同じ場面を何度も繰り返す。まるで、忘れるだろうから、繰り返すんだよ、とでもいいたいのか、それとも単なる時間調整なのか、肝腎なところをあとに回して、ひっぱっては、cm挿入だ。
そもそも、民放のばあい、放送内容よりも、cmが大事なので、少なくとも、法則局が怖いのはスポンサーであり、視聴者には、彼らが喜ぶ材料を提供して、騙してでも何でも、とにかく視聴率をあげて、誰もが、みたくなるように仕向けるのである。
結果として、スポンサーのご機嫌がとれることに懸命になる。テレビ業界なんぞに、社会改善の機能なんて求める方がおかしいのである。
だが、視聴者が自らに有用なものしか関心を寄せず、ことの本質を報道しなければ、離れていってしまうとなれば、放置はできない。
結局は視聴者側がどれほどシビアに、見ているかにかかってくる。さまなければ、騙され、誘導され、クイモノにされるだけのことである。
まだ、どこの世界にも、理想社会というのは、存在しないわけであるから、少しずつ改善していくなかで、その内はっきりとその像が示されるようになるかもしれない。