日常生活の中で、ドラマのような体験をすることは稀である。起承転結が見えないし、ありふれた日常のなかで、感動すること自体がない、というか見逃している。
家内の叔父の訪問は、そこへドラマを持ち込んだ。起承転結が、見えた。感動もあった。人生の大事なテーマも潜んでいるようにみえる。要素は、揃っている。磨かれていない原石を貰ったような気分がする。はたして、これをモノにできるか。
昨日のテレビドラマ「相棒」をみていて、ドラマ作家というのは、すごいもんだなと感心した。NGO,善意の政治家、しかしながら、腐敗した政治家や軍隊や、飢えた人民をクイモノにしている連中の存在のなかで、善意の犯罪となって、ドラマは展開する。スケールがあって、ドラマの骨格がしっかりしている。
小生の体験も、まさにドラマになることであり、材料は充分あると思われるのに、ドラマ化できるかとなれば、充分発酵しないで、このまま忘れてしまうのではという不安な感じがある。
もったいないと、そう思う。人生観に、いい影響を齎すドラマになるという予感はある。焦らず、深める作業を続けていきたいと思う。
焦点をしぼり、テーマの設定ができれば、必ず、ドラマになると思う。何時の日か完遂したい。