この際、悪事の数々をできるかぎり暴いて、いかに人をコケにし、貧困層が作られてきているか、そして、そこからどうやって、世界を変えていくのか、誰が悪者か、きっちりと見抜いていかなければならない。


富裕層優遇で富裕層はより豊かになるだけ

2014年04月28日 11時06分16秒 | 思考試行

低所得者を山ほどつくっておいて、富裕層優遇ばかりやって、景気対策だという。これにごまかされて、自民党がまだ強い。

そんな馬鹿げた話はない。低所得者に、おこぼれがいく、という説明だが、そんなことはない。とりあげる一方であり、おこぼれどころか、ますます吸い上げられて、貧困が次々とおそいかかっている。

昔は、努力するならば、それだけの効果があった。理不尽に低賃金に追い込まれているのは、支配機構の強いところであり、それと闘い、戦いとってきたところも、いつの間にか逆襲にあって、貧困に陥ってしまっている。

どこかで、この状況を粉砕しなければならない。いつ誰がやるのか。

安部クンもオバマくんも、まともには出来ていない。どうやら、大きな財産をもち、のうのうとしている連中から、はきださせなければならないのに、それをやらないから、問題は解決できないということだ。

年収2000万円、一億円でもいい、このラインをこえたら、全額、税金でとりあげ、それを貧困層にまけばいい。国際的な援助に回してもいい。それぐらいのことはできるだろう。


もう帰ってこないかもしれない

2014年04月27日 19時48分19秒 | 思考試行

猫の調子が変だというので、休日に開いているところを調べて連れて行った。入念な検査があって、さらに検査しないと解らないところがあるという。それには、費用が大層かかるという話であった。

行く前、猫はケージに入りたがらなくて、猛烈な抵抗であったのを、無理やり押し込んで、なんとか動物病院へ行ったのであるが、人間同様の扱いをしてくれるのはいいが、これでは、とても財布がもたない。

元気だった猫は、検査、検査で、帰りはぐったりしている。帰宅して、ケージから出すと、外へ出たいという素振り。要求どおりにしたものの、今だにかえってこない。

いろいろ、いじられて、疲れもでたようだし、何より、こちらへの信頼も壊れてしまった模様である。検査費用も安くはない。なんで連れていったんだろうという結論になった。

天命に任せて、自然のなすがままにする他ない。そんな出費を平気でするのなら、人間社会のあちこちに、寄付すべきところもあるだろうに、ということである。

 


本当に神は存在すると思っているのか?

2014年04月26日 23時06分40秒 | 思考試行

人類の歴史のなかで、宗教が何をしてきたかといえば、社会秩序とか、支配機構の維持だとか、人々をしばりつけることにあったといえる。

宗教の名のもとに、無実の人々を、弾圧し、殺し、幾多の殺し合いを続けてきた。人間の作り上げたドラマのなかの、キレイごとの部分と、残酷さを背景にもって、個々人に強い影響を行使してきた。

宗教の教義は、時代によって、変化しているに違いないが、今や、普通に考えて、神がいるなんて、真面目に考える人は、もはや少数派であろう。

本気で、神はいると考えている人は、人畜無害であればいいが、多分、あまりいい影響は与えてはいないように思われる。

事実を見ようとはしない、テクニックで、人生を生きている。前提条件がおかしいから、クルイが生じてくるのである。

だが、本当に真面目な信仰をもっている人に対しては、私は、、自分にはわからない、とこたえるだろう。だが、そんなものはいるもんか、というのが本音である。

 


悪知恵のある人との付き合いかたは?

2014年04月26日 17時21分43秒 | 思考試行

世界の歴史から、何を学ぶかといえば、侵略者のひどい仕打ちと、現地の人の良さである。欧米は、力が強く、世界各地で、人の良い現地人をいいように支配し、資産を奪い、生活をそこね、好き放題、やりたい放題をしてきた。

それは、黒人奴隷売買、現地文化の破壊、文化遺産の略奪などなど、政治的にも、経済的にも、残酷極まる仕打ちであった。そして、いまなお、その後遺症があり、なおかつ、その仕組みを温存している。

さまざまに、「仕組み」を持ち込み、合法的に、支配をゆるめることなく、強化しようとしている。あらゆる企みを、絶やさず、次々とトライしてくる。

不利とみれば、何事によらず、自分の都合のいい、ルール変更に持ち込む。この悪知恵に、残念ながら良心的な対応では、太刀打ちできない。

彼らより、よりしたたかであるには、どうすればいいのか。まずは、彼等の本音を見抜くことであり、その不当性をきちんと把握することから始まる。その上でなければ、どんな策も意味をもたないことを、まずは知るべしである。


アメリカのゴリ押しに理はあるのか

2014年04月25日 16時11分40秒 | 思考試行

自国の農業が壊滅する協定をのめないのは、当然と思えるが、それでも力でゴリ押しをしてきているアメリカのやり方は、横暴としかいいようがない。

そして、自国の自動車については、売りやすいように、日本の安全基準などを緩和せよというのだから、話にならない。それで、いうことを聞かねば、尖閣問題をおろしてもいいのか、と言っていたという。

ほかにも、いろんな課題があって、これらを迂闊に、呑んだりすれば、まさに、韓国のように、植民地みたいになって、多国籍企業が韓国国民をいためつけている状況になりかねない。韓国国内には、税金もたいして支払うことなく、国民の働いた成果は、国外へ持ち逃げ状態という。

すでに、多くの銀行、サムスン、現代など、代表的な企業も、外資の支配下にあるという。

日本だって、彼等の餌食になりかねない。油断できない。しかも、交渉は、「ちちんぷいぷい」のコメンテーターの先生が言っていたが、英語でやるとのこと、これは、ハンデがあって、たいへんである。敗戦国というのは、こんなことになるのだ。

アメリカの国情が、はたして世界の模範となるようであればいいのであるが、銃は自由に持てるわけだし、貧富の差も激しい。人間にとって、住み良い国とも思えない。弱肉強食を是としている国である。

どこの国ともケンカなどしないほうがいいに決まっているが、こんな世界情勢の調子のなかでは、昔の日本をとりもどそうという、動きに拍車がかかってもおかしくないし、そうなれば、戦争へ突入の可能性さえあるような気がしてくる。


労働者を締め付けた結果の事故ではないか

2014年04月25日 09時20分50秒 | 思考試行

福知山線の事故はなぜ起こったのか。なぜ、若い運転手は、そんなに急がなくてはならなかったのか。転覆、脱線するほどのスピードで。

なぜなのか。そこのところが、ほとんど触れられない。裁判は、カーブの安全性について、社長の認識があったかどうか、などと、本質を外したものになっている。

なぜ、運転手が急がなくてはならなかったのか。ここを、マスコミも突っ込もうとはしない。若き運転手は、事故で亡くなっている。本音は、生の声としてはきけない。だが、状況が全てを物語っている。

なぜ、急がなくてはならなかったのかである。

そこには、犯罪的な厳しい懲罰的な労務管理があった。ここにこそ、問題の本質がある。若き運転手を、急がせた原因がある。労働者を人間扱いしない、ひどい労務管理が背後にあった。

彼は、そのために急がなければならなかった。とすれば、どういう労務管理だったのか、若い運転手の心理がどのようであったのか、経営陣の労務管理についての考え方はどこからきていたのか、などなど、組織としての問題点が浮き彫りになったはずである。

ポイントを外した裁判をみていると、事故の本質がなにも明らかにされていないことが、明らかであるのに、それ自身が問題にしようともしないところに、日本の病根の深さを感じる。


強欲資本主義はどこまではびこるか

2014年04月24日 11時49分20秒 | 思考試行

残業代ゼロの話が出されてきた。当該労働者の同意が必要ならいいのではないかということだ。同意しないものは、雇用者は雇わないし、嫌ならやめてくれと言われるのだから、同意なんてなんの意味もない。当然ながら、同意しないと労働者は生きてはいけないのだ。

奴隷社会の到来である。儲けのためならなんでもする、誰かが儲けて、そのおこぼれが庶民の方に流れてくるのだから、それでいいというわけだ。

そんなおこぼれを、頂戴しなければやっていけないなんて、おかしい話である。生きるために必要なものを作り出し、もっとも苦労して、働いている人々を、おこぼれの対象だというのか、バカタレが。

労働者は、極限まで追い込まれ、ヨーロッパで、ついに闘いに立ち上がった、その結果獲得できたのが、労働時間の短縮であり、その他の労働基準法制なのである。それが、世界の常識となった。だが日本は違う。先の大戦で敗戦となって、まさに外から与えられたのである。

日本の労働者の自らの力で、こうした権利を勝ち取ったわけではない。ここにひ弱さの根本がある。人間的に生きるとはどういうことなのか。最初から勉強しなくてはならない。泣いているだけでは、問題の解決はないのである。

バカタレどもは、資本を左右に動かし、世界の紛争を作り出し、武器を売り込み、とにもかくにも、最終的には自己利益を目的とし、ありあまる財産を確保することが、かれらの人生目標となっている。

その犠牲者が、若者、学生、弱者であり、さらに雇用条件を悪化させられれば、弱者層はひろがるばかりである。公教育の破壊、博打場の建設、この世の中をどう変えていくのか、ここは、政治の力しかないが、そのためには、庶民の力を政策化し、政治権力をにぎりながら、この構造を根本的に変革しなければならない。

以前から、マスコミに登場する労働者代表のような顔をしている労働組合など、言葉は、勇ましいが、資本の別働隊であり、子分にすぎない。

本当の闘う組織ではない。目くらまし、欺瞞、策略、こうした現状のなかで、労働者が、どう戦っていくのかが問われている。

 


同一価値労働同一賃金

2014年04月23日 08時07分31秒 | 思考試行

放送大学「欧米の社会福祉の歴史と展望」の科目の中で、スウェーデンの社会福祉の現状、展望が、テキストの1章から3章まで、掲載されている。

そのなかで、雇用政策の日本との違いが顕著にでていたのが、目新しかった。双方とも、失業率は低いのだが、日本の場合は、現状を維持しようとしているのに対して、スウェーデンでは、労働運動によって、同一価値労働同一賃金の考え方が追求されてきており、賃金政策としているため、停滞している業種から、効率よく元気な業種に、労働力が移行していくのである。

効率の悪い、元気のない業種は、賃金が払えないから淘汰されていく。非常に明快である。日本のように、効率の悪いところは、悪いなりに、賃金を下げて、現状維持をはかると、いつまでも問題の解決はのぞめないということになる。

この移行をスムースにするために、職業訓練などの公的な制度が充実しているのである。人間を考え、大事にしている思想がよく出ている。

その結果、財政赤字に苦しむ日本に対して、スウェーデンは、高福祉高負担ながら、成長を続けており、財政は黒字なのである。

政界各国で、社会福祉の制度は多様であるが、各国の教訓を取り入れて、よりよい社会福祉制度を構築したいものである。これも、国民の一人ひとりの力の反映ということだろう。


残業代もなくなる

2014年04月22日 10時56分57秒 | 思考試行

ついに、労働基準法の根幹ともえいえる、労働時間についても崩される事態が近づいている。残業代ゼロでも、労働者ははたらかなくては生きてはいけない。いくら、本人の同意が必要だといっても、雇う側と、雇われる側では、力関係が違う。

そのため、戦後、「民主主義」の世の中となって、労働基準法が機能してきたのである。週40時間労働となって、それを越えたら、残業代が支払われる、それが、低賃金を支える側面もあった。

強欲資本主義は、それでも飽き足らず、ついに、この聖域にまで踏み込んできた。憲法9条も、解釈で意味をなくそうとする政府である。もうなんでもありである。

いままでだって、残業不払いについて、常に問題になってきた。これが合法化されるとなれば、奴隷時代に逆戻りである。労働者はどこまでコケにされるのだろうか。もはや、反撃するバネも壊れてしまったのだろうか。

格差を広げて、それを快感と思う人間がいる限りは、こうした現象はどこまでも続く。彼らが満足するのを待ち続けても、彼らは、満足することはない。人が苦しむ姿をみて快感を覚える連中なんだろう。彼らは、頭がいいのではなく、狂っているのである。いつ、これが是正されるのだろうか。

やはり、当事者が立ち上がる他ないのだろう。要は、力関係なのである。ここは、共産党の力を伸ばすしかない。共産党には、総合的な、方策を作り上げ、合理的な政策を提案してほしいものだ。

 

 


宇宙のはじまりが見えた?

2014年04月21日 11時15分50秒 | 思考試行

今朝の、朝日新聞朝刊に、「見えた宇宙の始まり」の記事がでている。読んでも例によって、イメージがわかないし、学者が興奮しているときいても、理解できない。おそらく書いている記者自身も、わからないのではないか。

始まる前はどうだったのかといえば、今のような宇宙があって、それが、収縮してまた、爆発というようであれば、それはそれで理解できるが、・・・小生は、そのように考えている。宇宙は、収縮、爆発、拡大、収縮・・・を繰り返していると思っている。

が、そんな証拠が見つかったわけではない。とりあえず、爆発があったということが、わかったというのであれば、それはそれで、小生の感じるところと矛盾しないが、その前が、今と同じような宇宙があるといっても、なんだかしっくりこないのも事実である。

宇宙の時間は、人間からみれば、壮大な時間であって、いうまでもなく、人類の歴史などは、まさに短い短い、時間にすぎない。始まったばかりであるにもかかわらず、さまざまな問題をかかえて、おそらくは、いつかの時点で、その存在は消えてしまう可能性大であると感じている。

馬鹿げた争い、ものごとに対処できる能力も不足している。さまざまに、進歩してきたのも事実であるが、どうしても、のりこえられない、根本的な知恵不足は否めない。

失望を誘う事件が次々とおこり、学ばない人類達である。それを克服していけるのだろうか、崖っぷちに立っている気分が続く。


ごまめの歯ぎしり

2014年04月20日 14時12分03秒 | 思考試行

いくら悔しがっても、とどかない。そんな思いにとらわれる。打てば響くようには、世の中反応しないし、有利な奴はいつまでも有利で、一旦不利になれば、これを覆すことは、不可能と思われるほどである。

だが、少しずつではあるけれども、世の中、進歩し続けているとみたい。それは、支配層の思惑通りに進行している可能性が強いのだが、それとは、わからないように、条件整備がされ、仕組みの糸が張り巡らされ、飛び出た虫はとらえられ駆除される。

刹那的な娯楽を支給され、みずからに枠をはめこんで、生きていく。周辺のうごきのなかで、本質が露になって、ときおり、耐え難い、侮蔑を受けながらも、やりすごし、とりあわず、無視して、だましだまし生きていく。

あちこち教祖がいて、支配機構の番人となり、きらびやかな装飾品で目くらましを実行する。みごとにはまる善男善女。各界各層にはりめぐらされた常識が、いつ化けの皮をはがされることになるのだろうか。

 


人間として心ある生き方をしているだろうか

2014年04月19日 19時56分12秒 | 思考試行

ドライに割り切って、ものごとに対処する人は、良さそうにみえる。ビジネスの世界ではそうでなくてはならない、とされているようにもみえる。

これは、しかし、人間として、立派であるとは言い難い。こんな人間ばかりになるとしたら、そんな世の中は生きるに値しないつまらない世界である。

では、お互いが、深い絆をもって、支えあっていくことが最善だろうか。やりにくいことに、それも息がつまりそうになりかねない。

どないせいちゅうねん!とつっこまれそうだが、時に、親しくつきあい、時には個別に過ごしたいと思う。結構きまぐれであり、自分で自分がわからなかったりする。

心の奥底に、人間は、深いものをもっていて、そのものに、自覚的に確信をもっているようでありたい。どんなことがあろうとも、動じることなく、自分自身の世界をもっているとすれば、それは、ほぼ、満足のいく人生となるのではないだろうか。

長年付き合ってきた人が、ドライで、人間関係の機微にまったく関心のない人物であり、学歴とか就職した会社であるとか、そんなものを背景にしながら、人を軽くみていることが判明した。

いままで、気づかなかったのは、ただただ、恥じるほかないが、これからは、よくよく観察しなければならない人物であることがわかったことは、幸いである。


やりなおすこと

2014年04月18日 09時57分12秒 | 思考試行

失敗すればやりなおす。成功するまでやれば、必ず成功する。どんなことでも、そうなればいいのだが、ときにはそれではうまくないときもある。

だが、たいていの場合は、粘り強くやりなおすことが成功への道である。そうした努力なしには、目標は達成できない。技術的なことはとりわけそうである。失敗こそ、成功へのかかせないプロセスである。

何事をするにも、そういう気分でいると、焦ることはないし、地道に努力することが苦労ではなくなる。今朝の「あさいち」で、ゲストの綾野剛が、デビュー作品で、23テイクを要求された話が出てきた。

そのときの監督が、インタビューに登場し、「鍛えた」ことを述べていた。それを、キチントうけとめている俳優であると思った。

そこには、失敗を成功へとつなげる、プロセスがあり、本人の心構えの変遷がある。人生を味わううえで、大事なポイントを把握し、これから、ますます大きな俳優になってくれることだろう。