空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

アメリカの大統領

2016年02月29日 10時07分49秒 | 思考試行

いくら大きな力を持っていると言っても、大統領がすべてを決められるわけではない。だが、その意思は、大きな力、影響力を持っている。

オバマの評価は、アメリカではあまり高いとはいえないらしいが、それでも、戦争を拡大させなかったことや、キューバとの国交回復、オバマケアの導入などなど、そして、銃規制への挑戦といい仕事をしてきていると思う。

だが、徹底的ではなく、どの層にも不満感が残っていると言われる。人種差別意識が、人気を今ひとつ盛り上げなかったのかもしれないと、共和党支持のケント・ギルバートが言っていた。

今度の大統領選挙での様子をみると、サンダースはまともとして、彼が大統領になってその政策を実行するとなれば、まさに政治革命だから、銃社会のアメリカで、暗殺されずにすむのかという危惧を覚える。

そして、トランプなど論外だと思える人間が、人気を得て、共和党の候補になりそうな勢いであることが、アメリカの病根の深さを思い知らされる。あるいは、これが正直に人類社会の実態を示しているということかもしれない。


”年金もかけてこなかったし”

2016年02月28日 07時12分04秒 | 思考試行

「収入があったときにも、年金掛金をしてこなかったし、どうせ長生きしないのだから、もういいや」、となっているという。ローンも残っているし、どうなることか。

まことに少額ではあるが、年金にようやくたどり着いた、当方としては、こんな話を聞くと、気の毒で仕方がない。

今からでも遅くない、というものの、今から、年金をかけても、年金額は、しれている、となれば、将来のことは、考えずに、今を暮らしていくほかない、と考えるのもありともいえる。

最後は、生活保護の手段もある。となれば、もうどうでもいいや、となる。いったい、ここまで、人を追い込んだのは、誰か。

あくどい手数料切り下げをやり、その成果を持ち逃げしているモノがいる。それは、意外に知られていない。金の流れは、調べればわかるはずだが、馬鹿げた富裕層の強欲ぶりには、驚くばかりである。この連中からの富の移転をどうするか、うまい手段がないのだろうか。

国際的な収税機構を作って、富の再配分をする。有効に使えば、悲劇がどれだけ減ることか。とはいっても、もっともっと、始めの段階の人類社会の現状がある。

手順をどうしていくのか、まずは、日本から戦争勢力をまず議会から追い出し、あるべき人間社会にむけて、コツコツと改善の道を行くほかない。

 


プレバト俳句の面白さ

2016年02月27日 12時44分28秒 | 思考試行

相当な人気があって、結構多くの人が見ていて、面白いという人が多い。なんといっても、辛口の夏井先生の評価の仕方、添削に切れ、そして、なんといっても、歯に衣着せぬ毒舌の面白さだろう。

芸能人達が、コテンコテンにやられて、添削すると見事な句になる。そのプロセスが興味深い。

この番組に刺激をうけた、小生の同期生が、同じく夏井先生が選句している投句番組である愛媛県の南海放送のラジ織番組の投句を始め、けっこう採用されているということで、もう一年間ほど、投句している。

プレバト人気もあってか、最近投句が増えて、今週はついに、グループからの採用ゼロとなった。始まって以来のことのようだ。

それにしても、他の投句サイトのリズムが変わって、大挙して、この一句一遊にベテラン連中が押し寄せてきたためだが、これもまたよし、大いに刺激を受けて、こちらも腕をあげるのみである。


損保代理店の悲劇

2016年02月26日 09時48分26秒 | 思考試行

小生は、なんとか年金にまでたどりついたが、代理店手数料だけでは、生活できなくなって、年金も払えない人がいる。

老後の設計もできない人がいる。いったい、そこまで代理店を追い込んで、何が「保険」だろう。背後で、誰かがみんなから吸い上げた成果を、独り占めしている。

このビジネスに入ったころとは、様子が違い、約束が違い、不公平きわまる仕組みを押し付け、代理店から収奪の限りを尽くしている大手損保会社、というより、損保会社を支配する資本家どもの仕業。政権もこの不公平を放置している。

契約のために、個人的なつきあいをし、サービスをしアドバイスし契約をとり、維持してきた労力をすっかり横取りするわけだ。こういう連中は、何もしなくても、儲かる仕組みにのっかって遊んでいても、金儲けができる。

贅沢のかぎりを尽くす。さぞかし幸せなことだろう。と思いきや、そんなところに本当の幸せがあるだろうか。そう思っているとしても、そんなものは、ホンモノの幸せとは到底言えない。

「あの世に行った時に、しまった、と思ってももう遅い」。となってほしいところだが、はたして、そんな仕組みなっているかどうかは、わからない。

だけど、こんなふうに不公平がはびこり、生活することが、苦しく、真面目に働いているにもかかわらずというか、真面目に働くことが、貧困への近道というようなことが続けば、あの世があって、しかるべく、この世の不公平の決着をつける仕組みがあってほしいものだと思う。


自民党の正体

2016年02月25日 10時16分47秒 | 思考試行

自民党は、いよいよ変な方向へとはっきり動いている。反省できるものなら、しなくてはならない。もちろん反省するだけでなく、その行動、考え方も変えなければならない。そもそも反省する気なんてないだろうが。

彼等の頭の中には、国民は、権力の支配下にある、「シモジモ」として、権力に奉仕しなければならない存在というイメージがあるのではないだろうか。

そのあらわれをあげるならば、放送電波をとめるぞ、の大臣発言である。放送法のもともとの、目的は、権力からの自由が大元にあるのに、むしろ放送事業者が自主的な倫理規定とされる条文を、根拠にして、権力の恣意的な圧力をかけようとするのである。

逆転する考え方である。現行憲法を変えるとして、憲法案をだしているが、その中に、なにがあるか。国民主権から「国家主権」的考え方を出してきている。

国民の生活を、中心に考えている公共の福祉を、ねじまげて、公益と入れ替える。公益とは、国、国家、権力機構などにつながる。国民の福祉から、国への奉仕へとかえようとするのである。

憲法を変えて、戦争をしない国から、する国へと変える。その企みの背景には、こうした価値観の逆転がある。弱者切り捨て、資本の尊重、儲け主義、がかくして生まれる。


だんだんひどくなってへんか?

2016年02月24日 10時19分17秒 | 思考試行

子供の態度が変だと、家内の友人のバアさんが嘆く。子供夫婦が離婚して、にわかに母親代わりをせざるをえなくなった人が、朝、子供を起こそうとして、「うるさい!」と言われたとショックをうけている。

離婚した母親の躾がどうだったのか、の問題があるが、それぞれの家庭が余裕なく、ギスギス暮らしている感じがある。

世情が、儲け本位の金カネの世界であれば、世間も家庭も、どこもかもがおかしくなってくる。憲法を変えて、戦争できる国にしようとする現政権、日本はどこへ行くことになるか。彼等の視線は、どこを向いているか。

日本社会、どうやら、あちこちにほころびが、見えてきているのではないだろうか。

人間が健康に暮らしていくためには、条件がいる。前提もいる。邪な考え方を排除することは当然であるが、単なる競争心をあおるばかりでは、いい世の中になるとは思えない。

世のため、人のため、そう思って努力していた時代があった。単純な自己愛ではなく、他者との関係を無視するような傾向は、自己さえも愛することはできない。他者を愛し、他者のことを考えることができるなかで、真に自己も愛することができるのではないだろうか。


アメリカの銃事情など

2016年02月23日 09時28分49秒 | 思考試行

憲法で武器を持つことを、「保証」しているアメリカは、国内で、3億丁もの銃が出回っているという。どこでも売っていて、身近なものらしい。

日本では銃がもてないと聞いて、気の毒とアメリカ市民がテレビインタビューに応えていた。

オバマ大統領は、銃による子供達が殺されたことを、涙を流して悔しがる。この落差。

銃規制がすすまないのは、伝統的な事情もあるが、なんといっても、アメリカ人の価値観に寄ることが大きい。

進化論など認めない、聖書が絶対に正しいとする人々の存在。武器を持って立ち上がって独立を勝ち取ったとする誇りと伝統。

簡単にはいかない銃規制だが、それだけでなく、トランプ氏のような、無茶苦茶な考え方の人間がいて、また、それを支持する人間がいることなど、アメリカは、相当に危ないとみえる。

こんなところから、マネーがマネーを儲けるスタイルを編み出すのではないだろうか。刷りまくったドルのために、回りまわって、迷惑を受ける国々、罪深いことである。

 

 

 


保険代理店を引退譲渡を決める

2016年02月21日 12時30分42秒 | 思考試行

手術の予定が、かなり時日を要することがわかって、それも契機となって、この4月に保険代理店を譲渡することを決意した。

昭和56年に代理店研修生として、保険代理店を出発したのだが、その間いろんな思いでがある。飛び込み営業をかけたり、親類縁者へのアプローチと、なれない営業は今から思えばよくやってきたと思える。

結構大きな保険対象事故に遭遇したし、保険の役割を実感したこともあった。従業員のために、保険をかけていて、大層喜ばれた事業主もいた。だが、その会社は、その後何年も経ってからだが倒産したときいている。

報われないこともあるのだな、と思ったこともあった。また、近しい人よりも、他人であっても、暖かい人々に多く触れた。少しのことを、大変喜んでもらい、海老鯛の関係の人もいた。

時代のこともあるかもしれない。今のような保険会社の姿勢では、とても独立した代理店などできないだろう。結構、会社は、人間味のある営業姿勢であり、内実はともかく代理店を育てる姿勢は、チャントあったように思う。

今は、収奪の対象であり、手数料を下げる一方であり、それは、外資の影響とみられるが、営業姿勢が変化してきているのは、残念なことである。

アメリカの大統領選挙などみていると、共和党の候補者など、大富豪というが、なんともレベルが低すぎる。そして、そんな人が人気があるというのだから、世の中、これから大変だ。


恐怖で支配はいつまで

2016年02月20日 12時03分53秒 | 思考試行

世代間で、「常識」は変わる。タレントのヒロミが、テレビで言っていた。先輩に誘われたら、デートの約束があったにしろ、素直にその誘いにのるのが当然で、断ることなんて考えられなかったという。

ところが、最近の若い人は、そうではないという。しばらく芸能界から外れて、ビジネスの世界にいたヒロミは、従業員に慰労の意味で、食事会をしたりしていたが、その飲み食いした翌日に、退職を切り出されたりする、そんなら、食事会の誘いにのらないはずだと思うのだが、それはそれ、これはこれと、区別するというのだ。

食事会の誘いは、嬉しいから、のるけれども、退職の話とは別だと考えているという。たしかに、阿吽の呼吸とか、長幼の序とか、そういうことは、伝わらなくなっている。

これは、ある意味「恐怖」からの自由ともいえる。しがらみや、もろもろの個人の意思をしばるものから自由なのだろう。功罪があって、その傾向でいいのかどうかは、時間がかかる。

北朝鮮では、粛清が続いているという。権力を背景に、従わないもの、その疑いを持たれるものは、殺してしまえば、後釜はいくらでもいるというわけだ。恐怖で、支配態勢を維持しているのである。

本当だとすれば、こんな馬鹿げたことが続くはずがない、と誰もが思うのだが、結構社会では普通のことではないのだろうか。その程度の人類社会であるということだ。富者は、貧者を食い荒らして平然としている。その仕組みを、ますます強化している。


家計のこと

2016年02月19日 07時05分28秒 | 思考試行

年金生活だけになる寸前に来て、家内が急に、出費について、考え始めた。節約できるところを探し始めた。

保険会社が法外な手数料削減をしてきてから、生活は途端に窮屈になってきた。その分は、あきらかに、1%の連中の懐にいくだけだ。

現実問題として、収入は限られるのだから、出るを観察するほかない。眺めれば、まだまだ冗費はある。

放送大学の科目制限の話も出てきた。いままで、どれぐらい払ってきたことか。思えば、もうコースは残り少なく、放送大学生活もわずかである。

なにもかもが、終わりに近づいていく。その中で、俳句が占める位置が増えてくるのだろうか。できれば、年金生活のなかで、心豊かな生活ができるようにしていかなければならない。

他の収入をあてにはできないのだから、仕方がないところである。冗費をカットすれば、おそらく可能と思うが、できれば、もう少し、まわるように仕事をシンプルにして、続けていきたい。


もう限界とまではいかないが

2016年02月18日 11時16分53秒 | 思考試行

ここまでいろいろやってきたが、いい加減に、仕事の間口を狭めてみようと思っている。保險の分野をやめようと思う。若い頃は、なんとか仕事を増やそうとしていたのに、これが老境ということか。

顧客に迷惑をかけることになるやもしれず、元気のあるうちに、生活をシンプルにしたいと思うようになってきた。

それだけではなく、直接のきっかけは、損保手数料の激減である。五分の一になってしまった。保険会社の勝手なルールでのせいである。保険料自体はむしろ上昇させながら、代理店手数料や、社員の削減、など、儲けは一体どこへ行っているのだろうか。

外資の株主が増え、実質的に保険会社の儲けは、そちらへ流れているのではないかと思われる。動かなくとも、金もうけができる仕組みに組み入れられた格好である。

概ね、貧富の格差がどうして生まれるかといえば、こういう仕組みにあるわけで、商慣習も何もない。嫌なら、代理店をやめていいよ、の姿勢だから、個人の信用や努力で積み重ねてきた契約実績をサッと横取りできるわけだ。

助け合いに程遠い考え方が、いよいよ普通になってきている。人間社会の終末の姿かもしれない。


全部入れ替わったのか?

2016年02月17日 10時06分54秒 | 思考試行

今まで、笑顔いっぱいに対応してくれていた人が、突然挨拶もしない、目も合わせないとなれば、どういうことだろうかと不安になる。

施設の所長が変わり、何か変化があったのだろうか。介護の職業を天職と言っていたやさしいケアマネージャーが突然退職するという。

なんの変化があったのだろうか。これから注意が必要である。介護の職員の対応は、気になるところであり、その態度、物腰に否応なく注目してしまう。

所長が変わり、施設の運営方針が変わったとすれば、要注意であり、監視する気分が生まれてくる。施設はそもそも密室化しやすい。

特に、職員との交流がなければ、いよいよその傾向は強まる。家で、家族をみることが得策とは思えなくなって、施設にいれたのだが、虐待事件が多く起こっているのもみても、施設だけの問題ではないことが、背景にあることをしらなければならない。

介護職員の待遇、国の施策、これらにも大いに関係がある。さらに憲法解釈を勝手に変えて、平然としている自民党、公明党の動向をみても、こういうことが、如実に実際の生活に影響してくるのである。


アメリカの実態

2016年02月16日 14時55分43秒 | 思考試行

アメリカのホームレスの人数は、56万人とも57万人とも言われている。一旦、ホームレスになるとそこから抜け出すことは不可能と言われている。何が、アメリカンドリームだ。

人間を大事にしない考え方が、このように現れている。ラスベガスのホームレスの実態を取材しているテレビ番組をみた。ホームレスの住んでいる排水溝の上は、高級ホテルだという。皮肉なものである。

日本のホームレスは、6000人ぐらいという。一頃、ブルーシートが溢れていたが、一斉に消えた感じがある。生活保護などの手当がされたということだろうか。

貧富の格差はいずれにしても、解決すべきことである。富裕層も、そんなに蓄財して楽しいのだろうか。どしどし、吐き出して、世の仕組みを変えていくべきだ。

大統領選挙でも、民主社会主義を公言する候補者と、イスラム教徒は、国から追い出せなどという候補者が争うような図式になるとすれば、なんという国なんだろうか、アメリカは。

とても、世界の指導者なんていえる状況にはない。


ボタン一つで

2016年02月15日 10時31分22秒 | 思考試行

俳句を始めて、暫らく前に、電子辞書を購入したのだが、使い方にあまり、習熟できないままできた。ところが、昨日全くうかつなことだが、「戻る」ボタンがないのを不便だなと思っていたところ、なんと、扱いやすい場所にあることを発見した。

「戻る」ボタンは、まことに重要で、何か調べてまた最初から操作なんて、不便きわまりなく、それで、あまり使っていなかったのである。戻ることができると、体系的な見方ができるわけで、格段に便利になる。

昨日、ボタンを発見してから、いろんな場面を、巡った。すばらしい。これで、調べ物が相当進みそうだ。実力をつけて、俳句に生かせたらと思う。

実績をはじき出して、俳句仲間にも教えたいと思う。それには、まず、当方が成果をあげなければと、功名心のようなものが頭をもたげる。

それにしても、チョッとした発見が生活に大きな影響を齎すというのは、ありそうな気がする。急速な国語力の進展の期待に胸を膨らませている。


考え方一つ

2016年02月14日 14時46分27秒 | 思考試行

認知行動療法の科目を聞いていて、人間考え方で大きく生活に影響がでることが理解できる。

たとえば、冷たい氷水の中で、どれだけ我慢できるかの実験がある。

何にもしないで、ただ氷水に手をつけていると、その痛みで、一分足らずで我慢できなくなる。ところが、その痛みを観察して下さいといわれ、側に立ってみている人に報告するようなアクションが入ると、同じことをしているにもかかわらず、だんだん親指が、とか手のひらがどうのとか、言っているうちに、氷水にてを浸している時間が大幅に増えたのである。

まだまだいけると、本人はいうのだが、実験者が途中でやめさせた。同じ、冷たい氷水にてをつける状況であっても、耐えうる時間は、全然違う結果となったのである。

さらに、不安を抱えて欝状態に長年苦しんでいた人が、その不安に注目していたときは、何も手につかない状況だったのが、不安はあると認めて、その上でと考えるようになって、症状が改善した人がいる。

不安にとらわれて、いろいろ対策しているときは、なかなかよくならず、その不安のあることを認めて、そのことで、かえって、不安から抜け出たというのである。

いろんな技法も進歩してきているようだが、印象的なのが、講師のみなさんが心を開いている感じのすることである。放送大学には珍しいパターンである。