葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

暑くて、寒くて、大雨、そして台風

2007-01-14 17:37:49 | 作務衣はじめ 昔話
昔の話で恐縮致しますが、

20年前は、殆ど自宅での葬儀。

自然とのタタカイでした。

雨よりも、風が全てを台無しにしてしまいます。

風が吹けば、受付のテントが飛ばされ、焼香は、縁側ですから、

窓を開ければ・・・砂だらけ・・オマケに香炉が吹っ飛んでいきます。

飾りつけも大変でした、特に夏、もう汗だくで、へとへと・・・

とにかく仕事の量が多く、お昼のご飯はまともに取れませんでした。

今は、全てが式場の時代です。

葬家の方も、お手伝いの方も、そして、葬儀社も楽にはなりました。

でも、らくになった分、何かが失われていきました。

最初はそれが解らなかったのですが、

最近、考えるようになりました。

それは、便利ではないときの汗の重みと、楽になろうとして、簡素化への流れの軽さです。

文明は、何かの代償の上に成り立つのでしょう・・・

作務衣はじめは、その昔、ひたすら汗をかいて、収入をいただき、又、汗をかき、おいしいビールで日が暮れた・・・そんな日課でした。

今、思うことは、オイシイビールが飲みたい・・・!


しかも、みんなで汗かいてから・・・


(冷や汗だけは、美味しくありません)

なんでも、『あり』の時代ですが、何も『なし』の昔が良かった、などと思うのは
懐古趣味の無いものねだりでしょうか・・・



でも・・・・・・・








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