戦争はしてもいいものだろうか。決してしてはいけないものだと確信している。今も世界中で揉め事は耐えない。武器をもって、争い続ける人間たち。これは普通の状態だろうか。
日本が、先の大戦後、戦争に巻き込まれること無く来た。正確には、そうではないかもしれない。アメリカの戦争協力をしてきたことは否めない。基地を提供し、兵站の役割をになってきた。
それでも兵士として、国民が徴兵されることはなかった。自衛隊があるけれども、これは、徴兵制ではもちろんない。だが、就職先がなくて、あるいは、自衛隊を選んだ人もいるかもしれないが、とにかく自分の意思に反して、戦争にいくことはない。憲法9条の力である。
だが、憲法が変わって、自衛隊が合法となれば、これは、徴兵制にもつながりかねない。そして、戦争そのものが、選択として、紛争解決の手段となるのだから、戦争をやらない、という意思から、やるときはやる、となってしまう。
これは、たいへんな変化である。それを自民党は隠している。こんどの選挙でその道が開くかどうかの境目にいる。そのことを、マスコミも語らない。今、たいへんな時期にいる。戦争をする決意をするのかどうかである。その入口にいるのである。おそるべき改憲勢力の企みを、国民はみぬくのだろうか。