環濠は形成過程はわかりませんが、
平野の中にポツンとある
集落のたぶん自町の警備
なんかも含まれて作られたのだろう。
遺跡として環濠の中に
とがらせた杭が埋められて
あったりしたそうです。
この南側には岩槻環濠集落も
あるそうですが、
ここまでは足を延ばしませんでした。
そうそう「環濠集落」という
名前を聞くと、doiron家の近くの
池上・曽根遺跡も環濠集落だったわけですねえ。
その環濠の中の町を
しばらく歩いていきますと、
こういう道標が現れました。
「すぐ 大峯山上 かうや
左ぼだいせん道」と刻まれています。
「すぐ」はわかりますが、
左はこの近くを流れる
菩提仙川にかかる道なんでしょうか。
あ、そうそう最近
ポケモンGOで遊ぶ子供たちを
家の近所でよく見かけますね。
どうも近所の神社には
たくさん化け物がいるそうです。
でも、熱中症には気を付けないとね。
で、doironの場合はというと
「道標GO」とか
「名所旧跡GO」といった
そんなゲームはないですかねえ。
あれば即ダウンロードするのになあ。
「お、この近くに道標があるぞ」
「どうもご近所のお寺と関係がありそうだ」
なんて面白そうやけどなあ。
同業者が増えたら面白そうやのになあ、
なんてことを考えつつ、
環濠集落の中をさらに歩き続けます。
こんな立派な家があったりしましたし、
環濠沿いの家には
こんな階段がついて
川に降りれるようになっていました。
確かに環濠には水がいっぱいです。
しかもそれが全然流れている様子がなくて、
どんよりしています。
また水の中には、
驚くほどたくさんの
カメがうじゃうじゃいるようで、
決して清水とはおもえない
環濠を地域の人は
どんなふうに使っているんですかねえ。
環濠を一周し、
もときた太子橋の方に近づいてきますと。
そこにはこんなひまわり畑や
ハスが植えられたところが
ありましたね。
なんか独特の雰囲気でした。
さあて、これで稗田環濠集落は
終わりました。
次は、金魚の池とか
眺めながら市内をぐるりと歩き
城のほうへと向かっていきましょう。
郡山南部のほうは山もないし、
歩く道筋が持ってる地図より
新しい自動車道とかあって
わかりにくかったですねえ。
途中で道がわからなくなりましたが、
まあ遠くに見えている電車道を
頼りに歩いていけば
なんとかなりました。
途中、こんな金魚屋さんもありましたが、
中に入るのにはなかなか勇気がいりますねえ。
相手が生き物なので
デリケートな部分もあるやろうしね。
道のあたりから観測できるあたりは
撮影しておきました。
こんな田舎のしっとりした
地蔵を眺めながら、
古い町並みを進んでいきますと、
「柳」という地に出てまいりました。
この「柳」というのが、
自治活動を地元の村が行うという
「箱本13町」の一つです。
ここには郡山八幡神宮があります。
むかしここに祀った
八幡神宮を「柳八幡神宮」と
地元の豪族が名付けたところから
始まった町名です。
ここから北の方に「紺屋町」「今井町」
「奈良町」などの町もあり、
これら13の町は免税とする代わりに
1か月の当番制の自治活動を
行ってきたという歴史を持っています。
こういった箱本13町を
ぐるっと回る散歩コースもあるようなので、
外堀コースと合わせて
あと何回かここ郡山には
来ないといけないようですねえ。
あ、郡山八幡神社に来ているので
少し中を見学していきましょう。
本殿でお参りした後、
ふと横を見ると、
こんなグローブが干されています。
あ、これはグローブ供養のようです。
古いグローブをここで供養するそうです。
野球の好きな郡山らしい、
神社の取り組みでしたね
とそんなのを見ながら、
続きます。