芸能人が政治的な意見を言わないとか、色を出さないというのは、世の中の実情の反映である。常識とか、あるべき姿とかいわれていることが、実はそうではないことを示しているのである。
労働基準法とか、憲法とか、これに反する当たり前でない実情があるのである。法律が適用されていなかったり、不当な圧力があるのである。特に、資本がからみ、コマーシャルがからみ、正論を通さない実情があるのだろう。
だが、戦争がなくならなかったり、どう考えても、殺し合うような関係はどこからくるかといえば、この正論を許さない、不当さにある。不当なことが、背景にあるからである。
その不当さは、当然こわさなければ副作用が出てくる。正しいことが、主張できず、裏の力が勝つ状態なのである。これは、是正しなければ、変なことが続々でてくる。
一部の富者が貧者をくいものにする。富を集中させる仕組を壊さない限り、貧者は生きてはいけないから、テロだって起きるのである。根本をただしていかなければならない。
そのためには、マスコミに露出する芸能人こそ意見表明をできる状況を作らないといけないのである。工夫すべきである。