空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

いつまでも殺し合うほかないのか

2015年02月27日 20時44分22秒 | 思考試行

殺した生き物を、食べるわけではない。単純に、殺してしまうだけのことである。そんな馬鹿なことをいつまで続けるつもりだろうか。人類は、本当に、賢いとは言えない。

国単位で、自らの勢力圏を広げたがる。どうでもいいことに思えるが、命をかけた紛争になる。いい加減にして、もっと大きな、もめない単位にまとめて、お互いが、なかよく暮らしことができないのだろうか。

近所ほど、仲が悪かったりする。すぐに揉める。歴史的認識なんて言い出す。それは、未来のために、過去の出来事をどう理解しているかが問われるとする。それはそうだろう。そこに、反省がなければ、また、同じようなことをしてもおかしくはないからだ。

だが、いつだって、自国の自衛のために、ということで、過去、他国に出かけていったのである。自衛というのは、どうとでも使えるのである。基本は、紛争を解決するのに武力を使うのか使わないのか、の問題である。

武力を使うことが、できるのならば、何らかの理屈をつけることができるのならば、それは、すべての歯止めを外すことになる。

まさに集団的自衛権の名の元、他国と協力して武力を行使できるとするならば、もはや、戦争を防ぐ、なんの歯止めもないのである。かくて、憲法9条で、あれだけがんじがらめにしていても、スルットすり抜けて、地球上どこでも、地球外でも、戦えると言い出しているのである。アベクン達は。


自己評価

2015年02月25日 13時07分19秒 | 思考試行

他人が自分をどう評価しているか、そして、自分自身を自分がどう評価しているか。

あいつは、大したもんだ、俺とドッコイドッコイかな、と思ったとしたら、相手は、そうとう自分より上であると考えたら正解だという。

自己評価は、現実の自分からみると、相対的に高いということらしい。うつ病の人は、わりに正確に自己評価しているという。ということは、結構錯覚によって、自分を高く評価しているから、安心して生きているということかもしれない。

現実を正確に知ることは、結構残酷なことなのかもしれない。ただ、そうだということを知っていれば、居丈高になって、錯覚に基づく自信過剰状態に陥ることは少なくなるかもしれない。

とかく、この世は棲みにくいとしたものだが、案外、この自信過剰が曲者で、自分を自分で追い込んだりしているかもしれないので、冷静な目で、自分の振る舞いを見直すことは、かえって、人生を楽しいものに、そして生きがいを見いだせて、棲みやすいなあ、ということになるかもしれない。


動き

2015年02月23日 09時47分33秒 | 思考試行

同期会の連絡には、メールが便利である。それぞれ近況をながしあっている。春の同期会の幹事が、なんども近況を知らせよ、出欠の返事を、と呼びかける。

そのなかで、お互いの病状のことが語られたり、趣味の話があったり、今度、四国遍路をする、とか動静が知らされる。

在学時代は、それほど交流があったわけではないが、その後、徐々に付き合いの深さ、広さがでてきている。

もうすでに、他界しているメンバーも多い。若くして、亡くなった者や、最近に突然死したもの、10年前に、余命3年と宣告された者もいる。

大半の者は、現役を離れて、言わば、悠々自適という暮らしぶりだが、それぞれに、個性があって、味が出てきていると思う。

テレビで、俳句の番組があり、毒舌で知られる夏井先生の影響をうけて、吟行をはじめたというグループもできたそうだ。

さっそく、メール上で、作品が発表されていた。老い込んで、何もしないというのではなく、動いていないようで、実は、動いている。

その動きが、ともかく、元気づけてくれる。


戦争と道理

2015年02月22日 11時22分20秒 | 思考試行

当事者には、それぞれ言い分があって、自分が間違っているとは思わないでいる。それで、どちらも引けないことになり、武器をもって殺し合いをするわけだ。

初めから、負けそうな相手には、従うほかなく、それで相手の言い分を認めて、おそらくは搾取、収奪されることになる。

それが不満なら、テロでもなんでも、となる。力の強い方が、弱者の味方となり、その身になって、事に当たることをしていれば、そこには、支配、被支配の関係ではない新たな人間的な世界が実現することとなる。

中国の支配者連中をみると、自らの子弟は、アメリカに留学させ、その財産は国外に保管しているという。中国から富裕層の連中が、大挙日本にきているが、マナーに問題ありとされている。

すべては、時代の変化のなかでの一場面にすぎないのかもしれない。まだまだ、人間社会はプロセスの段階であって、完成しているものではない。改善すべき点を、多くかかえながら、進んでいる最中なのである。

戦争のなかで、双方が自分の道理を主張するだけでは、結果的には、悲惨な事態を広げるばかりである。人間の叡智を結集して、紛争解決にあたってほしいものである。


改善がすすんでいる

2015年02月21日 12時35分12秒 | 思考試行

今回の入院でも、病院側の改善がすすんでいることが実感できた。カテーテルのあとの止血方法とか、その後の安静時間にしても、従来とは違う。

患者側になるべく苦痛を与えないようにという配慮がある。そして、精算関係についても、相当に進んできている。コンピューターのおかげであるが、その技術をいかして、システムを構築し、ちゃんと実態に対応してきているのである。

人類は着実に改善を重ねながら、その生活空間を少しずつ、快適なものにしていこうとしていて、その成果をあげてきているのである。

しかしながら、世界に目を向ければ、ウクライナや中東、そして中国、韓国、北朝鮮、などなど、同じ世紀に生きているとは思えないほど、旧態依然たる価値観で、現実が動いている部分もある。

宇宙飛行士は、地球の外に、一歩でれば、青い地球の他は、真っ黒な闇がひろがり、本当にかけがえのない存在であると実感できるという。

現実に、まるごとの地球が映像化されている。トリミングして、闇の部分を最小限にしているものが普通のようであるが、実際にみれば、地球以外は、闇であって、その感覚をもって、ものごとに対するならば、たいていのことは、賢く対処できるのではないだろうか。

イスラム国といい、領土拡大紛争といい、あまりに馬鹿げている。サッサとこの馬鹿げた価値観を変えられないものだろうか。


入院、継続入院、ようやく退院

2015年02月18日 18時24分55秒 | 思考試行

3ないし4日の予定で入院したところ、あらたに問題が出てきていた。この際、継続して入院し、その治療もすることになり、結局10日間の入院となった。入院中は、テレビをみないことにしているので、新聞、雑誌をとことん読むこととなる。

入院患者同士の話もあって、(それは、深刻な話もおおく、まるで小説を読んでいるみたいだった。)また、看護師、医師、職員の人との関係もある。まったく、外の世界とは違って、別世界を構成する。

今回は先に退院した人から、文藝春秋のプレゼントをされて、芥川賞作品を一日で読んでしまった。このところ文藝春秋を購入していなかったから、読み応えがあり、随分助かった。有難いことである。

今回は、また、睡眠薬の世話になった。ないとまったく眠れない。それも特定の薬が効くことがわかった。いままで、何度も入院したが、こんなケースは初めてである。手術直後の夜は、さすがに、薬の効果はあまりなかったが、おおむねよく効いて、睡眠が確保されたのはありがたかった。

食事は、糖質制限を徹底して、敢行したため、米飯を捨てなければならず、罪悪感を感じながら、病院が糖質制限食を出してくれるようになったらの思いで、随分と「宣伝」したところ、キーマンと話ができて、成果があった。いずれ、そのようになれば、今回の入院は、単に、小生の病気のことだけではなく、社会的にも、役にたったかなと思っている。


ステップバイステップ

2015年02月07日 12時39分56秒 | 思考試行

日々、何事かやることがあって、それをこなしているわけだが、突然風邪をひいたり、それが引き金となって、身体に変調をきたす。しばらく、なかった不整脈が、突然登場した。

いままで、一発で治った不整脈が、今回はとまらない。電気的除細動が効かないのだ。そんな不整脈があることを初めてしった。

とたんに、日常生活が激変する。平安だった日々が飛んでしまう。予定はすべてキャンセルとなり、楽しみが吹っ飛んでいく。放送大学の単位認定テストも受験できない。今回、卒業予定だったが、先延ばしである。

楽しみにしていた同期会にも参加できない。

しかも、風邪ひきで、睡眠不足が続いていたのにくわえて、不整脈で新たに、睡眠できない状況が続く。点滴による薬も長くは効果が続かない。

これはどうなるのかと、別の近くの循環器の開業医に相談する。点滴で、劇的に効いたものの、短時間のみ。そしてそこで出された服用薬の方は、さっぱり効果なし。

どうなることかと思ったが、いつも行っている病院の、予約できた診察日の朝、午後からの予約だが、待ちきれず病院へ、検査などおえたものの、救急外来では、単に待たされるのみ、時間的には、結局、午後からの予約診察をうけることとなった。

それが結局はよかった。電気的除細動で止まらない不整脈があること、アブレーションをやるほかないこと、などを初めて知り、そこで、直近の手術の予約をいれることができた。

結構混んでいて、手術日まで、だいぶ待たなくてはならない。その間どうなるのだろうか、と思ったが、この日追加で出た薬が、劇的に効いた。飲み薬には、期待できないと思っていたのが、夕食後飲んだこの追加の薬が効いたのである。

久しぶりのグッスリ寝た感を味わった。手術日まで、日数があるが、これでのりきれる目途が立ったのである。ヤレヤレであった。

そして、今、ようやく週明けの手術日をむかえることなった。この間、効くかどうかわからないけどと、いわれた「軽い睡眠薬」がでたのが、バッチリ効いていた。おかげで、確実に睡眠がとれるようになり、現代医学の有り難さを実感したのである。

いろいろあったが、だましだましで、仕事などこなしてきたが、今後のことは、この手術がうまくいくかどうかにかかっている。何事もない、退屈な日常生活のなんと有難いことよ。


ついに本音登場

2015年02月05日 14時23分57秒 | 思考試行

国民投票をしたい、ついに安倍首相は本音を言い出した。いよいよ本丸の憲法改悪である。これで、1人前の国家になれる。アメリカに伍して、世界の日本になるのだ。改憲派はそう考えている。

すでに、アンケートによると国会議員の大多数は、憲法を変えたがっている。それでなければ、いつまでたっても、各国になめられ、政治家たるもの、この状況には我慢がならないのだろう。

そして、軍隊を動かし、世界のなかで、本当の実力をみせてやる、というところだろう。だが、それでいいのだろうか。日本のような国は、世界では稀有な存在だと思う。

原爆を二回も落とされ、東京、大阪はじめ、全国各地の、無辜の民を無差別に殺戮された国である。どこかの国のように、首脳が人口以上の殺戮をうけたといって、騒いだりしないのである。

指導者が負けを認めるや、みんなそれを受け入れ粛々と戦勝国の言うとおり、自らの価値観をかえてきたのである。国として大転換を遂げたのである。こんな国は、そんなに多くはない。うまくいったと、アメリカは、その「勝利の教訓」に酔いしれて、ベトナム、イラク、イランどこでもそうなると思ってきたのではないだろうか。

軍事力で、価値観が変えられるのかどうか。恐怖政治で、国民の声を圧殺することは、可能であり、事実はそれを示している。だが、それが、人類の最終的にたどるべき道とは到底思えない。

それぞれが、人類の叡智を学び、より高度な文明を築いていくのが人間であるとするならば、軍事や恐怖を武器にして、あるべき人類社会を築くことは望むべくもない。ここは、日本が平和主義を貫徹して、世界のリーダーになっていく行動をとるほかない。まさに、その資格のある国なのである。


昔なら知り得なかったこと

2015年02月04日 10時34分36秒 | 思考試行

インターネットのおかげで、今ほどコンピュータが使われてなく、しかも、情報が溢れていることもなかった時代には、考えられないほどの情報が氾濫している。

およそ、なんでも知りうるといっても過言ではない。玉石混交は免れないが、誰でも情報を流すことができるのだから、それは、仕方のないことで、情報の利用の仕方はそれぞれ個人責任ということになる。

だが、肝腎の情報事態が、キチント利用できる状況というのは、得難い人類の進歩につながることは疑いないだろう。

一部の王侯貴族、富裕者、権力者のみしか知り得なかった情報が、誰でも、あるいは、忙しい身の人にとっては、知りえない情報が、貧乏で、暇であるがゆえに、より詳しい情報をゲットし、豊かな情報を得て、貧乏かもしれないが、それ以上の「ゆたかな生活」を得ているという事態も生まれてきているのではないか。

あくせくと儲け主義で、目を血走らせるよりも、もっと豊かで味わい深い生活がおくれる可能性もあるのである。

今の時代は、一方の都合で他方に対する犠牲はものともしない、という風潮は明らかにある。非正規雇用を増やして、雇用状況が改善されたなどと、強弁したり、結婚すらできない若者たちを増やして、平然としているのだから、こんな状況をいつまでも続けられないのは明らかである。

ピケティ教授の、格差社会に対する厳しい視線は当然のことであり、このあたりから、世の中の変化は、始まっていくのかもしれない。

 


原因を探らずして問題の解決はない

2015年02月03日 20時37分58秒 | 思考試行

何故テロが起こるような事態になったのか。それをとことん追究しなければならない。ウクライナの内戦は、いったいどうして起こったのか。

マスコミは、本当に肝腎なことを報道していない。どうでもいい、娯楽番組を並べて、本質にかかわるようなことは、とことん避けている。

後藤さんの報道姿勢は、まさに、この問題の本質を暴こうとしていた。それもビジネスの一種かもしれない。だが、そこには、強烈な問題意識がある。

このような人がいなければ、我々は、何も知ることができない。事勿れ主義の、儲け主義の報道に囲まれて、いつのまにか、日本さえ、戦争ができる国になろうとする政治家が今や、なんと多数を占めているのである。

本当に、人類社会のことを、真剣に考えているとは、到底思えない。政治家の圧倒的多数が、改憲派であり、戦争も辞さない、戦争のできる国になろうとしている。自民党の党是にはそう書いてあるらしい。

そんなものを読んだことがないが、支持者だって、当面の景気対策に期待したり、どうでもいいような、理屈をかかげて、その本音を隠した言辞を信じて、議席を与えてきている。明らかな騙しに引っかかっている。

騙される方も悪いに決まっているが、どうすれば、いいのだろう。騙しのテクニックにいつまで、騙され続けるのだろう。


「イスラム国」におもう

2015年02月01日 23時11分38秒 | 思考試行

あまりに理不尽、だが、どうしてこんな事態になったのか。その根本が解決されない限りは、いつまでも、この現象は続く。

格差社会、搾取の横行、ハゲタカファンドの存在。理不尽な不公平なシステム。・・・これらがある限り、マグマのように、怒り、恨み、理不尽がまかり通る。

北朝鮮や、中国の実態、アメリカの実態、そして、日本の格差拡大傾向、こんな事態が、あちこちで、問題を噴出させている。

人間存在の矛盾、ああ、人間ははたして生き延びていけるのだろうか。人類は、破滅にむかって、ひた走るのみなのか。

希望がみえない。否、この実態から、目をそむけずに、できることから始めなければならない。因果がめぐって事件が起こる。

何を生きがいにして、生きていくのか。人類は、深刻な実態にある。