この現地審査の発表会の前日でした。
その会場の真横で、
毛織物工場が焼ける
という大事件がありました。
これは焦りましたねえ。
もし発表会のその日に
火事になってたらどうしたでしょう。
だって、安全安全とうたっている
会場の横で大火事ですよ。
幸いこのけがでけが人などは
何もなかったようですけど、
もし多くの犠牲者が出てたりしたら
シャレになりませんものねえ。
委員会の項目も
「大火事安全員会」も
作らなければなりませんでしょうて。
ま、そんな被害の少ない家事だったから、
無事に開けたんでしょうねえ。
担当課もきっとドキドキしたでしょうし、
発表する側のdoironも
あしたほんとにあるんやろなあ
と思ってしまいました。
でその準備なんですが、
doironは2日前から
念入りに準備を始めました。
段取りとしては、会長が、
これまでの取り組みの推移を説明し、
doironは我々の取り組みを
説明していくということになっているので、
まあ、この辺は事前に打ち合わせもし、
しっかりと準備もできているので
まあ何とかなるでしょう。
ただ評価してくれる委員は
外国の方なので、
報告内容はすべて英語に
通訳してもらうことになっているので
説明にはちょっとしたタイミングの
取り方が必要になるわけですね。
その辺はしっかり頭に入れて
おかねばなりません。
問題は発表後の質疑応答です。
これまで委員会の中でも
質疑応答の中身は議論していましたが、
これはなかなか何が来るかわかりません。
なのでdoironは、
もし答えるとしたらこうしよう
という応答集を二日前から
思いっきり組んでおきました。
ただ机の上に資料を広げて
じっと考えているだけではありません。
朝の散歩をしてても、
あ、こんなことを聞かれるかな。
トイレに入ってても、
これも考えておかないと、
とまあずっとこんな感じで、
気がつくことは、
一応考えて念を入れておきます。
あんまり念を入れすぎて
自分の安全がおろそかになっておりました。へへ
以前の職場でもそうでした。
そういう質疑応答のある会議に出るときには、
質疑応答集を山のように作っておきます。
で、できた応答集を活用するかというと、
実はもうその時点では
不要になっています。
作っていくうちにだいたい
頭の中に答えができてくるわけですねえ。
言っちゃいけないこと、
言わなくちゃいけないことが
自然に整理できてきて、
質疑本番にはあまり見ることも
なくなってまいります。
一応そんな質疑応答集と
取り組み説明の原稿をもって、
さあ、ではまず発表開始です。
まずは会長から始まります。
ふむふむ順調です。
約15分後にはdoironに回ってきます。
いちセンテンスごとに
通訳が手を挙げるのを待って
次に移るという作業を続け。
こちらも15分くらいで終えました。
それではここから質疑応答です。
最近の事故発生件数の質問が出ましたが、
まあこれは予想通りです。
で、結局審査員の発言は
結構あったのですが、
ほとんどがWHOからの提案
というものだったために、
ほとんど通訳を介しての
言い争いにはならずに済みましたね。
ま、だいたい向こうのほうが
正しいことを言うんですが・・・
そんな風に質問も無事に終了しました。
ホッとひと安心ですねえ。
その日は、とりあえず
緊急減量月間であるにもかかわらず、
食後にチューハイで乾杯をしてしまいました。
そして発表会二日目の夕方である
10日の日の最終に、
現地調査委員の講評が行われましたので、
そこにも顔を出してきました。
結局WHOの講師が二日間をかけて、
「各委員会の報告」を受け、
いろんなことをさらに
残していくような言葉を
発表されていました。
そして、最後に下した決断は・・・
これはまだ審査員の判断のみです。
WHO本部の判断ではありません。
なのでまだ内定だけですので
まあ結果は市のほうから
明らかにされるのを待ちましょう。
はたして金メダルをとれたのか
あるいは銀・銅メダルだったのか
それとも予選落ちなのか
また改めて報告いたしましょう。
とりあえずこちらもオリンピック同様に
メダルに挑んだ、ちょっとドキドキの
2日間の出来事でした。