最近の価値観の多様性とか変異について
時代がもたらす「だって、世の中変化しているんだも~ん・・」
だけですと
個人に対する相対的な価値の在り様は
総じて低下しないでしょうか
いや、低下しているからこそ
「いやはやこんな事件が多いよね」と嘆く輩も多いのでは
無いでしょうか・・
個人の価値を低めているからこそ
故人のお葬儀もやはりお金の話だけではなく
価値を見い出せなくいては
「葬式無用論」に同調し始めているような気が
しないでもないですね
いま、高校野球のTVを見ていても
特集で環境のこととかを
取り上げられる選手は皆輝いて、汗と涙の物語を作ります
感動はそんな物語を知るからよけいに湧いてもきます
物語は高校野球の選手でなくても
どんな人でもある筈です
そこへスポットを当てて
感謝や生きてきた功績を称えてあげるのも
葬儀の一面ではあると思うのです
目立ったから価値があるのではなく
生きてきたから
価値が存在するのではないでしょうか・・
人を大事にすることは
価値を認めることなのではないでしょうか
世の殺伐とした時代だからこそ
もっと個々人の価値を認められる時代になれれば
いいのですが・・
そして・・
よき葬儀とは、最後に価値を認めてもらうこと
「あなたに出会えてよかった」と思われる
ことではないでしょうか・・