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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「謙虚」に野党の質問時間を削る

2017年10月31日 00時31分02秒 | 思考試行

なにが謙虚か?どこまで、政治は腐っているのだろうか。安倍政権の本質をよく現わしている。質問を恐れているようでは、化けの皮がはがれたということだ。

自民党が問題なのは、このままいくと、本当に戦争をやれる国となり、そして、実際にやりかねないことである。

先の大戦で貴重な教訓を得たにも関わらず、彼等は戦争の惨禍をどうしても起こさないという意思は、皆無のようだ。

人類社会は、いまだに争いから抜け出ていない。すきあらば、他者を征服したいと思っているフシもなしとしない。

だからといって、これを戦争をしてでも防ごうと言うのは、実は、戦争をしてもいいということであり、絶対に戦争はしないというのとまったく違う。

はっきりと戦争はしないという意思表示は、憲法9条にある。これを変えてしまえば、歯止めは効かなくなる。

野党の質問時間を削るというのは、国会のチェック機能を削ることを意味する。戦争賛美の場にするかもしれない。何が謙虚な政治だ。


若者たちの保守化について

2017年10月30日 11時42分08秒 | 思考試行

自主的であるということは、現状を肯定しないということではない。考えに考えた上で、肯定するのならそれでいい。だが、意図的に、支配者側の都合のいい考え方に、どっぷりと、はまっているだけなら、それは、利用されていることに、甘んじているだけにすぎない。

自主的ということは、おおむね、現状に疑いを抱き、これではイカンと思って、感じて、なにごとかを始めるというのが、自然である。世の中どんどん変化する。どういう方向へ変化していくか、その方向性をよくよくみておかないと、時の為政者の価値観にひっぱられて、気付けばとんでもないことになっている、ということになりかねない。

安倍政権は、明らかに、戦争のできる国を目指している。北朝鮮の動きや、中国、韓国、ロシアの動きに対しても、軍備は絶対に必要であり、そのための、国内治安対策も手を打ってきている。

戦争を絶対に起こさせないということではなく、戦争になってもかまわない、むしろ、戦争ビジネスそのものに、新たな儲けに可能性をみている。どんなに、悲惨な状況になろうと仕方がないと思っているのだろう。こういう方向性に抗して、絶対に戦争をさせないために、どう行動していくか、そこに最大の課題があるように思う。


若者の保守化について

2017年10月29日 09時15分07秒 | 思考試行

今度の選挙で、若者の保守化が言われている。これは、若者たちの頭を抑えている連中の思惑が「成功」していることを意味する。

非正規雇用が増え、議会はロクに討論もせず、多数決でどんどん決める。選挙が終わればすべては終わり。これでは、早晩民主主義はなくなる。戦前の日本はまさにそうであった。

権力が自分の思うままに、行動する。弱者のことは関心にない。出世さえすれば、あとは部下を思い通りに使い捨てる。こんなのがいいわけない。それでも、権力体制ができてしまうと、それを変えようというのではなく、その条件下で、自分の立ち位置を決めているようだ。

これでは、新しい方向はでてこない。現状打破にむけて、行動するためには、現状についての認識が必要である。今のままでいいとするのか。それとも、何事か理想を持っているのかどうか。

日本の場合は、戦争に負けて以来、アメリカ従属の道を歩んできている。アメリカの独善にも付き合い、それなりの利益も得てきている。だが、そのプロセスにおいて、日本の国民の土着している思いやりであるとか、助け合いであるとか、日本の良さが磨り減っているようにみえる。

職場で、権力的な上司のことを先回書いたが、その後、まもなくして、労働運動がふたたび活発になってきた。如何に生きるべきか、物事をどう考えるか、青年たちはそんな話をするようになった。職場のあり方についても、当然問題となった。その頃から、威張る上司の姿はきえた。

 


若者の保守化について

2017年10月28日 11時50分31秒 | 思考試行

戦後、日本人は始めて「民主主義」に触れた。教育者は価値観を転換しなければならなかったが、一部には、軍隊流のやり方も生き残っていた。

筆者が小学生の時、隊列をくまされて、「わかれ!あつまれ!」と90度ずつ変えて迅速に動くことを、運動会の練習で強制された。壇上で、その動きを見ていた教師は、後ろの動きに不満があるらしく、突然壇上からとびおりて、後ろの方へ、猛烈な勢いで走っていった。その間、目は、前のヤツの後頭部をみるように指導されている。気を付けの姿勢のまま、後ろの気配をさぐる。体罰があったように思うが、振り返って見ることはできない。

これが、「楽しい」運動会の練習の一コマである。

就職したときには、上司の課長が遠くから、新入りの筆者を呼ぶ。何か、そばへ行くと、件の課長席の後ろの窓を開けろという。自分で開けられるだろ、と一瞬思ったが、職場はまだそんな文句をいう雰囲気はなかった。

しかし、時代は少しずつ変わり始めた。「民主主義」が動き始めた。労働組合の活動がようやく動き始めたのである。(続)


どこの世界もたいへん

2017年10月27日 11時09分21秒 | 思考試行

選挙が終わって、人気抜群だった希望の党が、小池さんの排除発言や、サラサラなどの言葉で、瞬く間に失速、都政も国政も、の狙いが外れて、今や四面楚歌状態になってしまった。

たった一言が、その人の本質を示したとされて、好感度がたちまちなくなってしまう。まことに残酷な成り行きである。

希望から立候補した民進党のメンバーも、信念を曲げたとみられ、苦戦を強いられた。そして、死屍累々の惨状を呈した。

今後どうなっていくのか、自民党も議席数の割には、実際の支持率というのは、それほど高くはないわけで、強引に憲法を変え、弱者に厳しい政策を続けているようだと、早晩先行き不透明となるだろう。

昨日、野球選手のドラフト会議で、くじ引きで、選手の交渉権が決められた。希望する球団でない選手もいたであろうし、このくじ引きは、選手の生涯を決める要素もある。ドラマティックな場面である。

ドラフトに上がらなかった選手の落胆もあるだろうし、野球にかけてきた選手の悲喜交々の一日であった。人生はどこもたいへんである。


選挙でみえたこと

2017年10月26日 11時21分58秒 | 思考試行

こんどの選挙は、生の人間の生き様、考え方がいろいろでてきて、興味深いものがあった。共産党が自らの候補者を下ろし、立憲民主党にかなりの貢献をしたと思うが、結果的には、最大の議席数を減らしてしまった。

そして、その行動は、さほど評価されてはいない。だが、そこには、共産党の考え方がはっきりあらわれていたから、共産党自身には、さほどのショックはなさそうである。

それぞれの個人のものの考え方が、出てきたのは、小池氏の発言や、前原氏の反共姿勢の鮮明なこと、岡田氏は、それほど左でもなく、結局は、共産党をどう見るかについて分かれているようにもみえる。

すなわち容共勢力かどうかであり、基本的に共産党と完全同調するのなら、合流するのは当然だが、程度の違いはあれ、共産党との距離感が割とはっきりでていた。なぜ、反共なのか、そこを突き詰めていくと、人間とは何かの問題に突き当たると思う。

そこで、共産党だが、もっとも無私の精神が貫徹されていて、行動と考え方は、筋が通っている。余計な権力欲とかではなく、純粋の国民のことを考えている。だが、そんな人は、全体のせいぜい一割ぐらいで、これを越えることは難しい。そういう人が多数であれば、人類は、もっと幸福になれるだろうけれど、それは動物としての人間には無理な相談のような気もする。


小選挙区制の欺瞞

2017年10月25日 17時35分01秒 | 思考試行

選挙して、国民の代表を決めて、ものごとを進めていくのだとすれば、どうやっていくのかについて、細やかに民意を反映しなければならない。

どういう意見を国民が持っているかについて、できるだけ精密に、その考えを反映した施策にすることは当然だろうと思う。

中国、北朝鮮のように、武力で政権を取った国は、民意がどうのこうのではない。党がすべてを決め、国民はそれに従うばかりである。集団指導体制といいながら、結局は、たった一人の人間の独裁になりがちである。

そのために権力争いは、激しいのだろう。北朝鮮では、粛清がさかんに行われる。恐怖政治となる。

翻って、日本の場合は、いろいろ制度の変遷があって、今は、小選挙区制と比例代表制の併用となっているが、相対的に少しの優位さで、議席の多数をしめる。すなわち民意を反映せず、政治を進めるうえで、多数決による、権力にとってやりやすい選挙制度である。

有権者比にすれば、わずか20%足らずの意見で、全体に関わる政治をやれるのである。

よくもこんなひどい制度を考えたものだ。


案の定憲法改悪を言い出した

2017年10月24日 16時48分25秒 | 思考試行

選挙中は、公約にいれておいたというものの、さほど、論議の正面にはすえず、北朝鮮が、消費税が、などといいながら、結果をみれば、公示前と同じ勢力を確保したとみれば、さっそく、念願の憲法改悪を進める動きを始めた。

わかり易いだましうちが始まろうとしている。

そもそも、得票率は、低くとも、議席数がとんでもない数となる、小選挙区制の欺瞞のなかで、こういう民意を反映しない選挙制度の結果をうけて、全体の民意の信頼を得たというのは、無理がある。

平和がいいのか、戦争がいいのか、と聞けば戦争がいい、という人は、通常いないと思われるのに、議員の大多数は、憲法を変えたいとする数となる。国民の世論が戦争を指向するとなるとしたら、それは、世論操作というものだろう。

自分の子供が、親が、戦場に赴き、命のやり取りをするのを誰が賛成するだろうか。

どうしても、平和な世の中を作るんだという決意を固めて、政治家がなんと言おうと、国民自らが戦争はしないという決意をもっていなければならない。


予測通りの結果だが

2017年10月23日 10時51分05秒 | 思考試行

事前の調査の正確なこと、驚くばかりである。これで、自民党安倍政権は、憲法改悪にむけて遮二無二、突進するだろう。

もう邪魔するものはないのだから、ドンドン戦争のできる国に向かって、邁進するが良い。

若い人は、戦争へ行って、鍛えられて、アメリカの大資本のために、日本の富裕層のために、命をささげたらいい。

自らは、非正規雇用に甘んじ、それは、自分のせいだ、などと思っていればいい。若者層の自民党支持が多かったらしいじゃないか。

ごまかしの疑惑隠しの苦し紛れ作戦の、解散劇で、こんなに見事に安倍クンの思惑に引っかかるとは、ホントに残念である。

だが、まだ、勝負はついていないと思いたい。これから始まると考えた方がよい。平和な助け合いの社会ができるかどうかは、それは国民次第である。

先の大戦の敗北で、日本は始めて、民主主義にふれたばかりである。まだ、歴史は浅い。いろんな経験をして、本当の民主主義をこの国のもたらすのは、これからである。

インチキをいつまでも許してはならない。


台風最中の投票で今後の日本が決まるのか

2017年10月22日 13時04分20秒 | 思考試行

ゆっくりと、みんなで討論して、考えて、その結果投票するようだといいのだが、そうはさせない政権側の意思でこんどの選挙となった。

とかく自分の意見を主張したり、旗幟を鮮明にすることを好まない人が多いと言われる日本人は、策略で、決められてしまっても、あまり文句を言わない傾向がある。

これが、海外へ赴任した人々の話によれば、ともかく黙っていたらどんどんおいてけぼりで、馬鹿にされるだけだという。

日本の奥ゆかしさだけではなく、主張するところは主張して、また、不用意なケンカをするのではなく、相手を説得できるだけの力量を蓄えなければならない。

こんどの選挙は、いよいよ憲法改定をやるのかどうか、ギリギリのラインまできているようだ。経済や目先のあれこれの人参だけをみていないで、生活の根幹から変えるような企みがあることを知っておかなければならない。

勿論今回の選挙だけではなく、将来方向は、常に見据えていなければならないので、今回改憲勢力が多数をしめたとしても、これで諦めてはならない。平和の思想そのものは常に広げていかなければならない。終わりではない。


ローマ法王は護身のピストルをもっているのか

2017年10月21日 11時08分16秒 | 思考試行

日本の憲法9条は、ローマ法王みたいなものではないか。武装するローマ法王はみっともない。

やられたら、やり返すのではなく、抵抗はするけれども、自分からは攻撃しないことを鮮明にしているので、こういう相手に戦争をしかけてくる国は、ないことをのぞむばかりだが、あったしたら、極端に言えば殺されるよりほかない。

だが、簡単には殺されないようにはする。そして、こちらからは、戦争を仕掛けないということであって、こんな国は相手にとって、安心できる国ではないだろうか。

おたがいが良くなるように、努力していくこともできるし、相手をクイモノにしたり、利用するばかりを考えている国ではないということである。

武器輸出をビジネスにすれば、紛争をわざと作り出すこともありうるし、どんな策略をくりだしてくることか、それは、人間性を大きくはずれた動きであることはまちがいない。

憲法9条は、敗戦国がとんでもない国で、こいつを絶対に戦争させないようにどうするかという発想ででてきたものだろうが、それが、途轍もない、人類にとっての宝物になっているということだ。


平穏無事の生活・・・そこに趣味ある暮らし

2017年10月20日 15時36分36秒 | 思考試行

タイトルの、この条件であれば、大抵の人は、それで良し、というのではないだろうか。それだけではなく、他人との権力争い、富の多寡、名誉欲、を満足させるとなればどうしても、争いが起こる。

生物界は、生存争いによって、淘汰し、優秀な種のみ残そうということか、恋愛しかり、結婚しかり、そこには熾烈な戦いが起こったりする。人間もその例外ではない。

順調に相思相愛同士が結ばれることは、極めて稀なことではないだろうか。力のある者は、何人もの女性を我がものとして、人生を謳歌する。女性が、力を持ったときも同様なのかどうなのかは、わからないが、男性とは違うかもしれない。

いま地球全体で考えるならば、タイトルのような暮らしが可能となれば、みんな特段の反対は起きないのではないか。

そうはいっても、これが難しい。すぐに争いのタネがまかれ、育ち、一刻も留まらず事態が変わっていく。簡単ではない。

こんどの選挙の結果によっては、日本は大きく変化するかも知れない。軍隊を合法的に持つということは、国民にたいする政府の「仕事」・・・しめつけ・・・は格段に強まるだろう。

誰も兵隊になりたがらなければ、徴兵制も用意しなければならない。兵隊になるしかない状況もつくらなければならない。


事情は変わる

2017年10月19日 12時22分58秒 | 思考試行

今度の選挙の結果によって、相当な変化が起こる可能性が高い。どうやら安倍一強政治の継続らしいが、そうなれば、彼はいよいよ自信をもって、憲法改悪に進むだろう。

議席の数が現状に近いと、そうなれば、国会からの発議は容易になり、国民投票にかけてさまざまなアクションが展開されて、過半数をとれば、かれらの古い日本の再登場が実現する。

その先は、どんどん進むだろう。武器輸出に活路をみいだし、カジノで富裕層は贅をつくすのだろう。

社会をどのようにするかの夢もなく、いよいよ格差社会は激しくなり、力の社会の登場である。

今の、絶対に戦争はしないという、憲法がなくなる効果は、計り知れないものがある。たいした論議もなく、投票行動にもちこみ、経済や、目くらましの文言のみをいい、肝心なところには触れないで、国の根本をかえてしまおうという試みが、実現しそうなのである。

エラい時代が始まろうとしている。国民はどうするのだろうか。


そんなことがよく通りますね

2017年10月18日 18時17分27秒 | 思考試行

無茶苦茶をしても、気づいている人がすくなかったり、関心がなければ、その無茶苦茶はなかったことになる。知らないはずがない、といっても現実に、知らないと同じことがおこりそうである。

新聞に論理的に変だと非難されたりするようであれば、これはもう致命的な失敗となり、選挙で受かるなんてことは望むべくのなかったのが、今では、開き直って、なかったような顔をするとか、まともに答えないという、考えられないような対応をしても、シレーっとしていれば、案外平気だと、為政者らは気づき始めているようだ。

どうしても、解ってしまう相手には、無視を決め込む。相手にしないのである。恥を知らない。これがあの世のあることが、はっきりしていて、閻魔さんがいることが確実なら、そう信じさせることができたらいいのだが、そんなものいるかいな、と割り切り、この世のありとあらゆる快楽を独占したいと願うその強烈な意思が、彼らに有利に働く仕組みをいれることで、これが効果を発揮して、豊かな生活、生涯を送ったりするのである。

努力しても、何をしても、うまくいかず、利用され、踏みつけられ恵まれない人々がいる。ここへ、政治の目がいかなければならないのだが、権力側の彼らにとっては、弱者は、クイモノにする存在であり、虫けら同然なのだろう。


政治家をおいしい商売にしない

2017年10月17日 09時59分20秒 | 思考試行

政治家は、奉仕の人でなければならないのではないか。報酬を求めず、国民の平均月収か、中央値にするのが適当ではないか。

政治家が、儲けやすいビジネスの一種となる職業とすれば、それは、不健全である。利権と結びつき、弱肉強食を維持する方向は当然となる。

社会的なバランス、モラル感により、政治を考えるとなれば、儲け専一の価値観ではなく、もっと人間らしい考え方、生き方が追及されることになる。

生き方において、価値観において、人間社会の模範となる人でなければならない。

不合理や、やけっぱちになってしまうような世の中ではなく、生きがいのもてる世の中はどんな具合のものだろうか。

ロシア、中国では、やはりエリート層が、蓄財し権力争いも熾烈だと言われる。北朝鮮なども粛清が吹き荒れている。

権力構造がスッキリとみえるところは、間違いなく、暗闘があり、不合理なものが存在して、その争いのタネはつきることがないと思われる。

混沌のなかで、競争があっても、健全なものになるのは、一人ひとりの人間性が相当に高くないと実現できない。ということは、まだまだ時間がかかるということだろうか。