福田隆浩著"アン先生、急患です！"を読みました。
前に読んだ"赤毛の女医 アン"、"天才女医、アンが行く"
のシリーズの中の１冊です。順番は２番目のものの
ようです。
診療所の臨時の院長を任されたアン先生です。
一流の腕を持つ医者ですが行動はまわりの人たちを
驚かせるものです。
診療所の前で燻製器の煙をたなびかせたり竿を持って
川に釣りにいってしまったりと周りの人をあきれさせます。
ログハウスのベランダでいつも鳥に餌をやっている
人の姿がみえないことで何かが起こっていることを
見抜くアン先生です。
重病の人の顔色を見ただけで救急車を呼び大事になる
所を軽いうちに見つけ出します。
本来の病院長の兄がアンを追い出そうと企んで送り
込んできた研修医はあら捜しをするはずがアン先生に
心酔して帰っていきます。
子供達が楽しんでいるツリーハウスのある土地が
持ち主に相談することなく家族に売られてしまいました。
土地を別のところと交換して欲しいという持ち主の
要望を不動産屋は蹴ってしまいます。
その土地から見つかった土器を考古学学者に相談している
所を不動産屋の関係者にわざと聞かせることによって
交換が成立しました。
アン先生の医者としての腕で病人を救い、知恵と機知で
人々の手助けをします。
子供向けの本なのでしょうが楽しい本です。8/26