空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

日帰り温泉に行く

2015年05月31日 17時59分41秒 | 思考試行

近場に、結構いい温泉があって、朝思い立って出かけた。何度も行ったことがあるのだが、あちこち行ったあげくにその良さに気づいて、また、行くようになったものである。

設備の管理、bgmなども心地いい。混んでいないことも重要な要素である。郊外になるから、ちょっとした穴場である。食堂等ついていないから、利便性に欠けるのかもしれない。

少し飲み物等あればいいので、解っているから、食事は済ませていく。湯は大事である。少し塩っぱくて、少しぬるっとして肌によさそうなのである。

昨日の地震といい、火山の爆発といい、温泉が出る利点とともに、キツイこともあるのだが、その周辺に住むものにとって、温泉は、ありがたい存在である。

 


「夢をかなえるゾウ」を読む

2015年05月30日 09時01分45秒 | 思考試行

題材は、ノウハウ本と言ってもいいぐらい具体的で、人間として好ましい目標が設定されている。小生はもう若くはないが、この手の前向きの本は好きである。

新しい人生哲学の本といってもいい。それに、登場する神様の大阪弁がすばらしい。そして、いささか理不尽な神様は、とんでもなく面白い。

200万部の大ヒットの本である。こういう本が売れていることは、世の中捨てたものではないと思わせてくれる。みんな徐々にいい人になっているという実感がある。

政治家が、戦争への道を開こうとしているのに比して、庶民は、このように健全である。そのことに本当に好ましく思う。この善良な庶民を変な方向へ引っ張っていかないでほしいと思う。

続編も出ているので、この上は、続編も読もうと思っているが、どのように、このあと話を展開させるのだろうか。作者の力量を見させてもらう楽しみがある。

死ぬまで、勉強と思えば、結構楽しみはあるもので、何事かをする予定があることは、幸せなことである。そうさせてくれる家内や、周囲の人々に本当に感謝している。


危うい政治

2015年05月29日 22時51分03秒 | 思考試行

政治家の実態は、はっきりわからない。国会の中継などみていると、それがすべてとは思えないが、与党は、質問にまともに答えず、そんなことが、技術になっていて、とてもまともな世界とは思えない。

結局は、選挙時点の議席次第ですべては決まってしまう。あとの議論は、付け足しであって、そんなものは、うまくのりきってしまえばいいんだ、の与党の本音がみえる。

そして、このままいけば、どうやらアメリカの手下となって、自衛隊は、その活動範囲を広げることになりそうである。議論のなかで、この戦争ができるようになる動きがどうなるか。議会の外の動き、世論がこの動きを止められるかどうか。

小選挙区制は、知られているとおり、民意をちゃんと反映はしていない。政治家になろうという連中の意見は、国民の真意を反映してはいない。かなり特殊な考え方をしている。

彼らが集えば、とんでもない意見が多数を占める。その方向lへと国民を引っ張っていこうとする。世界が平和になるために、本当に真剣にとりくんではいない。彼等の頭は国益であり、自らの保身であり、その視野は狭いといわねばならない。

政治家が国民の真のリーダーたりえているのかどうか、しっかりしてほしいものである。


新技術の到来を待つ

2015年05月28日 08時39分44秒 | 思考試行

多くはいらない。食えていけたらいい。贅沢したくもない。平和に暮らせるならば、それでいい。

ささやかな望みと思っていても、それを実現するためには、「普通の国家」にならなければ、それは守れない、と為政者はいう。可能性の問題として、他国がどんな出方をしてくるかは解らない。国内事情から、そのはけ口として攻め込んでくることもありうる。歴史上は、そんなことが多かった。

国家としての膨張志向は、捨てがたいようで、中国の振る舞いなど、まるで絵に書いたようだ。南シナ海でのふるまいは、まことに世界を震撼させている。

アメリカがどこまで、この問題に頭を突っ込んでくるかは不明だが、中国の動きが止まったとは聞かない。どうやらやったもの勝ちみたいである。だいたい、世界はそのようにすすんできた。力を持ったものが、自らの権益を広めそれに文句を言わせない、あるいは、事実上認めさせてしまうのである。

負けた方は、力の弱い方は、何を言っても、通らない。勝者、強者が自らの論理を正しいとして、押し付けるのである。現実はそういう具合にすすんでいる。なまじ、正義を主張しても、詮無いことなのである。

人類の進歩のためには、さらなる新技術の開発が待たれる。しょうもない価値観を吹き飛ばして、人間らしい生き方を可能とするような、そんな新技術を期待する。


リスク

2015年05月27日 11時11分19秒 | 思考試行

憲法9条を無視して、日本は集団的自衛権をもとに、普通の國のように戦争に参加できるようになろうとしている。今の、戦争法案が通過すれば、事実上、世界のどこでも集団的自衛権の名の元に出かけることが可能となる。

そもそも自衛でない戦争はない。いつも自衛の名のもとに戦争は起こってきた。集団的自衛権となれば、二国間あるいは多国間において共通の利益があれば、自衛の口実によって戦争ができるとなる。

憲法9条は、これ以上考えられないほど、戦争をしない国としての規定である。これをどう解釈しようと戦争ができない規定である。

それを捻じ曲げ、解釈で、普通の国としての行動ができるようにしようというのだから、そこには当然無理がある。中国、韓国、北朝鮮のふるまいから、やはり戦えない、戦わない、という姿勢ではおれないという感覚があるなかで事態が変わってきた側面もある。

この方向は簡単には変わらないかもしれない。いつかのように、戦争が起こってしまう可能性が高まってきているのは事実である。自衛隊に人が集まらなければ、徴兵制へと進む。かくして、望まない人殺しにさせられる可能性が高まってきている。

これも、自民党が議席を掠め取ったことから始まっている。


差別 闘い 分配 援助 仕組

2015年05月26日 10時55分47秒 | 思考試行

因数分解からの連想である。

「aの三乗 プラス bの三乗」 を因数分解すると

(a+b)(aの2乗+bの2乗-a×b)  となる。

結合するためには、それぞれの要素、a,bを乗じたものを、引くことで、この両者はひとつにまとまることができるのである。

単独で存在するためには、お互いは 控除する関係にない。だが、一緒になりたいならば、お互いの要素を乗じたものを引くことが必要になるのである。

卑近な例では、夫婦関係がある。お互い独身同士であったものが、結婚して家庭を持つとなれば、お互いの要素をだしあって、それを掛け合わせて、その分を、引く、すなわち譲歩しあうともみえる。自分の主張を下げないままでは、ひとつにはなれないのである。

人間社会も、全体としてみれば、組み合わせが増えるけれども、基本は、同じとみれば、相互関係のなかで、お互いの要素を出し合い、乗じて控除しながら、結合できないだろうかと連想する。

自己主張だけではうまくいかない。強引にひっつけても、それは、「数学的」に成立していないので、無理があるのである。

この世の中を、因数分解できないだろうか。どう乗じて、どう控除していくのか。


俳句における上達

2015年05月25日 11時25分29秒 | 思考試行

文学における上達とはなんだろう。小説や短歌、などでは、あまり技巧的なことは、問題にならない。制約がないというか、優劣というよりも、作品そのものの中味であって、うまい下手はあるのだが、直接、点数をつけることはなじまない感じがする。

その点、俳句の場合、制約、きまり、慣習、などルールのなかで、通常は作品を作るので、当然、うまい下手が、明確にでてくる。そして、ここをこう変えたら、というアドバイスが上級者から明確にできるという特徴がある。

個人の好みとか、ではなく上級者の意見は、ルールにもとづくこともあるが、それだけではなく「思い」の表現の仕方について、豊富な語彙を駆使することも含めて、的確になすことができるようだ。

初心者は、素直に納得できるし、上級者のアドバイスに感心することになる。短い詩形だから、一言一句無駄にしないから、思考も緻密でなければならない。が、表現自体は、なんせ短いから、ひょっとすると、初心者であっても、ホームランがでそうな気もする。

奥が深いから、高齢者にとって、お金もかからないし、いい趣味だと思う。小生も、時間を見つけて、挑戦しようかなと思ってはいる。


組み合わせ

2015年05月24日 17時03分55秒 | 思考試行

我々のものの考え方、行動、生活は、いうまでもなく過去の積み重ねのなかで、形成されている。そして、あらたな方向を目指す場合、現在ある知識、技能、を組み合わせて新しい何かをうみだしていくことになる。

政治の世界などは、率先して人間社会をよくしていくために、組み合わせをもっとも考えるべき分野であるはずである。ところが、世界全般をみれば、多くの悲惨な状況が、放置されている。政治家、富裕層、力のあるものは、何をしているのか。

庶民をくいものにして、飽きることを知らない。本当に、やるべきことをしていない。着実に、改善にむけて、努力しなければならない。

多くの問題点が明らかにされ、現状も把握できているなかで、具体的にどうやっていくのか。どこから手をつけていけばいいのか。これは、子供でも、わかるのではないか。

まずは、分配であり、武器生産の現状である。おかしいではないか。対立の問題、イスラム、キリスト教、格差問題、核兵器など、人類は、今のままで、野放図に生きて行くなら、滅亡は間違いない。どうやって生存していくのか、真剣に考える時期がきている。


生きるということ

2015年05月23日 17時54分04秒 | 思考試行

どうせ死ぬのだが、それまで、相当の時間がある、と思っていると、そうではないかもしれない。ただ、年齢を重ねるうちに、状況がすこしずつ変化をして、どうしても生に執着しなければならないという心境からは、徐々に自由になっていくものかもしれない。

あまりに、状況が満足できるものであるならば、いついつまでもと思うのかもしれないが、全身状況が変化していくなかで、もういいか、という時期が来るような気もする。

日々、ほとんど変化が解らないなかで、今の状況がいつまでも続くと思いがちであるが、それは、突然変化してくる。それを日常的に覚悟しておくことが必要である。

そんなわけで、自分の身体に注意をはらっていると、あちこちと不具合部分が出てきている。その日の忍び寄る気配がある。そうしたなかで、覚悟を決めて、残された日々、後進の人たちのため、また、今を生きる人々のために、少しでも役立つようでありたいものである。


楽しみの新境地

2015年05月22日 08時48分05秒 | 思考試行

知人達が俳句に熱心になってきている影響をうけて、俳句のネットサーフィンをしている。多くの情報がある。

丁寧な添削をしているサイトがあって、読んでいると、俳人達が「何を良し」としているかが、徐々にではあるがわかってくる。

制約のなかでの広がり、複雑なものの中から、シンプルな芯を見つける。そのためには、細部まで神経の通った思考、工夫が背後にある。

深い思考、本質にせまる目、そう簡単には、満足できる句ができない。といっても、気楽に遊ぶ境地があってもいい。多様さ、広がり、そこには、個々の好みがあったり、考え方がある。

すべての感覚、能力、感受性を動員して、事物をながめ、自然の中にいて、作句する。魅力的である。始めようかと思うが、なんやかやと、落ち着いていない状況がある。

生活にメリハリをつけて、少しの時間でもできるのだから、心がけ次第なのだろう。そういえば、もう亡くなっているが、恩人に俳句を趣味としている人がいた。

彼は、面白くもない上役と同乗している車の助手席で、俳句を考えるのを楽しみとしていたと言っていた。いい人であった。


楽しみということ

2015年05月21日 06時54分36秒 | 思考試行

楽しみは、どこにでもある。そう思える自分は、幸せである。自分がよしと思うことでも、何とも思っていない人もいる。これは、本当にお気の毒である。

ご本人が楽しくないのだから、致し方ないが、こうなると楽しくおもえる能力ということも言えるのかもしれない。

同じことをしていて、楽しく思える者と、思えない者。

そして、より楽しくするための工夫。これが、また大事である。満足せずに、さらに工夫を加えていく。ただ、やりすぎると、これは良くない。楽しさばかりを追い求めるだけでは、結局は、何もかも楽しくないことになる。

我慢も楽しくなるぐらいになればいいのだが、無理やり思い込むこともできないが、そこに余裕というか、耐えることを楽しむというか、高度の楽しみ方に通じていくのである。

かくして、何をしても、何と遭遇しても、楽しくないことはないということになる。

と、いう具合に行きたいが、そんなにうまくいくだろうか?


達人を目指す

2015年05月20日 17時15分14秒 | 思考試行

俳句などは、単に技術的なことだけではなく、人生に対する達観というか、しっかりしたものを持っている人が俳人と呼ばれているのではないか、という印象がある。

芭蕉などは、その人柄が好かれていたらしく、身辺の世話までする人がいた。その人柄のよさが、句にもでてくるのかもしれない。

とすれば、人生に対する、達観したところと、現実の生活との調和が取れていて、その上で、いい俳句もうまれるのだとすれば、俳句を作るということは、ある種の修行であり、俳句を勉強することは、意味のあることだと思う。

俳句の上達しない間は、どこかまだ、人生というものに、腹が座っていないのではないかという疑いを自らもって、勉強をすすめていくならば、意味深いことではないだろうか。

「プレバト」人気で、俳句の投句が知り合いのなかで、流行っている。プレバトの俳句の担当夏井先生が、四国の南海放送でラジオ番組をやっていて、これが、文字に起こされて、アップロードされており、ために、全国、外国からも簡単に投句できるようになっている。これに採用してもらえるかどうかを、楽しみにしているのである。

兼題が出ると、それについて、調べあげて、作句したものを相互に意見交換しながら、技能向上をはかっているのである。素晴らしい、老年人生を送っている知人達である。


危うさを感じる

2015年05月18日 11時08分54秒 | 思考試行

大阪都構想は、ついに決着をみた。開票結果をみると、地域差があって、住吉区、平野区、住之江区、東住吉区、西成区、大正区などでは、反対がおおいのにたいし、北区、淀川区、福島区、中央区、浪速区など、市の中心部というか、繁華街などの地域は賛成が多い。

貧しいとされる地域、住宅地、などで、反対が多いのは、なぜだろうか。バクチを好まないからだろうか。老人が多い地域からだろうか。落ち着きあるこの地域が、煽動に乗らなかったことで救われた。

橋下市長のやり方は乱暴で、安倍首相と気脈を通じて、憲法改悪の戦略にも関与していたとみられている。賛成多数なら、この動きに、一層拍車がかかるところであった。危ないところであった。

大阪市の資産を奪って、リゾートカジノにいれあげるとか、箱物建設などをすすめるという、計画の危うさ。そして、この5年間、府市の職員を動員して、大阪都構想につぎこんできたという。ために、大阪として打つべき手を打てず、また、議会との話し合いも拒否し、そのため大阪は、この間ずっと沈滞してきたという。

橋下氏は、まさに、住民投票にバクチをかけてきた。今後どのように、市政、府政を展開していくのかの関心が高まった。それが、今回住民投票の成果であろう。良き方向へと、展開していくことを期待するのみである。


詳細に見ておくこと

2015年05月17日 20時54分12秒 | 思考試行

一部でもいいから、詳しく見て、キチント記憶しておくことが重要である。画面として、記憶しておくと、それがいろんな事項の記憶のペグとなる。

これは、記憶術のやり方の一種で、かなりの項目を覚えることができる。ペグをもとにして、覚える事項とリンクさせるのである。便利なコツである。

かなり前に、記憶術としての本のなかに書かれていた。こんなやり方を知っていれば、もっと広範囲に使えたものと、残念な気持ちになったことがあったが、今や、たちどころに、即答できなかったとしても、インターネットで簡単に検索できたりするから、その価値はかなり減少しているかもしれない。

ただ、自分の考え方の価値体系が、できていればの話であって、そのためには、基礎知識が必要である。何もなしに、積み上げることはできない。基礎ができるまでは、やはり、活用は難しいと思う。

観察して、状況を把握できていれば、さまざまに応用範囲がでてくる。その意味では、何をしていても、何があっても、それは、生きて行くうえでの財産となる。無駄ではないのである。


嘘をついていいと考える人がいる

2015年05月17日 10時38分00秒 | 思考試行

嘘をついてもいいと考えている人がいる。橋下氏もそうではないだろうか。いままでも、出馬をしないと言いながら、出馬をしたり、今回の住民投票の件でも、本質を隠したバラ色の未来を、提示して、大阪市の解体を叫んでいる。

大阪市の財源、権限をすいあげて、指揮官の権限を強化することがねらいであることが、明確になってくるなかで、彼は平気で嘘をつくんだなと実感する。

このやり方は、昔からあった。絶対にない、といいながら、そのことがあれば、間違っていたなどと、あっさりと言い逃れをする。初めから、その気であっても、そんな気配をみせずに実行するのである。

こういうやり方を、認めることはできないが、意図的に本人がそうしていることを見抜かなければ、騙された方が悪いとされかねない。

そういう人物を信用するとイタイ目に会うこととなる。

一方では、そんなやり方は、しないだろうと思われる人もいる。そんな人こそ信頼に足るわけだが、そういう人は、実直だったり、不器用だったりするから、華やかではない。だが、そういう人こそ、信頼に足る人なのである。