ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

お遊び企画:はずしても笑わないで!アカデミー賞直前予想

2009-02-22 22:16:46 | 映画
-----「お遊び企画」?それってニャに?
「うん。今回は珍しく
アカデミー賞授賞式発表前に
作品賞にノミネートされている作品を5本とも観ているものだから、
ちょっと予想をたててみたくなって。
と言っても、半分は自分の希望なんだけど…」

----へぇ~っ。もう発表まで12時間を切っているのに、
だれも見向きもしないかもよ。
まあいいや。どこからいくの?
恒例だと助演男優賞から発表されるんだっけ。
「うん。しかし実はここが一番の激戦。
というのもアカデミー会員が好みそうなキャラクターばかり。
敗者であったり(ジョシュ・ブローリン『ミルク』)、
どこかしらハンディを抱えていたり
(マイケル・シャノン『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)。
しかしすでに亡くなってしまったということもあり
ここはヒース・レジャー 『ダークナイト』に落ち着くだろうな。
(個人的にはフィリップ・シーモア・ホフマン『ダウトーあるカトリック学校でー』)が一押し」

----次は助演女優賞
「う~ん。ここっていつも意外な人がさらっていっちゃう。
あまりそれまで映画ではそんあに目立たなかった人が…。
その線で考えると タラジ・P・ヘンソン『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』かな。
(個人的にはビオラ・デイビス『ダウトーあるカトリック学校でー』)。
これはふたりのどちらか。
オバマ大統領誕生ということを考えても、
黒人俳優の無冠はないという気が…。
でもここ、間違ってたらいよいよ恥ずかしいなあ」

----さて主演男優賞
「これは観ていないんだけど、
ミッキー・ローク『レスラー』の評判が高いようだ。
彼ってここしばらくパッとしなかったし、
アカデミー会員は“復活”の2文字に弱いというか、
みんなで盛り上げていこうとする仲間意識が強いからね。
(個人的には ショーン・ペン『ミルク』に圧倒されたけど)」

----主演女優賞は、以前、
メリル・ストリープ『ダウトーあるカトリック学校でー』が本命と言っていたのに
昨日は違うこと言ってたよニャ。
「冷静に考えると、メリル・ストリープなんだろうけど、
おそらくケイト・ウィンスレット 『愛を読むひと』で決まり。
理由は、昨日話したとおりだね。
(個人的にはアン・ハサウェイ 『レイチェルの結婚』が忘れられません)」

----さて 監督賞
これは普通、 作品賞と一緒のことが多いよね。
「ここだけは期待を込めて
ダニー・ボイル『スラムドッグ$ミリオネア』
ところが、ちょっと小耳に挟んだんだけど、
ここにきて『愛を読むひと』の逆転がささやかれている。
自分なりにその理由を考えてみたんだけど、
これはハリウッドがユダヤ社会ということが関係しているのではないかと…」

----それって、どういうこと?
「いま、世界はイスラエルに対して非難が集中。
昨日も話したように、この映画はナチを扱っている。
ここでハリウッドが動かないわけはないと…」

----考えすぎじゃニャいの?(笑)
「かも知れないけどね。
あっ、そう言えば外国語映画賞は
『おくりびと』の可能性が強くなってきているらしいよ」 
 



           (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「明日が楽しみ。寝て待つのニャ」もう寝る


※いや、ハラハラだ度

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