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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

俳句から

2016年01月06日 09時20分03秒 | 思考試行

新聞の俳句欄をみると、選者による選句のダブりは、ほとんどない。短歌欄には結構ダブりがあるのだが、それだけ、多様な選択眼があって、価値観があるということなのだろう。

短いだけに、どれを良しとするかについて、どれもいい、のかもしれない。この多様さは、選者の価値観によるのだが、先生クラスは、共通するような境地があるのかもしれない。

だが、矛盾するような、議論もでてくる。結局は、誰か自分が共感できる先生について、その方の指導のもと、技を磨いていくことが、上達の秘訣なのかもしれない。

確かに、物事に注目し、そこに詩心がわくかどうか、そこが成否の分かれ目であって、注目していると、自然のなかに、見えなかったものが見える、なんの変哲もないことが、生き生きしてみえるということがある。

そこが、俳句の意味というか、効用であるように思う。そこで、句になるかどうかが問題であるが、試行錯誤して言葉を選び、語順を検討するなどする。

うまくまとまり、選句されれば、嬉しいとなる。だが、その選句自体が、客観的に絶対ではないので、あまり深く考えても仕方ないことかもしれない。