空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

激動の時代を生きる

2023年06月29日 18時39分12秒 | 思考試行

今まさに激動の時代。平穏で退屈な時代は、恐らくあったのではないかと感じるのだが、今は、確かにじっとしている時代ではない。なにかが大幅に変わろうとしているし、また、変わらなければならない事情が、誰の目にも明らかになってきている時代ではないだろうか。

少し前なら当たり前で、だれもが同じように考え、感じていたのが、それはおかしい、変だという意見が表面化してきて、どうやらそちらの方が、正しいようだ、いままで変だったことに気付いていなかっただけだ、という具合である。

日本は、長い歴史があって、国情は世界とのふれあいのなかで、変化し、対応するなかで、今を迎えている。どうやら、そのなかで、はっきりしてきていることがあるようだ。根本的ところで、大きな改変が遅れているような気がする。伝統とか、当たり前に大事にしてきたことが、この改変の邪魔をし、この改変ができないために、世界から遅れをとるという、日本らしくない現状に至っているのではないだろうか。

おたがいが、おたがいを大事にする、庶民の間では当たり前にできていることが、権力者や富裕層や、通常ではありえない立場に立った人間の考え方は、ひとを人とも思わず、虫けらのごとく見ているのではないかという疑いがある。平気で無視している。眼中にないのである。彼らこそ、害悪であり、彼らのもつ誇り、力の活かし方、彼らの視線、視野、この中に、世の中をゆがめる根本原因があるような気がしている。

ひょっとして、それはもっと、一般的な考え方だろうか、いな、そうは思えない。権力者、有力者、相対的に少し力があると自覚すれば、その力の及ぶ範囲内であれば、これを行使する。ここに根源的な原因があるように思う。