昨日の国会では、菅首相の視察が、原発の初期対策に、影響があったのではと、如何にも視察が、パホーマンスであったかのように、質問する向きがあった。ところが、枝野官房長官が、ytvのニュース番組で、この間の経緯を説明していたのを聞いて、菅さんが、共産党の大門議員の質問に答えていたことの意味を、理解できた。
大門議員は、理解していないように見えたが、枝野官房長官の過不足ない説明は、適切かつ明解であった。すなわち、官邸側から、ベントの指示を出しているにも関わらず、東電が実行しないために、現地に行ったと言うのである。意思疎通がとれないことから、行動したのである。菅さんもそのように答えていたのだが、控えめな言い方であったため、理解できなかった。
やるべきことを、菅政権はやっている。ytvのキャスターらの、「構想力がない」、とか、「原発に偏っている」、とかイジワルとしか聞こえないような質問に対して、実態を説明する。むしろ、質問のはるか上の水準で、考え、行動していることがよく解った。この場合、質問はできるかぎり、イジワルのものがいい、とさえ思えた。
まさに、やるべきことをやり、考え、行動している。しかも、肩に力がはいっていない。それらが、イジワル質問により、明らかとなっていく。枝野さんは、本当に、頭のいい人だな、という強い印象を持った。
別の番組、BSフジの番組プライムニュースには、片山総務大臣が出席していた。ここでも、元知事の経験を踏まえながらの話は、明解で、こちらも、肩に力が入らず、その優秀さがよく解った。菅政権は、やはり素晴らしいと思った。自民党とは大違いである。
それでも、支持率では、それが出てこない。朝日は、21%と報じている。ただ、昨日のNHKだと26%の結果とある。いずれにしても、そんなに高くはない。朝日の意図、世の中のクルイの表れでもあると思う。
しかし、いずれ、この真実は、万人の知るところとなるだろう。ゴマカシでない、実力、ココロ意気、よくぞ政治家になってくれたという人びとである。