葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

みることはできませんが

2010-08-19 12:03:06 | お別れのエピソード
永年のお勤めにお別れをする




霊柩車の内部の写真です

昨日は最後のお掃除とワックスを掛けました

普通は霊柩車の内部は

「故人様」しか見ることはできないでしょう

そこで

宮型の霊柩車は「内部にはコストを掛けない」

ために質素なつくりが多いのですが

当社のこの霊柩車は

内部にコストが掛かりました

金箔を貼った飾りや、格子の部分は「クス」の材で

できており、香り高き荘厳さを醸し出して

居りました

まだ使用には耐ええる状況ですが

いかんせん、需要がなくなってきました

時代の流れは

確実に変わってきた証でもあります

宮型の霊柩車は洋型に

祭壇の主流は「輿」のついた

白木祭壇から花の祭壇に

そして、無宗教の増えてきたことも

「黄金宮型霊柩車」の寿命を

短くしていきました


霊柩車によせる想いは

多々ありますが

今日は

お疲れ様と

いってあげたいのです・・・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲の流れと時代の推移

2010-08-19 10:41:01 | 道順庵の夏


雲はながれて

どこにいくのだろう

くもの形は日々刻々変わり

地の果てへと流れていきます


暑い寒いと肌で感じることも

時が全てを過去に押しやり

やがては

四角い箱におさまりて

雲の高さに上ったときに

雲の行く末が見えることでしょう


今日は当社の「黄金霊柩車」のお別れを

予定しています

この宮型霊柩車は「お宮」の部分は

20年以上も使用いたしました

車輌本体は初代と2代目ですが
(写真は2代目)

輿の部分の

宮の分部だけ載せ変えたのです

何百人という「魂」をのせて

働いてくれた霊柩車は

単なる道具では無く

私たちの仲間であり

故人様を抱いて送ってくれた

天の使い人なのです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする