空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

Forerunner410とEdge500

2011-03-08 21:41:19 | ランニング
GARMIN

マロンさんのForerunner410と僕のEdge500
410の操作は主に「タッチベゼル」(スクリーンの周りにある銀色のベゼル)をタップしたりタッチ&ドラッグして行うので最初戸惑いました。しかし、慣れると楽だし指先でベゼルを「スッ」と撫ぜるだけで表示が変わるのはカッコいいですね。

さて・・・

410の色々な機能&操作は500と共通したところも多く感覚的に操作出来るのですが、やはり「同じ運動をした場合のデータ処理の違い」が気になります。

そこで、まずは心拍計(ノーマル)を410と500が同時に受信するかを確認しました。


上:ノーマル心拍計(500) 下:高級心拍計(410)/ソフトな装着感

ノーマル心拍計を装着して・・・


同じ数値を表示

実際にランニングしてみると・・・

410は手首に装着、500は上腕のアームポーチに入れて計測

両方とも1km毎にしっかりラップしています。(これはEdge500のデータ)

そして、データを比較・・・



おっ、いくつかの項目に差が表れました。

こうなると原因を探求したくなりますよね~
そこで、マロンさんにお願いして購入元に確認してもらいました。 (ご迷惑をお掛けしました。)

すると・・・

「それぞれの機種のカロリー計算式は公表されておりませんので、分かりかねてしまいますが、ユーザー情報(体重や身長、年齢、アクティビティークラス、安静時の心拍数や最大心拍数など)は同じに設定しておりますでしょうか。基本的には、上記のユーザー情報+心拍数によって、計算されるはずです。タイム、距離、速度等の違いは恐らく、GPSの捕捉誤差かと思われます。」

体重、身長、年齢(410は生年月日)、心拍数(※1)は同じにしてあります。また、500はアクティビティークラスを6(※2)にしていますが、410は手動入力の設定はありません。 ※1 56-182(500はガーミンコネクトで設定) ※2 週に2.3回運動(1時間~3時間/回)

さらに・・・

「データを見させていただく限りでは、大きく異なるのは、高度と最高速度、ベストペースかと思われます。高度につきましては、Edge500は気圧センサーによって補正・計測しており、410は気圧センサーがなく、GPSによって高度を計測しておりますので、誤差が出てしまったかと思われます。 よってEdge500の方がより正確かと思われます。 高度が計算式に算入されているか分かりませんが、この高度の誤差によって、消費カロリーが異なったとも考えられます。最高速度につきましては、どちらもGPSを捕捉することによって計測しておりますので、平均ペースや距離の誤差を見ますと、一時的な捕捉状況によっての誤差かと思われます。 ベストペースは、上記の最高速度の誤差に比例してしまったかと思われます。」

・・・という見解が返ってきました。


う~ん、やはりカロリー計算には「高度」が使われているのかな?

あ~、どんな計算式か知りたいなぁ~ (よく分からないと思うけど・・・)


その他・・・

GPS受信の精度は410の方が高そうです。
※・起動時の捕捉が早い ・東名高速ガード下でも410は受信継続(500はロスト)

データ転送&充電方法比較


有線でPCと接続してデータ転送&充電


クリップ式の充電器 ※410は電力消費が500よりも早い?


ANTスティックでPCとデータ転送 ※これは楽


あとは・・・

トレーニング画面の表示が500は8項目/ページに対して410は3項目です。「ちょっと少ないかな~」とも思いましたが、画面の大きさからすれば仕方がないですね。(500の8項目の表示は老眼にはキツイですし・・・)
また、ページの切り替えが410は「ベゼルにタッチするだけでOK」なのは便利なのですが、自転車の冬用グローブでは反応しませんでした。僕はオートスクロールよりも手動の切り替えが好きなので、ボタン操作でも出来た方が良いかな?と思いました。


いずれにせよ、ランニングには(使い勝手も格好も)時計型がいいですね~  
(マロンさん、これでランニングがさらに面白くなりますよ~)


・・・・・以上のレポートを我が家の財務大臣に提出したのですが・・・

「ふ~ん ・・・」

・・・という回答をいただきました。