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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

北朝鮮のへんな挑発、宗教の欺瞞、軍事資本のひどさ

2013年03月31日 22時27分53秒 | 思考試行

北の挑発ぶりは、本当に馬鹿げている。こんなのに、本気で怒ったりしたら、ロクなことはない。宗教もおかしい。神や佛を「あるもの」として、扱っているのは、欺瞞そのものである。モラルは、無宗教であっても成立するどころか、そうでなければ、真のモラルなんて築けない。

柏手をうったり、そういう「ポーズ」をとるのは、心理的な効果はある。だが、本気で、ご利益があるなどと思うのは、やめろということだ。

「純と愛」の最終回で、純の覚悟がでてくる。これでいいのだ。指が動いたり、思わせぶりなシーンがあるが、大事なのは、純の覚悟である。

土星の輪の中に、地球がポツンと写っている写真をみたことがあった。土星近くまで行った、人工衛星からの写真である。太陽系の端ですらない。そこから見える地球は、ちっぽけな点にすぎない。

宇宙は、広い。神や佛の実在を云々することの虚しさよ。そして、イラク戦争についての真相の報道番組があった。事実の開示である。誤りの判断のなかで、イラク人が14万人も殺され、米兵も4000以上死亡しているという。

大量破壊兵器なんてなかった。イラク側も、すべての査察を受け入れた。にもかかわらず、侵攻することは決まっていたという。もうけたのは、軍事資本である。戦争をビジネスとしている連中である。なんという愚かな実態。


桜ほぼ満開の万代池公園を歩く

2013年03月31日 01時15分59秒 | 思考試行

今日は、(30日)これ以上ないような快晴で、見事な桜であった。ただ、バーベキュー禁止とあって、池の周囲には、座る余地が充分あって、おなじみの風景が見られない。焼肉を焼くにおいもなく、上品なものだ。

皆さんおとなしく、弁当をひろげたり、控えめな感じで、酒盛りをしている。もう一つ盛り上がりに欠けるけれども、皆さんルールを守って、見事なものである。

そして、車椅子が多い。風もそれほど強くないし、本当に今日は最高だった。これが、最後の見納めと思っている方もいるかもしれない。

亡くなった父と、桜のころ、一泊旅行に行ったことがあったが、旅館の窓から桜をじっと見ていたことを思い出す。体調がかなり悪くなりはじめてきたころだったから、その姿は、そんなことを思っているのだろうと、感じていたが、はっきり考えていたわけではない。

あるいは、全然別のことを考えていたのかもしれない。小生も、今日、これが最後などとは、考えていなかった。最後かもしれないのに。

 

 

 


リフォームを計画して知った世の中の進歩の具合

2013年03月30日 11時25分40秒 | 思考試行

世の中、あちこちで進歩しているのだという実感を体験した。古い家を、リフォームすることとなったのだが、そのプランを検討するなかで、また、業者の人と接触する機会も持つなかで、具体的にキッチン、風呂、壁、天井、照明等々、細部にわたって、知識を得、さまざまに世の中の現状を知ることとなった。

世の中進歩している。いつのまにか、時代に取り残されていた感じがする。不便を不便とも思わないできたが、世間は、便利になっているのである。そのかわり、貯金は減る。だけど、それは、資産にかわるということだね、と妻はいう。

簿記の仕分けを思い出した。そうだ、と言いながら、なるほどと納得した。単なる浪費ではないのである。金で持っていても、それは、直接生活の質に影響しないが、住める家という形になって、そこへ住むとなれば、有用な資産であり、使用価値がふえる。あたりまえのことが、実感できていなかった。

そして、やはり、人間は、一人では生きられず、交わりのなかで、成長し、生きがいもうまれるのだ。仕事を通じて、生まれる関係の素晴らしさである。お金は使ってこそ始めて生きる、とも思った。そんなことを、今回のことで学んだ。人間は、やはり動かなければいけない。


選挙区の区割り案・・・なんだこれは

2013年03月29日 09時56分26秒 | 思考試行

小選挙区制そのものが、少ない得票率で、多くの議席をとれるという、民意軽視のシロモノであり、そもそもこういう制度を考える発想が、政治家にあるまじきものだと思う。

そこには、正義がない。姑息な、薄汚い権力亡者の思惑が、恥ずかしげもなく露出している。人類の歴史のなかで、後世の人々の笑いものになることだろう。この頃は、こんなに低レベルであったのだ、ということになろう。

「恥ずかしい」ことは、こればかりではない。利己的な振る舞いが、平然と行われて、平気であること、集めた資本を右へ左へ動かすだけで、巨万の富をうる仕組みなどは、一部の冨者と、大多数の弱者をつくりだす。社会的にみて、害悪な連中が、ほんの少し弱者に寄付したからといって、その罪は免れない。

相互に助け合い、相互に成長し、よりよき方向を目指していくことこそ、人間らしいふるまいだろう。頭では理解できても、それは理想にすぎないとして、低レベルの悲劇を繰り返している。

各人の多様な好み、思考、を認め、共存共栄の社会こそ、人類のゆく道であろう。どこか一方向へ、まとめようとするところに無理がある。


景気は気のもの?

2013年03月28日 08時42分48秒 | 思考試行

金を剃りまくるぞ!と言いまくったら、株高となり、円安となった。なんだか、景気が良くなりそうだ、という話になりかけている、流れだが、それでいいのだろうか。

口先一つで、株価に影響するから、政治家の発言は、慎重でなければならない、ということは本当のようである。

法律などあってないような国があると思えば、精緻な、弁護士でも知らないようなルールをもちだす国もある。

悪意というか、支配を維持するためというか、歯向かうと大変なことになるので、知らない顔をするか、なかったことにするか、我慢するか、金ですむことならというならそれでいい。ここは、やり過ごそうという考え。

アメリカ司法当局に、日本人のビジネスマンが、収監された記事は、朝日朝刊トップに、デカデカと掲載されたにも関わらず、何事もなかったように、何の続報もなく、すべてが流れている。

変だ。おかしい。天気がどうの。タレントがどうしたこうした。選挙は無効だ、云々。大事なことをすっとばしているマスコミは、だれが牛耳っているのだろうか。

どうやら政府ですらないような気がする。表に出てこないフィクサーの存在の影がみえる。


日本で「働いていて」、「何かあれば」アメリカで収監されるということの意味

2013年03月27日 09時21分31秒 | 思考試行

その後、(3月25日朝日朝刊一面トップ記事で、ビジネスマン収監の記事がでた以後)、朝日も含めて、すべて何らのニュースも流れていない。

昨日、友人が訪ねてきてくれて、この話をしたら、「毎日」を取っているとのことで、まったく知らなかった。記事を見せると、驚いていた。

小生同様、談合については、企業そのものが、罰金とか課徴金とかいわれても、組織で動く、個別の人間がいきなり、収監されるなど聞いたことがないからだ。しかもアメリカでだ。

内閣支持率の好調なことから、あろうことか憲法改悪の目論見を隠そうともしない安倍政権は、このニュースを、どうとらえただろうか。一切のニュースを抑えきっている今の実態は、国民がよくよく知らなければならない。

特に、共産党は、この記事に触れないでどうする、といいたい。赤旗という武器をもっているのだから、バッチリと本質にふれるコメントを出すべきだ。このまま沈黙するとすれば、沈黙の理由も知りたい。


「収監のニュース」はどこへ行った?

2013年03月26日 10時47分17秒 | 思考試行

テレビでも、一切報道しない。今朝の朝日朝刊にも、まったく出てこない。政府も何も言わない。誰も何も言わない。

平成25年3月25日、朝日朝刊一面トップの「アメリカでのビジネスマン収監」のニュースは、どこへいったのか。何事もなかったように、このまま、流れていくのだろうか。

朝日で、なにがあったのだろうか。24日朝刊のトップは、「腰痛」だった。これがヘンだと、書いた。その翌日がビジネスマン収監記事だ。

それだけで、様子はつかめる。おおきな虎の尾っぽを踏んだ?のだろう。黙り込んだマスコミの実態。何事もないようにテレビは、のどかに、平常番組を流している。

これが、この国の実態である。アメリカの本性。マスコミ支配の構造。これは、だれも信用できないぞ。朝日には、ホネのある人もいるのだろう。昨日、それを敢行したのだ。しかし、こうなると、その後が、心配である。

「赤旗」にも、この記事は出てこない。「なにがあったのだろう」の記事があってもいいではないか。この流れをみすごしてはいけない。庶民は、ほころびから、すべてを見抜かなければならない。付和雷同してはいけないのである。眼光するどく、監視を続けなければならない。

 


普通のビジネスマンが、アメリカで収監される事態に!

2013年03月25日 09時35分15秒 | 思考試行

カルテルが、不正な競争手段と言われているのは、知られているが、常識的に、日本では「そんなことは隠れてやっているに違いない」と思っていた。

朝日の記事によれば、日本での独占禁止法などでは、実際のビジネスマンが、収監されるようなケースは、今までないという。会社が課徴金などを取られるぐらいだった。

ところが、個人の犯罪として、すでに、アメリカで、邦人12人が収監されているという。日本の弁護士も、知識不足で、対応できないという。企業の法務部も、会社の権力構造からみれば、力のある部分ではないらしい。

おそるべしアメリカである。自分の国の法律にてらして、ビシバシと摘発してくる。ルールを知らないで、TPPに参加すればどうなるか。この調子では、日本から、いいものがどんどんなくなり、アメリカのようになる、ほかないのだろうか。

それとも、そのルールのなかで、うまくやっていくのだろうか。日本の誇る皆保険も怪しくなる。貧富の差は広がる。やだねえ、そんな世の中。

儲けた金で、相互扶助を徹底的にやる国内法を作って、それで、分け合うようにしようか。そうすると、それは、不当だと、アメリカから訴訟を起こされて、罰金でもっていくつもりかもしれないから、そこは、注意して「ルール」にいれておかなくてはならない。


腰痛がトップ!なんかヘン

2013年03月24日 11時58分33秒 | 思考試行

朝日新聞の今朝の一面トップは、腰痛が2800万人であった。朝刊一面のトップ記事がである。そんなことは、いつでも出せるし、なんで?という違和感がはたらく。

大きな記事を予定していたが、うまくいかず、うめぐさとして用意していたものなのか。それにしても、一面トップとはと思う。

一方テレビでは、昨日は、たかじんが病気から復帰ということで、橋下大阪市長との対談があったり、大谷氏と橋下市長との「バトル」があったりと、なかなか見ものであった。

たかじんは、さすがにやつれた感じもあり、弁舌も従来通りのスムースさはなかったものの、存在感を示していた。テレビ業界のカリスマになっている。

マスコミ業界で力を持つということは、政界にも影響力を持つこととなる。これも、権力支配機構の意向にたがえなければ、の条件があるからであって、真実、人間として、すばらしかったりするわけではない。

本当に、すばらしい人であったり、弱者の味方であったりすれば、マスコミに登場なんかさせないし、そんなことは、権力が黙ってはいない。


TPPを考える

2013年03月23日 21時55分29秒 | 思考試行

まさに、賛否両論の感じである。反対の意見は、現状破壊のニオイをかぎとり、最悪、生存条件にも関わる心配をしている。

一方の賛成派は、外国との競争により、進歩を計るんだ、ぐらいの意気込みを感じる。よくいえば、楽観的、積極的だが、その裏に、従属の感があるのも否めない。

見え隠れするのは、アメリカの「たくらみ」である。ルールを開示せず、入るときまれば、今までに決まったルールは変えられない、とか、抜けられないとか、普通は考えられないような理屈である。

なんで開示できないかといえば、明らかにすることが、自分にとって、有利ではないと考えていることはあきらかであり、いくら理不尽でも、それに身をまかせるということだから、こんな約束をするのは、どうにでもしてくれという話であって、通常、こういうのは「交渉」とは言わない。

君子危うきに近寄らずである。ヘンテコなルールをつくりだすのは、欧米の得意とするところである。かれらの価値観に、目をつむって飛び込むしかない、とするのは先の大戦の敗戦によるものだとすれば、なんとも痛ましい。


身体を動かす

2013年03月23日 06時03分27秒 | 思考試行

健康には、身体を動かすことが必須の条件である。動かないと、血流に問題が生じやすく、あちこちに障害が出てくる。身体の機能そのものも、使わないと退化する。

高校時代の同期の消息を聞いても、野菜などを栽培しながら、囲碁サークルに参加、現役時代よりも実力をあげているという元気な者がいるが、まさに、身体を動かしながら、好きな趣味の世界を持っているという健康パターンである。

近所の90歳をこえる婦人は、よく歩いている。外で、よく出会う。マイペースで、午前に西へ向かっていたのが、午後であったときは、東へ向かっているという具合で、頭もしっかりしておられる。

耳が遠いので、自分から話をして、どうやら、こちらの声はあまり聞こえていない様子だが、別段支障はない。いつも快活である。

それにしても、いつの間にか、みんな年をとったものだ。周囲をみれば、子供の姿がない。少子高齢化の波は、確実に身近になっている。これからどのようになっていくのか、していくのか、身体を動かしながら、考えるとするか。


「金儲けのみ」に対して

2013年03月22日 09時49分53秒 | 思考試行

世の中が、金儲け専一の人ばかりとなるとすれば、そんな世の中には、なんの魅力があるだろう。何をするにも、金かねで損か得かと血眼になる世界、ブルっとなる。

勝者は、その得た武器でさらにルールをつくり、他者を追い詰め、さらなる支配を強める。一方では、生存さえままならない人々がうまれる。弱者を一顧だにしない残虐な世界。地球規模で、状況を改善しようとする視野がなければ、底が浅く、あさましく、醜いだけの金儲け亡者たちの姿。

金儲けを成した人々がどういう行動をとるのかが重要ではある。儲けのほんの少しだけを寄付するのか、その大部分をそうするのか、それは、次の儲けのための準備にすぎないのかもしれない。

偏在する富を、うまく分配する構造、仕組みがどうしても必要となる。これだけ世界が狭くなり、事情がわかるのだから、何とかそういうものができないだろうか。

多くの悲劇を、過去のものとする、そういう知恵がほしいものである。


アベノミクスはほんものか

2013年03月22日 09時28分45秒 | 思考試行

口だけで、金を剃りまくると言っただけで、株高となり、景気が良くなる。何かおかしいと思う。通貨価値の下落を心配して、真面目にことにあたろうとする人は、非難をあびる。

これから、日銀幹部は、もっと金をすりまくると言っている。これは、通貨安を招き、輸出企業は有利となる。日本はもともと輸出で稼いできた国だから、それは、従来のやり方がそのまま使えるとあって、輸出企業は、息をつけるということなのだろう。

通貨価値が下落し、金だけもっていても仕方がないという気分で、ためこんでいた金が市場にでてくるし、株式で儲けた金は、また、投機資金となって、世界のどこかで、暴れまくるだろう。

投機資金になるか、実需の資金となるか、金に色はついていないから、どちらへもなりうる。経済学が、どうなっているのかは知らないが、経済学の識者といわれる人々の、意見の多様さには素人としては、惑うばかりである。

誰の言うことを信じればいいのか、どういう行動をとるべきか、様子をみながら行くしかないが、あまり調子をこいて浮かれるのは、よくないと、生理的に思う。

豪華な食事をすれば、糖尿となり、健康を害する。贅沢品を購入して、それが何になる。弱者への思いやりは、国内だけにとどまるものではない。当然ながら、地球全体に向かうべきで、全体の調和を考えないのは、とても不十分な政策のように思う。


インターネットの効用

2013年03月21日 17時56分05秒 | 思考試行

長居公園、長居スタジアムのモニュメントに刻まれていた「こころよりからだへ・・・ からだよりこころへ」の詩は、インターネットで調べると、谷川俊太郎さんだと書いている人がいた。

谷川さんのホームページなどをみると、実に多くの作品があり、そのなかで、発見できなかったが、詩の感じから、なるほど、そうではないかと思った。モニュメントのどこかに、書いてあるのかもしれないが、それほど詳しく調べたわけではない。だけど、このように、インターネットで、かなり調べることができる。

その過程で、「日刊糸井新聞」(タイトル正確ではありません。)に、谷川さんの質問箱というコーナーがあって、深刻な質問など、カルガルとこたえている場面にであった。質問した人は、この応えにきっと力づけられたのではないだろうか、まことにユニークで、参考になると思われる。流石である。

そして、谷川さんから、読者に対して質問がだされていた。その質問というのが、「どのように調べても、答がわからない質問をだしたが、その質問はなんでしょう」という質問だった。まことに手強い。

本当に、インターネットは、世界を広げてくれる。有難いものである。

 


本を片付けていて

2013年03月21日 10時54分52秒 | 思考試行

ついつい読み始めて、結局は、片付けよりも、そちらへ話が変わる。それでも、空間を有効利用する試みは、それなりに成果をあげて、読んでいなかった本への、読書意欲もわくという副次効果もあって、たまには、こういうこともいいものだ。

18年前の中央公論など、面白くて、読みふけってしまう。いま書店では、中央公論は、目立たないが、記事がタップリで、当時の状況がよくわかる。執筆陣も当時の有力者たちが登場している。元気を感じる。

雑誌の栄枯盛衰もあるのだ。当時を「未来」から、みているわけで、「こだわり」の分野、度合いの違いがあって、時代の変化を感じさせてくれる。

時代感覚は、いつまでも同じではないから、何事も、あまり大げさに考えないことだと感じる。あとになれば、大したことではないのだ。

時は、どんどん過ぎて、陳腐化する情報も多いが、今だに、なんのことか理解不能の「ゲーデル哲学」の本など、こだわってはいけないものなのかもしれない。数学の天才らしいが。そんな本に、でくわしたりする。