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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

浜口高明なるジャーナリストのひどい記事・・・文藝春秋は恥をしれ!

2011年04月20日 15時44分20秒 | 思考試行

どんな人か知らないが、浜口高明氏は、天下の文藝春秋が掲載するだから、さぞや、高名なるジャーナリストなのだろう。が、インターネットで検索しても、ボンと出てこない。文藝春秋5月号の記事がらみで出てくるのみである。

ところで、この記事は、事実を正確に書いているのか、という問題である。一昨日だったか、枝野氏のテレビインタビューで聞いた事情などと、全然違うし、(菅総理の福島視察の事情など)、書き方そのものが、悪意に満ちている。こんな記事を、平気で載せるのであれば、文藝春秋も、落ちたものである。

新聞記事も初期のころは、ひどかった。マスコミは、総じてひどい。「後手後手、遅い!」の連発である。ホンナラお前さんがやってみい!といいたい。一生懸命に対応している人びとに対して、「戦犯」とは何事か!

これらの連中の素性は、かつて、どこからか、庇護を受けてきたものだから、お金をもらい、優遇されてきたものだから、「恩義」を感じているのだろう。清潔で、公平で、自分のためには、金儲けをしそうにもなく、どうみても、正義の味方の現政権執行部を、目の敵にしている連中の仕業である。

このワルイ連中は、些細なことを、ネホリハホリ調べて、かつては、前原大臣を退陣に追い込み、地震のときには、国会で、菅総理に関わっての似たようなことについて、グチグチやっていた最中だったようで、記事をみれば、エライ残念そうである。

とても正義とはいえない、やり口である。それでも、前原さんの首をとったと、思っているのだろう。菅総理も、の気分であったようだ。それが、地震で頓挫した。

自民党は、ひどいもので、その本性をよく示してくれるようになった。同じ日本人として、恥かしくなるぐらいである。こんな政党が、永年政権についていたのである。

さて、大震災の、こんなヒドイ状態で、なにもかもスッキリきれいに、物事が片付くわけはない。さまざまな事象が起こる。混乱も生ずる。だから、みんなで頑張ろうとしてるのではないか。浜口高明氏は、どんなにエライのか知らないが、こんな事実と違う、誤解をあたえて、混乱させるしか意味のない、ただただ、菅総理の退陣を狙うだけの、魂胆丸出しの記事をよくぞ書いたものだ。

文藝春秋も、この記事の真否を確かめもせずに、掲載したこと、これは、イカンゾ!と指摘しておきたい。

こんな記事を一方的に載せて、政権側の言い分も聞かないようであれば、これは、文藝春秋の歴史に残る大汚点になるだろう。 しかし、政権は、そんな反論をしているヒマはない。

そうか!文藝春秋も「恩義」を受けていたのだな。ちょっと、考えれば、そんなにキレイなわけがない。どこかで、信じていたワタシがアホでした。


資産公開の記事をみて

2011年04月20日 08時45分39秒 | 思考試行

前原前外務大臣の資産など、可哀想なぐらいである。まさに、資産は普通人である。彼の、さわやかさ、潔さ、明解さ、をよく示している。本当に、イケメンだし、すばらしい政治家だ。

それに比べると、小沢氏は、資産はたっぷりある。そして、金儲けがうまい。金集めがうまい。その金を元手に、自らの子飼いの議員を、大量に作った。それが、今の政権交代の背景を作った。もちろん、そこには、民主党が、今までの、自公政権の問題点をつき、弱肉強食路線に対する国民に怒りが背景にあったので、共感を得たのであった。うまくコラボレートしたのである。

だが、その小沢氏は、今、この時期に倒閣運動に取り組み始めている。さすがに、今朝の朝日のニュースの取り扱いは、紙面の下のほうに、ベタ記事の扱いである。声欄には、小沢氏のこの行動を批判する読者の投稿を、掲載している。

歯車が狂い始めたということだろう。与党の混乱、それに勢いを得て、自民党は、なりふり構わず、菅政権に非協力の態勢である。この自民党のやり口は、国民のことは、本質的にまったく頭にはないことを意味する。

かれらが欲しいのは、政権だけである。自民が目指しているのと、小沢氏の行動は、ベクトルが一致している。権力が欲しいこと。国民の生活には、関心がないこと。さて、この行く末はどうなるのだろう。

 


混乱のなかで・・・欲ぼけシステムをつぶそう

2011年04月20日 08時02分05秒 | 思考試行

未曾有の災害のなかで、混乱がある。仕方がないことである。切れ味鋭く、解決策を連発というわけにもいかない。やるべきことは、恐らく、うまい手順があるのかもしれない。しかし、正解を出し続けることは至難の業である。試行錯誤の連続であろう。リーダー達は、今、懸命に努力している。国民も、よくこれに耐えている。富裕層のなかには、社会を変えてしまうような、大胆で、率直で、恐らく、彼を成功させた原動力であろう、その、すばらしい心根を発揮する人が、連続している。

消費税の論議が始まっている。西日本の国民として、東の被災者は、消費税を特区にして、適用せず、その分を西で負担してもいいのではないか、と思うし、また、大胆な富裕層の自発的な運動が、もっともっとあれば、いいけれども、それを、信条として言えない人もいるだろう。所得税を大幅にあげても、みんな、悠々とこれに応ずるのではないかと思う。それで、外国に行きたいというなら、行けばいい。そんな人は、仲間ではない。

住む所、環境、暮らしの展望。もっとも、基本的なことが、やはり一番大事であって、それを奪われたときに、はじめて、「生きているだけでも丸儲け」という、タレントのさんまイズムが意味をもってくる。そのためには、余裕のある人は、「どないかせんといかん」と思っているはずである。それが、し易い環境を作るべきだ。

良く儲けた人は、その力を出してもらおうではないか。投資家といわれる金を右往左往させて、経済にコミットしている向きの中には、ビジネスの中味にまで、その視線をむけ、強者として、ビジネスの成果のワケマエを、投資する人へ取り込むという傾向が、ここ数年出てきている。

小生の絡んでいる損保業界などは、社員、代理店の待遇を抑え込み、株主配当へとシフトさせているらしい。顧客が支払う、保険料は、変わらない、むしろ上げ気味であるにも関わらず、代理店手数料などは、従来社員がするような仕事もさせておきながら、規模がどうの、更改時期が遅いだの、キャッシュレスの取り扱いがどうの、ミスがどうの、いろんな理屈をつけ、それを数値化して、如何にも、公平であるかのような、カッコウをつけながら、半分以上、おそらく三分の一ぐらいに、手数料を、落としてきた。

経営陣も、会社の所有者である外資株主の要求には、抗すべくもなく、従う他なく、外資株主の「搾取」に蹂躙されている。資本主義は、放置すれば、こうなるという実例が進行中である。これが、アメリカの価値観であり、常識なのだろう。よき伝統や、暮らしは、こうして破壊された。アメリカは、株主として、君臨したいために、日本的な防御策、日本企業が、株式を持ち合うことを止めさせることを要求し、ポチ政権がこれに従った。その結果が、これである。

大災害が起こった今、金儲けの仕組みに切り込み、システムとして、こういうとんでもない「ヤカラ」の資産を、ドナイカシテとりあげ、こういう犯罪的な行為をさせない仕組みを、世界的に構築しなければならない、と思う。