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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

買収、供応

2012年08月31日 10時07分39秒 | 思考試行

経済的に、相手を支配し、自分の影響力の維持を計る。常套的な手段であり、一般的な手法である。今もなお、主要なテレンテクダの一つである。

社会的には、創価学会公明党が、自らの機関紙を自前で印刷せずに、各大新聞に発注していることは、有名だが、これも、一種の買収として、大新聞の口を封ずる手段となっている分かりやすい例である。

およそ、秘密にしたいことは、どこの組織にもあるのかもしれないが、何が公正であるとか不正であるとかは、自由に報道できるようになっていることは、健全な社会としての条件であろう。

秘密のベールにつつまれて、組織の内実にふれることが、タブーになっているようでは、いずれ深刻な病根となるに違いない。組織のタテマエとホンネが見えるようになっていないと、国民は騙されやすく、利用されることになる。

創価学会は、宗教を通じて、大規模な、権力の掌握を目指している。大阪でいえば、区役所のごとく、その単位で、「〇〇文化会館」の施設を有している。

極端な排外主義、セクト主義がどのような形で暴走するのか、不安な思いで見ている。視野がせまく、思い込みに固くガードされたとてつのない「自信」に溢れた姿勢が、創価学会員の特徴のように思う。

この「自信」が、不健康にみえる。

 


結局は権力争い

2012年08月30日 11時14分22秒 | 思考試行

本当に、国民生活を第一にしているのだろうか。わざわざ政党名にした小沢氏もどうやら夫人との経緯などの話から、まともに国民のことを考えているとは思えない。

自公も民主も同罪といえば、それまでだが、自民党は特にひどい。民主は、実力を出せないままに、このまま政権から離脱しそうだが、政界に新風をおこした功績はある。そして、いろんな改革も実現した。自民党ではできなかったことである。

さて、これからはどうなるのか。維新がどうなるかにもよるが、安倍さんを党首になどと考えているようであれば、国民にとって、そんなに期待できるものではない。

バクチも好きで、コスプレも好きで、そして、右よりでとくれば、警戒しなければならない。橋下氏は、それでも政治家としての実行力は認めざるをえない。迫力がある。自律している感が強い。

みんなの党が、分裂してしまったのは、迫力の違いだろうか。渡辺さんも少々かすんでしまった。いずれにしても、政界は、相当変化しなければならない。理不尽ないじめのくりかえしを、いつまでやっているようでは、話にならない。


雨が降ったら傘をさす

2012年08月29日 11時04分12秒 | 思考試行

古い本だが、経営者に「一日一言」という題で、原稿をもとめて、PHP研究所が出版している本がある。その中に、松下幸之助さんが書いている一文の見出しである。

仕入れ値より、安い値段で売っていれば、商売は成り立たない。雨が降れば傘をさすように、やるべきことをやる。それが、ビジネスの姿勢であるとする。

一代で、築いたその仕事の成果は、実に簡単な原理にある。松下氏の生涯は、ドラマにもなり、その人となりは、よく知られている。その成功は、自然の流れのようにみえる。

やるべきことをやる。簡単に言うが、それができない。努力家であり、工夫があり、そして、健康な価値観がある。氏が創立した松下政経塾から、今、多くの政治家が生れてきている。

政党は違っても、従来の政治家とは、すこし違う。いろいろ批判もされているが、昔のようなふんぞりかえっているようなタイプはいない。明らかに、変化の兆しはある。

野田首相も松下政経塾の出身だが、国全体のことに関心があって、民意については、無関心とまでは言えないが、頓着はしていない姿勢があらわである。毎週の民衆の大運動にも動じる様子がない。代表と会うというパフォーマンスもしたが、血の通った会見ではない。

意見が違うのだという姿勢を隠そうともしない。社会主義ではなく資本主義の現在では、民衆の意志や生活は、雨が降ったら、どんな傘をさせばいいのだろうか。


中国は大人だろうか

2012年08月28日 10時01分49秒 | 思考試行

ふり幅が大きくて、ゆったりしたところが見えないようにみえる。とても安心できる相手ではない。民主主義が根付いていない。ただ、政治を担う中心人物の選定の仕方は、選挙制度よりも、効率的で、しかも、適切なのかもしれないともみえる。

政治を担う層が、いくつもあるかのようにも思える。一枚岩とは思えないのである。システム全般が、成熟しているとはいえず、公正さに疑問がある。それは、日本でも同じだろうが、今改善の途上にあるのだろう。

中国大使の車両の、日本国旗がとられている。車で追い掛け回され、あげくに、急停車を余儀なくさせ、そこで、車についている国旗を奪い取ったという。

如何にも、低レベルで、しかもどういう人物が犯人なのか、報じられないから不明だが、この国の国情をよく示しているのではないか。

こんなことをして、なんの意味があるのかと思うが、それほど、日本は憎まれているということなのだろうか。こんなことが続けば、中国に対して、いい印象など、もてるはずがない。


「論語」を久しぶりに拾い読みした

2012年08月27日 11時11分37秒 | 思考試行

孔子は、いうまでもなく紀元前の人である。しかし、人間の生きる道について、古い昔から語られていながら、普遍的なことがらが、とり上げられており、内容的に、古さを感じさせない。

江戸時代には、教養として、論語の素読が行われていて、子供の時から、意味もわからないのに、仕込まれていた。それが、徐々に意味を理解するようになり、さらに血となり肉になって、江戸時代の武士のバックボーンになっていったようだ。

宗教的ではなく、神や仏は出てこない。そこには、論理があって、かたくなでなく、柔軟であり、冗談もでてくる。日本には、この「論語」的資質が、いまだに生きているのではないかと思いたい。それは、東北大震災の際に、落ち着いた行動などに表われているのではないだろうか。

もちろん、日本人の行動様式は、そればかりではなく、ほかの要素もあるだろう。ただ、こうしたベーシックな人間の生きる道のようなことは、従来、常識的であった。

ところが、金儲けこそ唯一の目標だなどというヤカラが登場してきている。こうなれば、世の中は闇である。もっと基本から、人間というものを考えていきたいものである。


「ステキな金縛り」は名作だ!

2012年08月26日 09時13分03秒 | 思考試行

昨日、WOWOWでやっていた。映画館でみたから、今回が二度目。やはり、見落としがたくさんあって、今回で、はじめて「鑑賞」できたかな、という感想である。

作中でも、あの世の検察官がでてくるが、昔の映画を見せることによって、便宜をはかってもらうという筋書きがある。何度もみることの重要性、楽しみをようやく理解できるようになった。

そのことは、何度も書いているが、最近では、それを意識してみるようになっている。何度もみるという「ワザ」をこれからも磨いていきたい。

三谷作品は、かなりの数を見てきているが、この作品もまたすばらしい。俳優の演技の技術はもちろんのこと作品全体の完成度の高さがすごい。最後のシーンには、涙を誘われた。なんと、前回は、このシーンをすっ飛ばしていたみたいで、記憶にはなかったのだから、何をみていたのだという水準である。

最後のエンドロールにも、その後のドラマ展開がスチール写真で出ていて、結婚、妊娠、子供、そのそばには落ち武者もいる。なんという気の配りようだ。


オオカミが可愛いという少女

2012年08月25日 10時40分33秒 | 思考試行

昨日の探偵ナイトスクープで、オオカミがかわいいという少女が登場した。動物園のオオカミをみて、可愛いという。触りたいという。

北海道に、オオカミを研究している人がいるというので、そこへ行く。野生のオオカミは、やはり触れないということになったが、この研究者のところで産まれたオオカミがいて、そのオオカミと対面する。

研究者は、餌やりを少女とともにしながら、少女の様子、オオカミの様子を観察していたらしい。結果的に、まったく、少女が怖がっていないことから、ゴーとなった。

餌やりの様子は、すさまじく、さすがはオオカミで、固い骨もバリバリと噛み砕く。迫力がすごい。これをみて、たじろがない少女。可愛いを連発している。

そして、オオカミとの触れ合いとなった。研究者、オオカミ、少女、探偵の成器が同一平面にいる。その画面自体が緊張するが、なんと、少女は臆することなく、オオカミと触れ合う。オオカミはぺろぺろと少女の顔をなめまくる。

人間というのは、すごいものだと思う。可愛いと、本気で思っている少女。そこには、微塵も恐怖心はない。噛まれても構わないとも言っていた。それをみて、同行した母親が涙する。

昨夜のナイトスクープは、力作ぞろいで、船酔いを一発でなおす、町おこしのために、ロッククライミングをする天才町民の登場と、なかなか面白かった。娯楽番組であるが、「人間の本質」にせまっている。


領土問題

2012年08月24日 09時26分50秒 | 思考試行

狭い地球で、ちまちまと領土争いをしている姿は、みっともないが、いずれは、国などなくして、それぞれが協力しあう関係であるようになることを望むばかりである。

そうはいっても、現実に、領土をめぐって何らかの解決が必要である。どうするのか。小さいイザコザから、お互いに、なんのプラスももたらさない大きな紛争になるのは、ありえる話で、お互いが、自分の主張をくりかえし、どうしても譲れないとするのは、得策ではない。

領土問題の背景には、歴史的な問題の認識について、違いがあって、そこに原因がある。隣同士というのは、とかくケンカになりやすいが、違いを確かめ合うことが難しいことにある。

そこで、どういう知恵をはたらかせるか。たとえば、クラッシク演奏会を共同でやるとか、純学問的な、歴史の解明などの研究活動など、ゼロからの交流を試みてはどうだろうか。

最終的には、武力で解決してきたのが歴史であり、強者の意志が、弱者を抑え、滅ぼしてきた。この現実は、今もなお続いている。そこから、どのように解決にむかうのか。人間の進歩が、どこまできているのか、まことに現実的なテストである。


原発にたいする意見の変化

2012年08月23日 09時09分04秒 | 思考試行

ゼロ、15%、25%と数値を示して、討論会をしながら、国民の原発に対する意見を政府は調べてきた。結果は、ゼロが増えて、過半数に近づいた。

毎週、抗議行動が首都東京で続けられ、昨日、ついに、代表者と首相が会見した。同じ日に首相は、原発賛成派の経団連の代表とも会っている。

いろんなエネルギー源の可能性が言われているが、それほど、簡単でないようで、はたして、国民の意見どおりに、原発をゼロにできるかどうかは、不透明な感じがする。

自民党が政権に戻れば、原発はゼロにしないだろうし、政権交代で、いくつかの国民目線の政治が実現したのだが、参議院選挙による敗北で、大部分は、水泡に帰した。菅さんが、消費税の話を持ち出さなければ、おそらくは、参議院選挙でも勝利できたろうに、手順の間違いであった。

充分に議席を獲得したあとに、政策を実現し、自民党の利権構造を打ち砕いて、国民主権の態勢ができた可能性があったのに、残念なことであった。

今や、邪魔に次ぐ邪魔をされて、民主党は分裂を余儀なくされ、支持率はガタガタとなってしまった。それでも中味のコアは生きている。この芽を大事にしたい。政権交代は、意味があった。

この原発に対する、意見の集め方は、いかにも民主党らしい。好ましいのである。


「あめま」の意味は、違っていたようだ

2012年08月22日 08時22分07秒 | 思考試行

間寛平さんの、「あめま」ギャグは、小生がいうような意味がなかったようだ。あんまり、意味を持たないようなことば、だったらしいのだが、考えてみれば、そんなに理屈ばっていては、ギャグにはならないのかもしれない。

それでも、後付で、そういう意味を持たせたとすれば、それはそれでいいのかもしれないとも思う。言葉というのは、組み合わせみたいなもので、そこにどんな意味があるのか、ないのか、どうとでもなるみたいなところもあるような気がする。

一言が、人生を狂わせたり、また、生きる力を与えたりする。人間が、ここまで、社会を築きあげてきたのはあきらかに、言葉の力がある。言葉によって、意思の伝達、記録、思考の積み重ねが可能となって、工夫の成果が形となってこの社会を築いてきた。

多くの、意味のない言葉もあったのかもしれないが、思いもかけないところで、それらも、意味が生じて、相互に作用しあっているのかもしれない。


ちょっとした非日常

2012年08月21日 14時39分08秒 | 思考試行

たまに一泊旅行をすると、いつもとは違う環境に身を置くことになる。街並みや、風景が違うと、時代を遡ったような気がしたり、さびれた温泉地の風景に激しいショックを受けたりする。

華やかな時代があったろうに、今や、どのようにして、町が維持されているのか、見当もつかない。温泉地のなかで、「生きている」宿は、数えるほどしかない実態をみせられると、なんとかならないのかと、思わせられる。

廃墟になった建物が、そのままになっている。利用する目途がたたないままに、もう何年も放置されている風情である。

そういう建物が何軒もある。これをまとめて、うまくやることはできないのだろうか。土地があり、といっても耕作地ではないが、建物があり、何らかの手をいれれば、利用可能なものである。

少子高齢化の波は、こういうところにも影響があるのかもしれない。もはや、国内の人間だけでは、こうした資産を生かす術がないのかもしれない。

となれば、移民の受け入れも必須のように思える。新しい考えかた、技術、アイデアを総動員して元気な地方になってほしいものだ。


話が通じない

2012年08月20日 08時55分28秒 | 思考試行

これを放置すると、誤解が生じ、争いへと進む。日常生活では注意を要する。ただ、相手がわざと仕掛けてきているようであれば、こんな手合いをまともに相手にすることはうまくない。

さける、逃げる、対抗する、・・・いずれにしても、迎合したり、協調しようとすれば、相手の無理を通すことになる。道理を通しながらの対処に心がけなければならない。

ところで、最近の島をめぐっての、ロシア、中国、韓国などとのイザコザや、従軍慰安婦問題など、丁寧な話し合いができているのだろうか。

複雑な論理立てになっているのか、それとも、経過についての認識がちがうのか、無理を承知で、ごり押しがなされているのか、この辺の事情が詳らかではないように思う。

日本政府側の主張が、国民の間でも、相手側にも伝わっているのかどうか、相手側の主張はどうなのか、そして、それらをやりとりする場があるのかどうか、が明らかにされなければならない。

国際的な、主張の広場があって、そこでの公開された話し合いがされるようになれば、無用な争いは、相当軽減できるのではないかと思うが、そんな習わしはなさそうだ。人間社会は、まだまだである。


変化のなかで

2012年08月19日 15時43分17秒 | 思考試行

日々、様子は変わり、一日として同じ日はなく、それでいて、変わり映えのない日常生活のように錯覚する。

しかし、日々、味わうようにみるならば、細部にわたって、変化しており、空の色を、空気の具合も、今までにない一日なのである。

昨日は、激しい雷鳴がとどろき、落雷のために、亡くなった人もでた。不条理、理不尽としかいいようがない。こういうときに、それを思い知らされる。

何があろうとも、世の中そういうしくみであって、多くの対策をこうじたとしても、万全はありえず、不条理、理不尽にも命を奪われることがあるのである。

コンサートの始まりを待っていた人々の上に、落雷したという。長居公園は、何度も行ったことがあり、新聞に落雷箇所が示されていたが、イメージできる場所である。

なぜそこだったのか、合理的な理由は、まったく示せない。それは、たまたまであり、理屈はない。そのときの上空での雲の位置など、すべては偶然の話である。

さりとて、世の中、すべては偶然であるから、人間の努力は、意味がないとはいえない。不条理のなかで、よかれと思う術をつくすほかないのである。


外交問題

2012年08月18日 11時45分49秒 | 思考試行

周辺国からの揺さぶり、が激しい。韓国、中国、ロシア、いずれも虎視眈々と自国の利益を追求するべく、ゆさぶりをかけてきているようにみえる。

こういう動きに対して、昔なら、こんなことにはならなかった、と思う人が必ずいるだろう。そして、憲法9条の存在を忌々しく感じているだろう。しかし、こうした揺さぶりに対して、どう反応するかで、世界の動きにも関係してくる。

中国の動きは、とりわけ注意を要する。この国は、指導部が本当に一つだろうか。軍部は、別の頭をもっているのではないだろうか。

韓国や、中国の国民感情も、長期にわたって敵対的でありすぎるようにも見える。近隣の国は、歴史的にも抗争の時代があり、被害意識は消えることがないようにみえる。

これらの大方の印象は、格別に調べたわけでもないので、マスコミ報道によって、この認識は、作られたものである可能性がある。事実と符合するのかどうかは、不明である。

それでも、また、中国が反応して、中国にいる邦人に難くせをつけたり、輸出入について細工をしてきたりすれば、それは、中国に対して、深い絶望感にとらわれそうになる。

本当に程度が低い、という印象をもつ。はたして、それで正しいのだろうか。

 


時のすぎる速さ

2012年08月17日 10時10分46秒 | 思考試行

どんどんと、時は過ぎる。お盆がすぎれば、秋はすぐそば。カレンダーの残り枚数は、あと5枚。はやくも後半部分に入っている。

放送大学の科目登録が、始まっている。今月末が締切である。昨日、はやばやと登録した。今は、放送大学のホームページから、在学生は登録できるので、簡便である。

生活と福祉コースから、循環器病の健康科学、家族のストレスとサポート、感染症と生体防御の3科目を登録した。

いつのまにか、放送大学とのつきあいが長くなり、これもまた、時のすぎる速さを痛感させられる。いつの間にか、20年は経っているのである。

少しは、教養らしいものがついたのだろうか、その場その場で、単位認定テストをクリヤしてきたのだが、忘却の力は衰えをしらないから、キレイサッパリ感があって、まさに、賽の河原の石積みである。

それでも続いているのは、毎回新しい内容にふれることができることであり、いや応なく謙虚になれることだろう。