雇用でいえば、雇う側か、雇われる側かである。報酬は、一方からは安いほうがよく、反対側は高いほうがいい。どこかで妥協するほかない。
力関係だったり、周囲の状況だったりする条件が、それもどうやって決まるのかは定かではない。
国と国との関係も、力関係が出てくる。アフガンのタリバンが、勢力を伸ばしてきている。力関係で、政府側が劣勢になってきている。
多くの住民がいて、単純に空爆なんてできない。誰が正しいのか、正義はどちらにあるのか。
そもそも正義なんて相対的なものであるといっても、多くの命が失われ、悲劇がどんどん生まれている。
人類は、そういう最中にあって、それでも、なんとかいい方向を目指していると思いたいが、憲法で戦争を絶対にしないという規定をもっているにもかかわらず、これは押し付けられたものであって、承服できないという連中がついに、無茶をやった。
戦争ができるとやって、このことが戦争の抑止になるという。武器産業を活発化させ、武器の消費のために、戦争、紛争だっておこしかねない事態ができつつある。
それでも、それが、戦争抑止だと連中はいう。