空をみながら

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旧統一教会をめぐって

2022年08月06日 18時09分12秒 | 思考試行

旧統一教会はとんでもない集団である。名称を変更している今もなお、人々を洗脳して、多額の献金をさせ、霊感商法を思うさま展開しており、日本に多くの被害をもたらしている。

旧統一教会が、名前を変えたいと言い出したのは、悪行が知れ渡り、なんとかこれを隠そうとする、ミエミエの魂胆であり、悪評をごまかすためであることは明白であった。

狙いを見破った心ある官僚は、名称変更を長きにわたって、認めない立場をとってきた。

ところが、書類が整っていれば、認めざるを得ないと言い出すものがいる。統一教会が何をしてきたのか、問題にすることもなく、名称変更を認め、今や統一教会の雲隠れを是認している現状となっている。

なんでこんなことになるのか。名称が変わって、中味は変わらず、今も被害が続いている。名称変更により、統一教会とは知らなかった、などという、国会議員もいる。名称変更の効果がでているということだ。

カルト宗教をどう扱うか。選挙のときに無報酬で手伝ってくれるとか、まとまった票をくれるからとか、政治家にとって、有難い存在であり、利用価値は高い。その政治家は、彼らカルト教団の広告塔となって、お互いウインウインの関係だと思っている。

騙されて被害をこうむっている国民のことは、眼中にないようだ。こんな宗教集団は当然ながら、解散させるべきだろう。社会に大きな害悪をもたらしているのだから、当然のことである。

眼が節穴かといいたい。外国では、この宗教集団の本質を見抜いて、然るべくとるべき措置をとっているところもある。日本では、なんとウインウインの関係だ。

ロシアの進攻も嘆かわしいことだが、安倍元首相の銃殺事件によって、明らかになった、政治家とカルト宗教集団との関係も恐るべきものである。

これが、選挙にどう影響していくのか、国民の目が、多くの人々が、どう考えるのか、これに反応するのかどうか、選挙でドッと状況が変わることにならないものだろうか。しっかりと反応する国民であってほしいものだ。

自由と民主主義と共産主義は、決して矛盾するものではないと思うが、共産主義をいいつつ、中味は権力闘争にあけくれ、専制主義に落ち着いていくようでは、来るべき社会はどうなっていくのか、なかなか先がみえない。

人と人が助け合い、気持ちよく暮らすためにはどうすればいいかと考えあう社会になるようにしたいものである。世界をみれば、その方向性は、徐々に、てきているようにみえる。日本もしっかりしていきたいものである。