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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

真っ当な国、地方自治体でありたいものだ・・・デマだデマだと騒ぐ知事、市長なんかヘンだ

2020年10月30日 13時18分27秒 | 思考試行

 ニューヨークの感染者数が減ってきている。徹底的なPCR検査をして、感染者を洗い出し、必要な措置をとることで感染者数が減ってきている。中国も徹底的な検査をやって、今や、平常に近い経済活動をしている。

 日本はどういうわけか、このPCR検査を積極的にやろうとしない。大阪も十分ではない。いろいろ言い訳をしているが、誰がとめているのか、はっきりしない。いつ迄もごちゃごちゃやっている。

 こんなややこしい国に日本がなってしまっている。 そして、この大変な時期に、大阪都構想の名のもとに、大阪市の財産、権限を府に召し上げ、支配体制をもっと強めようと、維新はカンカンである。反対派の言うことを、デマだデマだと叫びまくっている。なんとも下品であり、彼らのいっていることこそ、本当に市民、府民、国民のためを思ってやっているとは思えない。やるべきことをやらずに、権力を強めるために躍起となっている。

 要するに、かれらのやろうとしていることは、弱者切り捨てであり、格差の拡大であり、賭博を持ち込み、富裕層のさらなる欲望のために、あれこれ画策しているようみえる。

 過日、入院したが、看護師の労働条件が相当悪化していることを体験した。まったく余裕のない、状況に追い込まれている。すべての働く人々を、こういう状況に追い込むことが、富裕層のためになると思い込んでいることがよくわかる。

 彼らに権力を与えてはならない。市民の側がしっかりと現状をみて、きちんと監視しないととんでもないことになる。

 大阪市の財産をむしりとり、市民の権利を奪うことに、あたかも、将来の可能性があるかのようにいい立てている。

 そして、公明党は例によって締め付けをはじめた。信仰となんの関係があるというのだ。公明党の選挙区に維新が立つぞと脅されて屈服したというが、果たしてそんなことがあるのだろうか。

 右向け右!と言われて、そうするというなら、いよいよ怪しいことだ。

 


漏れることがないから・・・

2020年10月28日 16時53分52秒 | 思考試行

 なんて言われて、キャッシュカードの暗証番号を教える人は、普通はいない。他のことだって、いままで聞かれなかったことを、尋ねられたら、これは警戒するのが当たり前だろう。どんな狙いがあるのだろうか。

 だが、最終的な目的を秘めつつ、やれセキュリティのためだとか、便利を良くするためにとか、さまざま理屈をつけて、人々を丸裸にしていこうとする。多様性を認めず、金持ちはより金持ちに、中間層は突き落とされて、貧困層に、貧困層は決して富裕層にはなれないように、人間社会を「わかりやすいもの」にしようとしているようだ。

  大阪市をなくし、大阪府に権限を集めて、大阪市民からまとめて、権限と財産をうばう試みがされている。一部の維新系の若者たちは、変化を求めて、「政治活動」をやっている気になっているが、かれらは、貧困層への道を歩まされている人びとではないだろうか。エリートの若者は、そんなところにいない。

 吉村氏も松井氏も、効率をいい、経済成長をいう。だが、そこに貧困に苦しむ人々のことは視野にははいっていないようだ。賭博場の建設に情熱を燃やしているし、どこもかも効率、効率と責め立てて、公務員の職場は、非正規雇用の人々に置き換わってきている。 

 中間搾取をする人々がいるはずで、これらの人々は明らかに富裕層となっていく、いや、すでに富裕層なのだろう。おいしいところは、富裕層が、権力と結びついて、こんな仕組みのなかで、もっていく。

 彼らは、憲法をかえて、普通の国、戦争のできる国を目指す。核兵器だって、一旦持ったうえで、廃止の話し合いをすればよい、などと言う。これでは、どこかで、何かの変調があれば、人類はたちどころに滅亡するほかない。心底平和をどうやって作ろうかなどとは、考えてはいない。

 殺さないということは、殺されることを意味するのだろうか。そんなことをする人類ならば、これはもう滅びる他ない。

 

 

 

 

 

 


汚い手法をシレっとやれる連中に騙されるな

2020年10月15日 13時16分52秒 | 思考試行

 人事権を握れば、言うことをきかない人間、政権の意向に逆らう者は、すべて、その報いを与える。ちょっと、幅を利かしてきて、政権の目ざわりになるものは、警察、公安調査、など動員して、当該目標人物を徹底的に調べ上げ、もっとも効果的な時期に、その弱点をマスコミにリークするなどして、失脚させる。

 今、79歳の杉田官房副長官が、菅首相の絶大なる信頼のもとに、こういう仕事の中心人物という。

 そうなると、裁判官の仕事も信念に基づいてはいられないかもしれない。目をつけられて、僻地へ飛ばされたりしたら、子供の教育にも関係する。自身の出世も期待できないかもしれない。それは判決に影響する。

 検事も、官僚も、みんなが権力を持つ、こんな連中の顔色をみることになる。そんなことで、はたして日本がよくなるだろうか。

 議論活発にして、キチンと筋が通る社会でなければ、この世は闇である。田舎から出てきて、手練手管を覚えて、結局は、すべては力だと思ったのだろうか、そしてその力を得た今、いよいよこれを活用するつもりだろう。多数決さえできるのであれば、議論など無用である。「総合的に俯瞰的に考えた」、のが理由になどなるか。

 人の世がどんな風になることが、一番いいのか、それは戦争がないこと、戦争を絶対にしないために、どうすべきかを考えること。弱者を作らないための工夫をすること、格差是正を心がけること、人類が幸せになるために、どうすればいいのか、という当たり前の視点に立って、政治を行うべきだ。

 人の弱点を把握して、それを武器に人を支配するなんて、姑息な連中に政治をまかせておくわけにはいかない。携帯電話料金をさげるとかなんとか、ちょっと、カッコつけたりしているが、騙されてはいけない。


政権の正体が明確に

2020年10月08日 12時44分03秒 | 思考試行

 学術会議の人事を巡って、政権の正体がはっきりした。政権の意見と違えば、そんなメンバーは認めないよ、ということで、中曽根内閣の際の会議の推薦があれば、その通りに任命するという、良心的な、堂々とした民主主義の根幹を守る姿勢が、まったく欠如していることを意味する。実にチッチャイ連中だ。

 しかも、その理由を言わない、人事のことだから、の一点張りである。任命権が内閣総理大臣にあるのだから、政権に反対する意見を表明した人物は、任命しないということだが、それを言わない。テレビのコメンテーターは「わからない」を連発する。わからないはずがない、実にはっきりしている。わかっていることをわからない、などといい、ゴチャゴチャコメントしている姿は見るに堪えない。醜いね。

 官僚は、判でおしたように、政権の意向に沿った答弁をする。絶対議論にしない。安倍政権のやり方をそのまま継続している。こんな議論にならないやり方を続けていれば、多数決をとることができさえすれば、なんだって、思い通りにやるんだというやり方であり、議論など、やる必要を認めていないということだ。そして、悪質なのは、「丁寧に説明していく」を連発することだ。実質的になんの説明もしないのに、矛盾することを平気な顔でいう。これが嘘つきのやり方である。

 こんなことが通ることを、国民がどう考えるかである。本当には、国民のくらしのことなど、真剣に考えてはいないのに、そうしているかのようにふるまう。それは、労働者の処遇がどんどん低下し、賃金はやすく、社会保険にもはいれないような働かせ方をし、簡単に首を切り、真面目に働く人々が、人間的なくらしができないような、政策をおこなっていながら、雇用は改善しただの、失業率が小さくなっただの、まったくひどい条件をおしつけておきながら、世の中良くなっていると、平気でうそをつく。

 あちこち労働者への締め付けは厳しくなっている。最近入院したのだが、大病院の看護師などに対する人員は、まったく貧しいものがある。従来は事務職の職員がやってきた事務を看護師にやらせ、勤務体制の人員を極端に絞っている。ために、日常業務に余裕がなく、看護師の忙しさは半端ではない。維新政治の実態を見た思いがした。

 かれらは、なにを目指しているのだろうか。大阪市から財源を奪い、市民サービスを切り詰め、その金で、富裕層を喜ばせる政策をやろうとしている。富裕層がさらに豊かになることによって、かれらの思う政治が完遂できると思っているようだ。

 働く人々が、苦しむ社会こそ、社会として、「健全なすがた」であると思っているかのようだ。負け組を作りだすことそのものが、彼らの政策の成否をみる尺度になっている。

 彼らの視線は、賭博場の建設であり、権力の集中であり、外国との武力抗争への対処であり、平和的に地球社会をよくしようとは思ってはいない。戦争のできる一人前の国となることが、現実的な方向だと考えている。必要があれば、戦争だってやる構えである。

 労働条件をますます厳しくして、自衛隊入隊を促進する意味があるのだろうか。自衛隊の条件が相対的に魅力的に映るように、青年たちの環境条件をコントロールしているかのようだ。

 世界が一足飛びに良くなるとは思えないが、真剣に地球全体の状況から、どうすれば世の中が、よくなるかの視点がなければ、世界はよくなりようもない。すでに、その方向で、先行している国も世界にはある。国民は、広い視野で、投票行動に臨まなくてはならない。しっかりみようぜ。全世界のために、子孫のために。