空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

世界のリーダーの役割

2016年01月18日 17時25分14秒 | 思考試行

一人ひとりの人間は、そこそこ真面目であり、そんなに間違ったことはしない。いろんな要素があって、暴走しようと思っても、抑制する装置はあちこちにある。

だが、北朝鮮の場合などは、暴君を止める装置がないようだ。なにしろ、モノを言うような連中は、直ちに粛清されるのだから、幹部連中は、ひたすら服従しなければ殺されると、ひれ伏すほかないようである。

そんなことで、この指導者が暴走を開始したときには、止める手段がない、として、日本の憲法を変えて、戦争できるようにしておかなくてはならない、いな、それを口実に、敗戦前の1人前の国にもどり、戦後レジュームの脱却をするのだと、虎視眈々とその機会をねらう。

そして、憲法を無視して、戦争法案を通し、海外派兵はもとより、集団的自衛権ありとして、事実上、戦争できるという法体制に突っ込んだのである。

アメリカは、世界の警察官ではないと宣言し、日本はその肩代わりをする環境が整いつつある。中国、ロシアの動き、中東の様子、いずれも、指導者の質が問われる低レベルの状況が露呈してきている。この状況下で、安部首相は、憲法を変えて、戦争をはっきりできる国にしようと躍起になっているのである。

東京の雪の弱さが露呈しているが、どこの駅も騒ぐような人はいない。静かに、大人しく、事態が改善されることを待っている。国民はまことに賢く行動している。騒ぐような愚かなことはしない。だが、世界は違う。日本がどういう行動をとるのが正しいのか、すくなくとも、武器を持って、世界に乗り出すなんてバカなことをしていいはずがない。