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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

混乱のなかで・・・欲ぼけシステムをつぶそう

2011年04月20日 08時02分05秒 | 思考試行

未曾有の災害のなかで、混乱がある。仕方がないことである。切れ味鋭く、解決策を連発というわけにもいかない。やるべきことは、恐らく、うまい手順があるのかもしれない。しかし、正解を出し続けることは至難の業である。試行錯誤の連続であろう。リーダー達は、今、懸命に努力している。国民も、よくこれに耐えている。富裕層のなかには、社会を変えてしまうような、大胆で、率直で、恐らく、彼を成功させた原動力であろう、その、すばらしい心根を発揮する人が、連続している。

消費税の論議が始まっている。西日本の国民として、東の被災者は、消費税を特区にして、適用せず、その分を西で負担してもいいのではないか、と思うし、また、大胆な富裕層の自発的な運動が、もっともっとあれば、いいけれども、それを、信条として言えない人もいるだろう。所得税を大幅にあげても、みんな、悠々とこれに応ずるのではないかと思う。それで、外国に行きたいというなら、行けばいい。そんな人は、仲間ではない。

住む所、環境、暮らしの展望。もっとも、基本的なことが、やはり一番大事であって、それを奪われたときに、はじめて、「生きているだけでも丸儲け」という、タレントのさんまイズムが意味をもってくる。そのためには、余裕のある人は、「どないかせんといかん」と思っているはずである。それが、し易い環境を作るべきだ。

良く儲けた人は、その力を出してもらおうではないか。投資家といわれる金を右往左往させて、経済にコミットしている向きの中には、ビジネスの中味にまで、その視線をむけ、強者として、ビジネスの成果のワケマエを、投資する人へ取り込むという傾向が、ここ数年出てきている。

小生の絡んでいる損保業界などは、社員、代理店の待遇を抑え込み、株主配当へとシフトさせているらしい。顧客が支払う、保険料は、変わらない、むしろ上げ気味であるにも関わらず、代理店手数料などは、従来社員がするような仕事もさせておきながら、規模がどうの、更改時期が遅いだの、キャッシュレスの取り扱いがどうの、ミスがどうの、いろんな理屈をつけ、それを数値化して、如何にも、公平であるかのような、カッコウをつけながら、半分以上、おそらく三分の一ぐらいに、手数料を、落としてきた。

経営陣も、会社の所有者である外資株主の要求には、抗すべくもなく、従う他なく、外資株主の「搾取」に蹂躙されている。資本主義は、放置すれば、こうなるという実例が進行中である。これが、アメリカの価値観であり、常識なのだろう。よき伝統や、暮らしは、こうして破壊された。アメリカは、株主として、君臨したいために、日本的な防御策、日本企業が、株式を持ち合うことを止めさせることを要求し、ポチ政権がこれに従った。その結果が、これである。

大災害が起こった今、金儲けの仕組みに切り込み、システムとして、こういうとんでもない「ヤカラ」の資産を、ドナイカシテとりあげ、こういう犯罪的な行為をさせない仕組みを、世界的に構築しなければならない、と思う。


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