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ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

自分なりの金メダル前編

2016年08月11日 20時20分27秒 | 仕事

さて、今日は山の日。
以前からこの日はどこかの山に登るかあ
と考えていたのですが
ちょっとかかとの様子が
いまいちなんであきらめることにしました。

山好きの友達は、北アルプスの
西穂関係に出かけたりしているようで、


10年前です

僕もどこかに行きたかったのですが
ちょっぴり残念です。
まあ、毎日が山の日といっても
いいくらいですから
ここは静かに山を眺めておきましょう。

で、先日の9日の日です。
オリンピックで体操総合が
金メダルを取った日のことです。
実はdoironもあるお仕事で
金メダルを取るべく
大きな仕事のある日だったのです。

実は二年ほど前から、
地元市の安全を作成していく
委員会のメンバーをしています。



当市の担当者がdoironの素性を知っており、
この安全委員会に対しても
かつてのお仕事で
関連が少しあったということは
周知されておりました。

なので、その後の退職後に
我が家にメンバーになってくれと
依頼まできてくれて、
「はいはい」とメンバーをすることになり、
その中で副委員長まで
務めさせていただくことになりました。

完全にボランティア仕事なんですけどね

まあ、かつてはdoironも主題者側の
組織だったのですが、
今回実際の委員会のメンバーになって、
危ないところは
修正していってくれるだろうという安心感から、
自分の思い通りに
関わっていくことができたようです。

いろんな団体の長が入ってきている中で
所属「一般市民」は気が楽ですねえ。

doironが携わったのは
「交通安全に関する対策委員会」です。

月に一度の実行委員会に
2年間参加しつつ、
一年目くらいで
「交通安全通知簿」を提案することになり、
これに基づいて当委員会が
活動を行っていくことになりました。

その通知簿とは
交差点の安全状況を測定するもので、
信号、横断歩道、カーブミラー、
見晴らしなど数十点を評価し、
安全度を確かめていくものです。

これは安全度の絶対的評価を
することが目的ではなく、
評価をすることによって
交差点でどういう安全行動をするか
ということを身につけてもらうことを
目的とするものです。

これにより、特に子供や高齢者が
一時停止や安全確認を
きちんと行えるようになってもらおう、
という取り組みです。
え~市内各地の交差点を見て回り
机の前に座って長時間かけて作成し
提案したものです。

実際にそれで評価活動もし、
その内容に基づいて
ハードの安全対策も行ってもらい、
効果を見ていますし、
これからは交通安全運動の中で
それに取り組んで
安全の意識も高めてもらおう
ということも、
これからの課題として抱えています。

こういった取り組みの内容を
これは安全にかかわる仕事だと
世界保健機構WHOが認証することで、
その自治体は安全を意識して取り組んでいる
セーフコミュニティとみとめられるわけですな。

この制度は1989年の
ストックホルムで宣言された概念です。
今回doironが委員をした地元市は、
日本で14番目に手を挙げて
この認証に取り組んでいます。

安全な市、といううたい文句は
市としても大きな宣伝になるようで
市の発展につながると
長の人たちは考えるわけですね。

一つの委員会当たり
約10名の委員がいろんな角度からの
検討を重ねて、合計六つの委員会で
ある程度の内容、実績を作り上げてきました。

9日及び10日は
WHOの外国人審査員2名及びコーディネーターが
地元市に来て視察をするとともに、
我々委員会がここまで積み上げてきた
その内容についての報告をし、
それも聞いて認証するかどうかを
決めていくための
現地審査の日だったわけです。



交通安全に関しては、
9日の夕方が出番なのですが、
まあ事前に他の委員会の報告の様子も
聞いておこうと、
召集時間の約2時間前に現地に行きました。

すると・・・なんと全国で
8番目に認証をとった
前の職場の同僚が視察に来ており、
思わぬ出会いをしました。

来ていた人はかつての
同じ職場の仲間だったのですが、
その時は全然セーフコミュニティとは
立場の違う仕事をしていました。
ところが今は立場が変わって
こんな仕事をしている
という部下との不思議な出会いでした。

「doironさん、なんでこんなところにいるんですか?」

「いやあ、実は退職後、この委員会に
呼ばれていま副会長してるねん」

「ウヒャー、どこに行っても
大変なことしてはりますねえ」

とまあそんな具合に
いろいろと話が咲いたわけです。

退職後はほとんど前の職場にも
行ってなかったので、
きっと彼は職場に帰って

「退職されたdoironさんが
こんなことしてたよ」と
話しまくってうわさが広まるんでしょうなあ。

「ま、この後僕が報告するから
聞いといてなあ」と言いおいて、
別れました。

そしてようやく時間が来て
さあ、では我々の発表です。

はたして認証という「金メダル」が取れるか、
というここが最後の頑張りです。
よーし、では行くかあと気合を入れて
壇上に向かうのでありました。

続く