インターネットで、かなりの情報が流れていて、新聞、テレビをみるだけでは、世の中のことは、何もわからないといっても過言ではない。
選挙が近いというわけで、早速、あの党は、一斉にポスターを貼り始めている。活動家というのではなく、普通の住民が自らの家にはりだすのである。昨日散歩していたら、老人と娘、あるいは、嫁さんか、二人で、家の壁にポスターをはっていた。
おそるべき組織力、行動力である。彼らは何によって、結びあっているのだろうか。昔、よく聞いたのは、ご利益がある、病気が治った、などの話であったが、今や、どうやら、日常生活における「助け合い」のようなことが中心になっているのではないだろうか。
彼らは、挨拶しあったり、集会に参加したり、いずれにしても、「触れ合い」を実践している。それで、指導部が右といえば、サッと全体が動くのである。
そして、今や、官僚、警察、司法、医療、芸能界、にその信者達がいて、さまざまに連携している。マスコミは、この組織をめぐっての、深い取材はおこなっていないようだ。とくに、さまざまな疑惑、問題には絶対にふれない。
この教団には、潤沢な財政力がある。マスコミは、広告収入によって成り立つ。ここを抑えて、言論を封じ込めているのである。どこも、この広告収入を無視できないようだ。従って、この教団の真相を探ること報道することは、タブーとなる。
ところが、インターネットには、膨大な疑惑、問題が流されている。今のところ、これを止める手段がない。これを止めることができるようになれば、教団としては、やりたいところであろう。
伊丹十三監督が「飛び降り自殺」した。東村山の市会議員が「飛び降り自殺」した。ということになっている。しかし、その背景には、この教団と暴力団との関わり、の疑惑があるという。
かつて、盗聴事件があり、レイプ事件の疑惑があり、裁判になった。多くの疑惑に満ちている教団である。この教団の支持というか、子分格の政党では、元委員長の二人が、とんでもない目に合わされている。
こんなケッタイな教団が、おおいばりで、庶民を動かしている。恐るべき状態である。そんな政党が、自民党と手を組んで今や与党である。
だが、これらの問題点は、いわゆる表の舞台には出てこない。真相を明らかにしようとした人は消されていく。こんなことは、いつまでも続けられない思いたいが、どこかで、何かが始まらないと動かない。誰がそうするのか。
最近の政党支持調査で、自民党が一位、民主党が二位、三位が共産党になっていた。これは、なにかが始まっているのかもしれない。とにかく、隠し事が顕になる過程が、インターネットの世界からというのではなく、これを受けて、政党なり、しかるべく世論に大きな影響をあたえる分野が、しっかりと取材し、真相を明らかにし、問題点をはっきりさせる役割をはたさなければならない時期が近いと思いたい。