葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

行年と享年・・

2018-11-27 12:42:47 | 葬儀


亡くなったときに

葬儀で使う位牌や

その後、お墓に刻まれている故人の

年齢が「行年」(ぎょうねん)とか

「享年」(きょうねん)とかの文字が

頭に書いてありますね

どちらがどうなんでしょうかね・・

諸説があるようなので

判りにくいですが

私が聞いてきた範囲は

「享年」は、「かぞえ年」であって

お腹にいるときにすでに一歳だから

ということでした

「行年」は「満年齢」ということで

今では、一般的に使われております

亨は(うける)ということから

「天から受けた年齢」で

「何年生きたか」

行は(娑婆世界での修行)をした年で

「何歳」まで生きたかということらしく

行年はそんなことで最後に「歳(才)」とつきますが

享年は「歳(才)」の表記はつけないとか・・

言われていたみたいです

で・・

「どちらでも・・・」間違いでもないようです

(数え年=生まれたときには1歳で正月を迎えればさらに+1歳)

各御寺院によって違ったり、土地の風習で違ったり・・

最近では、一般的に

満年齢で表記する場合が多くなってきています


まぁ~私が考えるに

平均寿命が短かった昔は

一年でも「長生き」できた・・との思いから

「数え年」の表記で

思いやったのかも知れませんね

位牌や墓誌の表記は末代まで残りますから

「長生きしたんだねぇ~」と

後世の人に思ってもらいたかったのかも知れません?


仏事には、いろんな意味合いとか

いろんな人々の思いが託されてきています



お墓参りに行って

享年か行年かなんて見てはいかがでしょうか・・

「何年生きたか」

「何歳まで生きたか」

う~むぅ・・

「あと何年生きられるか」ですって?

         

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