次の政権は、どうやら自民党になりそうな雲行きである。右翼と目される安倍さんが、総裁となって、次期総理となる公算が出てきた。病気のために、前回総理の時は、不本意であったろうから、まき直しの決意をみなぎらせていることだろう。
民主党政権とのことも、単なる審議拒否戦術はとらない、としているから、当面の必要最小限の審議には応じて、事態の若干の改善はできる見込みがでてきている。石原クンだと、なにがなんでも解散で、これでは、政権がもどっても、先行きの見通しがたたないのではとみていた。
これで、憲法9条の改憲が現実化しそうで、これはまことに危うい。中国、韓国の動きのなかで、ますます右翼的傾向が強まりつつあり、心配である。
戦争なんてこりごりなはずなのに、戦争の体験者は少なくなり、ナショナリズムをあおられると、ドーッと改憲へとまっしぐらなんてことも考えられる。
尖閣も竹島も、中国、韓国の異様な興奮ぶりをみるならば、あんまり意地をはるのも考え物である。現実的な解決方法を探る他あるまい。ここで、譲ればどういうことになるのだろうか。次は、対馬であり、沖縄だろうか。