goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

橋下市長の挑戦は是か非か

2012年09月19日 08時33分55秒 | 思考試行

正直言って、まだ、彼のことをよく知らない。間断なく情報を発信しているようだが、それでもよくは知らない。しかし、世間は彼への期待が高い。恐らくは、小生がついていけていないということかもしれない。

自治体の形をかえ、仕組みをかえ、そして、国政にまで進出することを決めて、行動に移し始めた。彼の手法は、リーダーとして、走るところにある。みんなの党の渡辺氏に近いと思われていたが、協力ではなく、いまや、呑み込もうとしている。

実行力の背景となる実権をどうやって握るかの、戦略が明確なのだろう。なんせ手際がいいのである。大阪府知事時代には、具体的な改革を次々とやってみせた。小生が関係する建設業の許可関係だけでも、目に見える改善をしてみせた。

便利となり、早くなり、手続き事務が快適となった。まだまだ、その中身の点検がされているわけではなかったが、少なくとも、やり方をかえるだけで、長年の不便がウソのように改善された。

手法がかえられて、公務員の姿が消え、民間の雇用が代替している。人件費は、大幅に削減できただろう。そして、許認可事務の効率は、格段に上がった。

かれの目のつけ方には、注目すべきいいところがある。堺屋太一氏など、ブレーン陣の充実ぶりの反映でもあろう。そして、あくまでも、橋下氏が中心なのである。内部的に一枚岩とはいかないようだが、それさえ、魅力にうつる。

 


若者たちの邪魔をするな、儲けの道具にするな

2012年09月19日 07時58分57秒 | 思考試行

今より、少しでもよくなりたい、前進したい。状況の改善がどうしてものぞまれる。なんとかしたい、とやってきたが、それをいつまで続けるのか、となれば、世代の考え方の違いもでてくる。若者たちには、いきいきと生きてほしい。老人は、静謐を求めるのもいいと思う。

老人がいつまでも、若者たちの足を引っ張るようではいけないし、その芽を摘むようなことをしては、とか、思っていても、事態はどんどん進み、若者たちのエネルギーを削ぎまくる仕組みが出来上がり、どうやら、若者たちは、イケイケどんどんではない生き方を選択し始めたようである。

主張もしないし、デモもしない。雇用は、非正規だし、結婚もままならない、大望を抱くなんてことも無駄だ。儲け口は一部の者が独占し、その仕組みは、とても壊せない。となれば、あきらめて、そのなかで生きていくしかない。

状況のなかで、息をひそめるようにして生きている。ここまで、教育で、管理で、若者たちを追い込んできた大人たちの責任が問われなければならない。昔を振り返って、若者たちを激励してもそれは、彼らの心にははいらない。条件が違いすぎる。

真剣に、若者たちをどう導くかは、大人の責任である。援助も必要である。かれらの生きる道を、踏み出す余地をうばうことで、効率経営などと思っている連中を、あぶり出し、退場させなければならない。


情報管理の効果・・・中国騒乱

2012年09月19日 07時26分40秒 | 思考試行

怒りを構成するのは、自分の価値観と相反する事象について、ガマンならないということだろう。中国の今度の騒ぎは、自分たちの領土であると、思ってきたところが、隣国が勝手に、自分の国だと言い出し、実効支配を始めた、と、これは許せんということだろう。

ところが、背景には、毛沢東の肖像画を持ち出すなどしており、反日ばかりではない怒りがあるという。ただ、形としては、まともにそれをいうことはできない事情がある。権力の出方をみているふしがある。

このままで、騒乱が長期化すれば、日本企業は撤退を余儀なくされ、そうなれば、中国自身の国情にも影響する。共産党の一党支配だって、怪しくなる。事実を知り、国際社会のなかで、調和的に生存していくためには、当然ながら、理性的であり続けることは、あたりまえのことである。

それができなければ、孤立するほかない。それが正されない限りは、誰もつきあうことはできない。犯罪者は、罰せられなければ、秩序は保てない。中国政府は、犯罪をみすごし、助長し、被害は日本自身の所為であると、そこまで踏み込んでみせた。

中国人民が、彼らの、怒りの原点を検討できない状況では、一旦は、行くところまで行って、矛盾を、膿を出し切るほかないようにみえる。共産党の腐敗、幹部の政治の私物化、海外への資産持ち出し、情報統制などなど、人民が正確に判断できるようになるには、なかなか大変である。

社会保障の制度も十分ではなく、暴れることで、つかの間の怒りのガス抜きで、問題の本質が解決するわけもない。権力のしくみについて、国民の大多数が真相を知り、判断できるのは、いつのことになるだろう。

日本だって、情報管理がある。タブーがあり、不当な差別があり、いわば、目くそ鼻くそを笑う、の状況なのだとも見える。