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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

醜い正体を現す小沢氏ら・・・政治とは

2011年04月16日 11時06分27秒 | 思考試行

民主党政権になって、はじめての本格予算を組もうとしたところで、大震災にあった。すべては、災害対策に向かうこととなった。全国民が、一致団結して、ことに当たらなければならない状況になった。

ところが、小沢氏の倒閣運動が開始され、これに呼応するように、自民党谷垣氏、西岡参議院議長らが、これに続いた。マスコミもこれに追随して、大きく報道する。

何で、この時期というのは、自然に思うことだが、小沢氏にしてみれば、どこかで、口実を見つけ出して、活路を開きたいと思っているのだろう。

だれが、政権であろうとも、特別に問題があるならともかく、やるべきことは、次々とこなしていく他はない。遅い、とか後手後手だ、などというは、菅氏にかえて、誰を据えたとしても、同じことである。むしろ、菅氏は、最適な人のように思う。

ルールどおり、政権をとるべき期間は、キッチリと仕事をするだけのことである。その期間が終われば、そこで、選挙によって、国民が判断すればいいのである。

個人的な事情で、政権にあることが、著しく不都合であれば、それは仕方がないことであるが、何でもかんでも、不都合を言うのは、賢明とはいえない。

国民世論は、こんな騙しには、のってはいないし、議員連中もさすがに、今は、その時期ではないと思っている様子ではある。そして、あぶり出しのように、ヘンな連中が、姿を現し、醜い正体をさらしている。


人生とは

2011年04月16日 09時00分29秒 | 思考試行

災害があって、困難にあうと、人生というのは、一体なんだろうと思う。生きるということは、その中に、苦しみが当然のようにある。その苦しみがあることによって、喜びもある。

こうでなければならない、ということはない。相互に、助け合って、いくことの中で、苦しみを凌駕する喜びもうみだす。

税金をあげ、生活の質も落とす。それでも、本質的なところで、人生の豊かさに気付くということもあるのではないだろうか。

ドナルド・キーン氏が、日本に帰化をする。これをラジオで聞いたときに、判官びいきの日本人的感覚を氏が持っていることに、感動を覚えた。

長年、日本に関わり、日本通である氏が、決心した背景には、こんなときだからこそ、という気持ちがあったと伝えられている。

孫氏、石川青年、・・・、個人的な思い切った寄付のほか、従来にないような規模で、支援が始まっている。政治、経済、ものの考え方、すべてが、考え直す対象となる。

「禍を転じて福となす」という言葉がある。今度の災害も、そのようにして、乗り越えて行きたいものである。そこに、人生とは、と問う動機がある。

変な動き、思惑、そういう、おかしな兆候もある。そこで、本質を掴み、その深層に、何があるのか、そこを把握することが世の中を変えていく原動力になる。平時には、見えないものが見えてくる。