どんな人か知らないが、浜口高明氏は、天下の文藝春秋が掲載するだから、さぞや、高名なるジャーナリストなのだろう。が、インターネットで検索しても、ボンと出てこない。文藝春秋5月号の記事がらみで出てくるのみである。
ところで、この記事は、事実を正確に書いているのか、という問題である。一昨日だったか、枝野氏のテレビインタビューで聞いた事情などと、全然違うし、(菅総理の福島視察の事情など)、書き方そのものが、悪意に満ちている。こんな記事を、平気で載せるのであれば、文藝春秋も、落ちたものである。
新聞記事も初期のころは、ひどかった。マスコミは、総じてひどい。「後手後手、遅い!」の連発である。ホンナラお前さんがやってみい!といいたい。一生懸命に対応している人びとに対して、「戦犯」とは何事か!
これらの連中の素性は、かつて、どこからか、庇護を受けてきたものだから、お金をもらい、優遇されてきたものだから、「恩義」を感じているのだろう。清潔で、公平で、自分のためには、金儲けをしそうにもなく、どうみても、正義の味方の現政権執行部を、目の敵にしている連中の仕業である。
このワルイ連中は、些細なことを、ネホリハホリ調べて、かつては、前原大臣を退陣に追い込み、地震のときには、国会で、菅総理に関わっての似たようなことについて、グチグチやっていた最中だったようで、記事をみれば、エライ残念そうである。
とても正義とはいえない、やり口である。それでも、前原さんの首をとったと、思っているのだろう。菅総理も、の気分であったようだ。それが、地震で頓挫した。
自民党は、ひどいもので、その本性をよく示してくれるようになった。同じ日本人として、恥かしくなるぐらいである。こんな政党が、永年政権についていたのである。
さて、大震災の、こんなヒドイ状態で、なにもかもスッキリきれいに、物事が片付くわけはない。さまざまな事象が起こる。混乱も生ずる。だから、みんなで頑張ろうとしてるのではないか。浜口高明氏は、どんなにエライのか知らないが、こんな事実と違う、誤解をあたえて、混乱させるしか意味のない、ただただ、菅総理の退陣を狙うだけの、魂胆丸出しの記事をよくぞ書いたものだ。
文藝春秋も、この記事の真否を確かめもせずに、掲載したこと、これは、イカンゾ!と指摘しておきたい。
こんな記事を一方的に載せて、政権側の言い分も聞かないようであれば、これは、文藝春秋の歴史に残る大汚点になるだろう。 しかし、政権は、そんな反論をしているヒマはない。
そうか!文藝春秋も「恩義」を受けていたのだな。ちょっと、考えれば、そんなにキレイなわけがない。どこかで、信じていたワタシがアホでした。