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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

介護保険の改悪・・・それでも自民は強いのはなぜか

2016年09月30日 12時13分39秒 | 思考試行

自民党の支持率が高い。特に、若い層が高いという。かれらの思考は、どうなっているのか、自民党がやってきた原子力政策が福島でエライ事故を起こした。時の政権は民主党であった。なんのことはない自民党の尻ぬぐいをさせられた、しかも、それを、なにか民主党がやらかしたような印象をもっている人もいるようだ。

自民党がそう仕向けてきた。頬かむりを徹底してやった。みんな騙されたようにみえた。

実態は、自民党がやってきたことの後始末なのに、自民党は厚顔無恥といえばいいだろう、自分らのしてきたことを頬かむりして、民主党を攻めた。とんでもない悪党である。反省も何もない。恥知らずということだ。

政権復帰後のいまも、言うこととやることは全然違う。こんな連中の実態が見抜けなくてこれからどうなっていくのだろうか。暗澹たる重いを禁じえない。

リベラル勢力が消え、憲法改悪勢力がますます増えているようにみえる、というかだまされてしまっている人が増えている。

そもそも世の中全体に不正がまだまだ幅をきかせている。世のため人のためという考え方のない連中が増えてきているようにみえる。


外猫が呼ぶ

2016年09月29日 09時29分05秒 | 思考試行

毎度のことであるが、こちらが起床して気配を感じると、外猫がエサを要求する声をあげる。一定の間隔で、調子で、声を上げ続ける。エサをもって、出て行くと、途端に声の調子を上げ、体を擦り付け感謝の念を伝えてくる。エサにすぐ飛びつくようなはしたないことはしない。

ところが、同じエサが続いて飽きてくると、それを態度に示す。内猫の場合は、よそ見をしたり、エサには近づかないし、匂いを嗅いで、スっと離れる。それを見せつける。こちらも見ないふりをして、放置するといつの間にか、エサが減っているという具合である。

駆け引きがあるから、エサの種類も変えなくてはならない。徐々に餌代が嵩むことになる。不思議に値段が分かるかのように、食いつきようが違うのである。

安くて、飛びつくようなエサはないのである。高い上に、分量も少ないから、結構費用がたいへんである。スーパーのペット用の売り場は、相当充実してきている。少子高齢化のなかで、ペットの占める位置は確実に広がっているのが明らかである。

それにしても、なんの教育も受けていないのに、猫たちのこの強かさはたいしたものである。

 


東京都から何がみえるか

2016年09月28日 10時42分34秒 | 思考試行

だれもが責任をもたない構造になっているのだろうか。築地市場の移転に関して、さまざまな問題点が噴出してきた。

誰が意思決定をしたのか、議会の討議の実態はどうだったのか、チェック機能が働かないなかで、暗躍する利権構造の存在、ドンと呼ばれる人物の存在。

これは、ひとり東京都だけの問題ではないだろう。各地方でもあるだろうし、全国規模でもあるだろう。その存在が、現憲法をかえようとする存在とだぶる。

現憲法のなかで、国民の権利が大事にされているその根幹を、根こそぎ崩す自民党草案を出してきて、野党も対案を出せと、一人前の顔をする。

かれらの本音は、国民から、主権を奪い取りたいことにある。公益の名のもとに、為政者がすきにできる政治の仕組みに変えたいのである。戦争だって、できるようにしたいし、国民の権利を制限して、それこそ、昔の日本と取り戻したいと考えているようだ。

そこに日本の目指すべき道があると思っているようだ。さきの大戦で、日本はなにを学んだのだろうか。戦争は絶対にしないと決意したのである。これは、人類にとっても画期的な決意である。

この姿勢は、世界の指導者たる資格をもっているのである。


自民党の小芝居

2016年09月27日 12時07分48秒 | 思考試行

自民党が、議会で、ナチスドイツを思わせるスタンディングオベーションを演じた。気持ちの悪いヤラセだろう。こんなことから、国民が熱狂して・・・などと考えているのだろうか。

国民特に若者は、低賃金のなかで、結婚もできず、生活が改善されないなかで、人口減は起こるべくして起こっている現象である。自民党の政治家どもはなにをしているのか。こんな小芝居をして、喜んでいる。

病院の小児科、産婦人科は閉鎖となり、人口減に拍車がかかる。小選挙区性のもとで、民意の反映はどうでもよく、権力さえ維持できればよしと、うそ、デマなんでもありの政治手法を展開する。言わないことをやり、言ったことはやらない、ごまかし政治。

そもそも政治家の人間としての程度は、存在可能な水準にあるのだろうか。自分さえよければ良し、社会や世界に思いをいたすことのない政治家がどれほど、人間社会に害毒を流してきたことだろうか。そして、今もなお、その現状は、続いている。

為政者たるもの、弱者に目をくばり、社会全体に視野が広げていなくてはならない。こんな危うい、小芝居をしているときではない。


豪栄道の課題

2016年09月26日 12時09分26秒 | 思考試行

馬力不足、能動的なスピード不足、能力的には、まだまだ不十分なものを感じる。今場所が、まさにフロックでないように、今後の課題克服に努力してほしいと願う。

解説者が、もらい泣きをしたと言っていたが、表彰式は、感動的であった。当たり前のようなコメントだけど、そこにはいろんな思いがつまっていて、白鵬のときとは明らかに違う。

人種差別なんてしているつもりはないけれども、自然に肩入れしているのだなと実感させられる。特に懸賞を受けるときの態度など、白鵬の態度には辟易させられるが、豪栄道のそれは、まことに好ましいのである。

一時が万事で、なにごとも好ましい。涙がポロリこぼれて、その涙はの問いに、嬉し涙です。のコメントは感動的ですらあった。相撲においては、勝たなくてはならないということだが、みんな努力しているなかで、より、傑出するためには、特段の努力がいるということだろう。

亡くなった千代の富士が、突然化けたことを思い出す。肩の脱臼がクセになっていたのを筋肉をつけて克服する、その結果、圧倒的な馬力を身につけたのである。

どちらかといえば、小柄な豪栄道は、この道がいいのではないか。力負けしない馬力を、つけてほしいものである。


古本から見つけた新しいこと

2016年09月25日 12時45分02秒 | 思考試行

俳句を初めてから、好奇心の方向が変わったというか、広がりが出てきたように思う。昔に古本屋で購入した川柳の本がでてきた。今から、24年前の出版である。

だが、内容は今でも新しいところもある。知らなかった事実もでてきた。それが、古本の川柳の本からだから驚く。

そして、うっすら感じている、この世の嘘くさいこと、うまくことをかくして、甘い汁をすう連中のこと、隠したらアカンことをかくしている人。知っている人。

そんなことが、この古本の川柳の本から溢れ出てくる。一例を出してみたい。

◇はからずも総本山の金庫見る  飯塚 敏夫(朝日せんりゅう1250選・・p161)

 同年(1989年)6月横浜市のゴミ処分場で廃品の金庫に一億七千五百万円の現金があるのが発見された。所有者は聖教新聞の元専務理事と判明した。この人が総本山大石寺の土産物兼売店を出していた時の売上を新聞社の地下倉庫に入れたまま「忘れていた」ということでした。(カッコ内は筆者補筆)

驚くべき記事である。知らなかった。現金が発見されたという新聞記事は記憶にあるが、その後の事実関係は、報道されていたのだろうか。扱いはどうだったのだろうか。タブーの闇がみえる。

宗教というのは、かくも簡単に儲かるのか。


生きがい

2016年09月23日 10時30分32秒 | 思考試行

人それぞれ、なんとかかんとか、元気に生きていくための工夫がある。生きる条件が厳しくて、余裕がないという人もいるかもしれない。

小生の母親のように、高齢となり、もはや生きがいがなさそうに見えるのだが、それでも、食欲はあるみたいで、これは、幼い頃からの習性というか、本人も食いしん坊だからといっていて、そのためか体調を崩しても、その食欲で挽回するということを何回か繰り返してきている。

食欲もいいが、何か趣味的なものがあれば、最高なのだが、なかなかそれはできない。若い頃は、生活に余裕なく、そんな時間もなかったのだろうが、いまは、たっぷり時間があるのだから、考えを改め、あるいは考え直して仕切り直しを勧めるのだが、なかなか難しい。

自分が、俳句を少々嗜むようになって、さっそく勧めてみたが、かなり、ハードル高く俳句を置いているようで、俳人の結構厳しい面を知っているようでもあり、手をだそうとしない。

まあ、そんなに肩に力をいれずともいいのではとおもうのだが、根が真面目なのだろうか。


人類の行く末

2016年09月22日 08時23分25秒 | 思考試行

地球上は紛争が絶えず、戦争しないという憲法を持っている国も、為政者は戦争できる国にしたいとし、国民もまた、そんな為政者に支持を結構与えている実態がある。ただ、それが、本当の真意だとは思えない。

こんな方向に反対する人もちゃんといて、政治的な行動も続けてられている。全ての人が、戦争を是とするはずがない現れも存在する。

ただ、現実には戦争前夜のような雰囲気もあって、北朝鮮の動きなどは尋常ではない。独裁政権は、態勢維持のために、躍起であり、国民をまきこんで滅びへの道を歩んでいる。

中国、ロシア、の動きは、利己的だし、健全とは思えない。アメリカの大統領選挙の結果で、世界は、また激動するかもしれない。

地球上には、弱者を食物にする強者がいて、これら怪物が徘徊している。この怪物の退治は非常に困難にみえる。だが、これこそ、最大の課題であり、この克服こそ人類存続のカギである。これがクリアできなければ、人類存続は有り得ない。


退院して

2016年09月21日 16時47分09秒 | 思考試行

ほぼ寝たきり状態から、数値が良くなったということで、退院となったが、見た目にはネタキリに間違いなく、足は立たず、退院直前まで、食事の際は、介助してもらい、本人は口を開けて食べさせてもらうとうスタイルだった。

ところが、施設に戻れば、さっそく、車椅子に座り、入居者の皆さんと一緒に、食事となる。介護士の女性は、皆さんと一緒に食べれば、いけます、という具合で、ケアマネも「ここはスパルタやからね」などと本人に大きな声で宣告している。

案の定、病院のような介助システムは取るつもりはないようである。

家内は、かなりショックを受けた様子で、後に、小生がなんにもない(心臓の欠陥)のであれば、家へ連れて帰ろうかと思ったといった。

小生も些か、すごいなと思ったが、結局は本人次第であり、本人がやる気を出して、自分で食べられるのならその方がいいのであり、家内ほどは思っていなかった。

今日午前中、施設から注文のあった、クッションなど、新たに、品物を取り揃えて施設に行ったところ、結果的には、結構、食事をしているということであった。

この調子なら、しばらくは安心である。それにしても、やる気というのは、大きいものである。


退院は突然に

2016年09月20日 08時20分36秒 | 思考試行

食欲なく、熱発しているとして、施設の看護師から受診を勧められた。ああ、これが、施設からの「追い出し」かと感じたのだったが、実際に日常的に介護している施設としては、それが、当然とも思われるし、同意した。

案の定、検査、寝たきりのコースに入ったかのように見えた。入院後、体調は見る見る悪化の一途をたどり、食事の変化、気分の変化もあるのか、絶食となり、点滴のみとなった。

人間の一生は、こういうことかと思わされた。だが、どの時点で、どうすればいいのかと、いえば、どこにも、不審なことはない。

しかし、この急激な悪化は、充分に予想されたことであり、それを勧めた施設側に対して、心理の奥底では不信とまでもいかないとしても、その種はできていた。

近くでもあるので、毎日欠かさず、病院へ足を運んだ。日常の変化は、山谷があり、抗生剤が効かなくなったり、医師からは、病状が簡単ではないことを知らされた。

ところが、抗生剤の切り替えがあったあたりから、事態の変化があり、食欲があり、体調は持ち直してきた。寝たきり状態は、変わらないし、足は完全に萎えてしまっている。

熱は収まり、目もしっかりしてきた。会話もおぼつかなかったのが、しっかりできるようになってきた。入院から、一ヶ月と十日、ついに退院を告げられた。医師からの何事もなければ、休日明けに退院とするという話があった。

昨日、見舞いの帰りに、ナースステーションに立ち寄り聞いてみると、明日10時、施設から迎えが来る事になっているとの話であった。こちらには、具体的に何時に迎えがくるとか、施設側からの話は特になしである。

これが、施設に預けているということである。病院と施設は、同じ系列の組織にあり、イチイチ家族に知らせることでもないような扱いである。さて、施設側の対応はどうなっていくのか、これが、今後の課題である。


俳句をやることで

2016年09月19日 09時23分18秒 | 思考試行

俳句の兼題で、無理やり句を作るのだが、兼題があることで、制約を受けるには違いないのだけれど、それがあるから作れるところもある。なにもなくて、日常生活のなかから、「詩」を見つけ出すのは、難しい。

兼題のおかげで、いろいろいじくりまわして、句を仕立てる。それこそ、森羅万象を総動員するのだが、もとより、視野狭く、深くものを見てこなかったので、句になるまで、けっこうたいへんなのである。

たとえば、あまり考えることもなかった亡き父のことなど、俳句に登場させることとなる。生活に、知らず知らず幅が出てきたような気がする。

俳句をやらなければ、何事もなく、考えることもなく、退屈な毎日が淡々とすぎるだけであったに違いない生活が、観察の対象となり、自らの心持ちもまたそうであって、明らかに、生活の質が変わっている。

本なども、購入範囲が増えて、また、読み方も実践が絡むので、真剣度が違う。漢字も調べ、意味も調べ、季語の意味合いを味わうこととなる。

始めたばかりであるけれども、俳句の効用を感じている。


アメリカの恥(トランプ)・(クリントン)あの傲慢さがすべてを台無しにしている。

2016年09月18日 08時58分05秒 | 思考試行

元国務長官氏のメールが出てきて、トランプ候補は、アメリカの恥とし、クリントンは、あの傲慢さがすべてを台無しにしている、とした。

選ぶ国民が、低レベルで、そこの意見がまともに通るとすれば、トランプ勝利もありうる。そうなると、いろいろ不都合は生ずるだろう。それでも、民主主義である。

常に大衆が正しいということはない。間違えることもある。ことに、煽動やデマや、大勢の動きとなれば、その方向が確定したりする。

クリントンが、自ら気付いて、傲慢さを反省することは、これは、可能である。傲慢と言われて、反省する例は、いくらもある。クリントン氏がなぜ、傲慢と言われるのかは知らないが、識者がそういうのであれば、その面があるのだろう。

であれば、ただちに、反省してもらえば、いいわけで、はたして反省するのかどうかクリントン氏の動向に注目したい。世界を混乱に巻き込まないためにも、トランプ氏のような人が、大統領になることが望ましいとはとても思えない。アメリカが心配である。

 


アメリカはどこへ行く

2016年09月17日 11時32分36秒 | 思考試行

クリントンの健康問題がでてきて、また、ややこしくなってきた。このまま、嘘つきだの、なんだの、ゴタゴタのなかで、大統領がトランプになったら、どうなるのだろう。

みんな心配しているようにみえるのに、当のアメリカ国民は、右へ左へ、漂流しているようにみえる。

支持率では、トランプが有利になったらしい。そうなると、世界情勢はどうなっていくのだろうか。歯止めのきかない無茶苦茶路線がはじまるのだろうか。

あと50日の間に、トランプがナンゾ失敗してくれないか、というのが識者の期待らしいが、さらに、とんでもない、あそび人のようなネットのプロがトランプの選挙参謀にはいったという話が、出ている。

これは、新聞、テレビと違って、デマを流し、後でチョット訂正して、またデマを打つという具合で始末に悪いらしい。こんなものに庶民は振り回されるとしたら、これは、タイヘンである。

人間の水準が、落ちたのか、それとも、謙虚にしていた人たちが、本音を言い出したからだろうか。行き着くところまで行くしかないのだろうか。


熱と緻密さと

2016年09月16日 08時49分28秒 | 思考試行

冷静にものごとの本質を把握して、事をすすめていけるかどうか、時には鈍重とみえながら、時の熟するのを待って、適切な手をうっていく。そんな政治家がいたのかどうかは不明だが、あらゆる陰謀、他国の思惑、国民の信条などなど、要素をいろいろ思案しながら、決定していくだろうし、決断していくだろう。

東京都の市場移転の問題を巡って、ゴジャゴジャしてきた。一人都知事のみの問題ではなく、都庁役員の問題なのか、利権構造のなかで、利権に群がる連中のしたことなのか、朝のテレビがあれこれ調べ始めている。スタッフがどの程度いるのか不明だが、この手の取材陣がどの程度の規模なのか、力量なのか、知りたいところである。

そこで、民進党の代表選挙で蓮舫氏が代表となった。弁が立ち、熱が感じられる。だが、重厚さというのは、求めることはできない。その発言は軽く、本質を突く力があるかどうかは不明である。だが、女性であることから、誠実さは感じられるし、理詰めでいけるなら、侮りがたい存在になるのではないだろうか。


背景がしっかりしていないと面白くない

2016年09月15日 09時07分30秒 | 思考試行

映画でも、ドラマでも、演劇でも、その筋立てが、現実にありそうなしっかりした背景を下地にしながら、奔放な飛躍があって、面白いのではないだろうか。

極悪人がいて、これが、あらゆる手練手管を動員して生き抜く、というような筋立てであっても、そこに、なぜその人間がそのようになっていったのか、どこに生きるエネルギーがあるのか、その点をしっかりしていなければ、フラフラ揺れる悪人となる。

そんな悪人もいいのだが、それならそれで、そういう位置立てが必要だ。俳優は、演技をするにあたって、その人物の正確、生い立ちを考えるという。演技する人は、その人になりきるのだから、当然それは必要だろう。

当然ながら、作家は、作品の細部にわたって、その思想が貫かれていなければならない。その思想がなんであるかが、問われる。テクニックのみで、作られたのか、あるいは、その作家の深い心持ちがあって、その発露のものなのかが問われている。

映画、「後妻業」を観ての感想である。作家になりたい、と一瞬思った。