一日/一生 「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて
やっと涼しくなりました
庭の河津桜の一部が狂い咲きをしています
きょうも家族葬がありました
旅館と同じように
私達が家族の方と接するのは
一泊2日の間です
その間にいろんな話しが
キャッチボールされ
良い球が届くのは
「お帰りになる」時です
きょうも
とても良い葬儀を出せました・・・
そんな言葉を最後にいただきました
葬儀の終わった家族の方たちは
故人様とは別の
道を明日から進むのです
そう・・・
いつかは送られることを感じながら
明日からの「生きる」ことに向き合って
現実という世界で生きていくのです
想いでという玉手箱を手にしながら・・・
時々はその「玉手箱」の蓋を開け
雲上の声を聞くために・・・
道順庵を見守るコスモス群生
道順庵が「す・・好き・・」なススキ(笑)
畑の傍の道順庵は
土や木に囲まれております
多種の植物にも触れられます
自然ですから、いろんな「虫」君たちも
家に勝手に上がりこむのは毎日です(笑)
コンクリートに囲まれているよりは
いいと思っています
だから のんびりと過ごせる場所なのです
土や自然を仲間にして
仲良く暮らしているのです
人の死んで行くことも
自然界の法則であるなら
それを受け入れることも
理解をすることも
自然を受け入れることの
自己の納得でしょう
しかし・・
それが、なかなか出来ないことも
人間の人間たる所以なのですが・・・