日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

西野JAPAN、W杯前最後の試合で待望の勝利。乾&香川のゴールでパラグアイを降す。

2018年06月13日 | soccer

「2018 FIFA ロシアワールドカップ」開幕目前の5日、サッカーの国際親善試合「日本代表VSパラグアイ代表」戦がチボリ・シュタディオン(@オーストリア・インスブルック)で行われ、日本が4-2で勝利しました。



日本はこの試合、前回のスイス戦から10人先発を入れ替えてきましたが、前半32分にパラグアイの右サイドのスローインから、MFオスカル・ロメロに左足ボレーシュートを決められ、先制点を許します。日本は33分に右サイドのMF柴崎岳が中央にパスを入れ、MF香川真司が左サイドへ送り、フリーで受けたMF乾貴士が右足シュートを放つが、わずかに枠を捉えることができず。前半40分にはゴールほぼ左の位置でFKを獲得し、柴崎が右足で直接狙ったが、クロスバーに当たって惜しくもノーゴール。前半はパラグアイ1点リードで折り返します。

日本は後半開始からDF酒井宏樹、GK中村航輔を投入。すると後半6分、DF昌子源の縦パスから、香川がワンタッチでつなぎ、乾がドリブルで仕掛けてから右足ミドルシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、日本が1-1の同点に追いつく!「西野JAPAN」にとっても初めての得点が生まれました。
これで流れを掴んだ日本は、後半10分に左サイドを突破したDF酒井高徳のクロス→柴崎がPA外から右足シュートを打ったが、GKにキャッチされる。後半18分、右サイドでボールをつなぐと、MF武藤嘉紀がグラウンダーで折り返すと、香川がスルー→乾がPA手前から右足でシュートを狙い、ボールは相手GKの手に当たりながらもゴールへ吸い込まれた!乾の連続ゴールで日本が2-1と勝ち越しに成功します。
後半30分、パラグアイは左サイドのクロスボールに、ファーサイドにいたオスカル・ロメロが飛び込んでゴールネットを揺らすもオフサイド。その2分後、日本は右サイドでFKを獲得し、柴崎のセンタリングが相手DFの足に当たり、オウンゴールで日本に3点目が入ります。
後半アディショナルタイム、パラグアイはFKの流れからオルティスの強烈なミドルシュートが決まり1点を返します。それでも日本は終了間際、途中出場の大迫勇也が相手ボールを奪ってからドリブルで持ち込み、香川が相手DFを1人かわしてから右足シュートを流し込み4点目。試合は4-2で日本が勝利しました。


西野JAPANがW杯前最後の強化試合でやっと初勝利を飾りました。日本代表は今年4戦で勝ち星なし、西野体制になってからは、ガーナ戦とスイス戦で2試合ノーゴールでした。この日も前半に先制点を許しましたが、後半に乾選手の連続ゴール、相手のオウンゴール、香川選手のダメ押しゴールで4点をもぎ取りました。未勝利のままW杯本番を迎えるんじゃないかと不安だったけど、勝ってよかったです。それでもまだ不安でいっぱいだけど。
2得点でスタメン起用にしっかり応えた乾選手、1点目はキレのあるドリブルから右足を振り抜き、西野ジャパンの初ゴールをもたらしました。2点目もPA外からの右足シュートだけど、今度はグラウンダーでした。相手GKも手を伸ばしてたけど、防ぎきれませんでしたね。
トップ下に入った香川選手も3得点に絡む活躍。乾選手の同点ゴールをアシストすると、終了間際に1ゴール。代表戦ではハイチ戦以来8か月ぶりのゴールで、通算30得点目。本田圭佑選手とのトップ下のレギュラー争いで大きくリードしたかな。直前の試合で結果を残した乾選手と香川選手は、コロンビア戦も先発に入るでしょう。

日本代表は13日にオーストリアでの事前合宿を終え、開催地・ロシアへ移動。日本は19日にコロンビア戦、25日深夜にセネガル戦、28日にポーランドと対戦します。相手は全て格上で、3戦全敗もあり得ると思います。せめて勝ち点と1勝は挙げてほしいです。




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GⅠの中休み。エプソムカップ&マーメイドステークス

2018年06月10日 | 競馬

6週連続GⅠ開催も終わり、上半期のGⅠも宝塚記念を残すのみとなりました。10日は東京競馬場でエプソムカップ、阪神競馬場は牝馬重賞・マーメイドステークスが行われました。秋のGⅠシリーズに向けての戦いは、ここから始まっています。



阪神メイン・第23回マーメイドステークス(GⅢ・芝2000m 15頭立て)は、福島牝馬ステークスを勝った⑥キンショーユキヒメ、メンバー唯一4歳牝馬④ミリッサ、愛知杯覇者⑦エテルナミノル、昨年の中山牝馬S以来の重賞勝ちを狙う⑭トーセンビクトリー、重賞では惜しいレースが続く⑤レイホーロマンス、阪神コースが得意の⑫ミエノサクシード、⑬エマノン、②ルネイションなどが出走しました。
スタートは15頭横一線。先行争いでミリッサ、⑨ティーエスクライ、エマノン、トーセンビクトリーの4頭が先手を主張するが、トーセンビクトリーが先頭で正面スタンド前を通過。ミリッサは4番手、ミエノサクシード5番手、キンショーユキヒメは10番手、レイホーロマンスは後方3番手で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に入ったところで、トーセンビクトリーが先頭をひた走り、2番手ティーエスクライ、3番手エマノン、4番手ミリッサ、5番手にミエノサクシード、内側6番手に①ワンブレスアウェイ。中団グループには、エテルナミノル・⑧スティルウォーター・③アンドリエッテ・②ルネイションの4頭が固まっている。外側11番手⑪アルジャンテ、12番手にキンショーユキヒメ、その後ろの13番手にレイホーロマンス、14番手⑩ヴァフラーム、最後方に⑮フェイズベロシティが追走。
内回り3コーナーを回り、ビクトリーが依然として先頭だが、ティーエスとエマノンが外から接近。後続からスティル,ミエサク,ミリッサもいて、フェイズが最後方から急浮上。ユキヒメは中団馬群の外側、レイホーはまだ後方のポジション。
15頭が一塊となって4コーナーから直線コースへ。トーセンビクトリーが内で粘るが、エマノンがわずかに先頭。外からミエノサクシードが差を詰め、アンドリエッテが内を突き、さらにはワンブレスアウェイがエマノンとミエサクの間を割って上がって来た。ゴール残り100mを切ってアンドリとワンブレスが抜け出し、2頭の叩き合いとなったが、内側のアンドリエッテが先頭でゴール!ワンブレスアウェイは2着、3着争いはミエノサクシードが有利。


牝馬のハンデ戦・マーメイドステークスは、内から脚を伸ばしたアンドリエッテと、馬群を割ったワンブレスアウェイの競り合いとなりましたが、アンドリがワンブレスを抑えて勝利を収めました。ワンブレスはクビ差の2着。アンドリエッテは単勝で10番人気、ワンブレスアウェイは9番人気でした。
3着には4番人気のミエノサクシードが入り、⑩ヴァフラーム4着。2番人気のミリッサは5着、1番人気のレイホーロマンス6着、3番人気のキンショーユキヒメは7着でした。
勝ったアンドリエッテは、昨年11月の衣笠特別以来となる通算4勝目。3歳時の2015年はチューリップ賞で2着、オークス5着、秋華賞4着でした。その後は成績不振が続きましたが、6歳になって嬉しい重賞初制覇を飾りました。鞍上の国分恭介騎手は、2010年10月の府中牝馬ステークス以来、実に約7年8か月ぶりの重賞勝利。アンドリエッテとは初コンビでしたが、内側からスッと抜け出す好騎乗を見せました。人馬ともに結果を残せてよかったですね。




東京メイン・第35回エプソムカップ(GⅢ・芝1800m 16頭立て)は、得意の府中で重賞初勝利を狙う⑩ダイワキャグニー、府中ステークスで復活勝利を挙げた⑤グリュイエール、2連勝中の上がり馬⑧サーブルオール、重賞2着2回⑯サトノアーサー、2016年の日本ダービー以来2年ぶりのレースとなる⑨スマートオーディン、都大路ステークス2着③エアアンセム、⑬アデイインザライフ、①ブラックスピネル、⑥ハクサンルドルフなどが参戦しました。
スタートでサトノアーサーがタイミングよく飛び出し、アデイインザライフはダッシュつかず。先行争いでブラックスピネル、⑦マイネルフロスト、スマートオーディンの3頭の中から、スマートオーディンが先頭に立つ。マイネルフロストが2番手。⑪シャイニープリンス・②ベルキャニオン・ブラックスピネルが3番手集団を形成し、サトノアーサー6番手。7番手マイネルミラノ、外側8番手グリュイエール、ダイワキャグニーは9番手を追走する。10番手グループンには、内側③トーセンマタコイヤ、真ん中サーブルオール、外側⑭バーディイーグル。直後のグループには、エアアンセム,ハクサンルドルフ,⑮ゴールドサーベラスの3頭が並び、アデイインザライフがしんがり。
縦長の状態で3,4コーナー中間に差し掛かり、オーディンが逃げ、フロストが2番手、最内を走るミラノが3番手に進出。ベルキャニオン4番手。アーサー6番手変わらず、グリュイ8番手、サーブルとキャグニーとハクルドは中団より後ろの位置。
4コーナーを回って最後の直線コースに入っても、スマートオーディンが逃げ続ける。馬場の悪い最内からマイネルミラノ、オーディンの隣のマイネルフロスト、4番手からベルキャニオンがオーディンを捕らえようとする。さらに外からサトノアーサーも脚を伸ばし、サーブルオールも馬群を捌いて追い上げる。ゴール残り200mを切り、アーサーが抜け出し、グリュイエールが2番手に浮上。ゴール前でハクサンルドルフが大外から追い込んできたが、サトノアーサーがそのまま先頭ゴールイン!直線突き抜けたサトノアーサー、道悪をモノともせず快勝です。

重馬場で行われたエプソムカップは、2番人気のサトノアーサーが勝利。大外から追い込んで2着に入ったハクサンルドルフは、道悪巧者ぶりを発揮。3着には5番人気のグリュイエールが入り、3番人気のサーブルオールが4着。2年ぶりの実戦だったスマートオーディンは12着。1番人気のダイワキャグニーは、道悪馬場に泣き14着と大敗。キャグニーにとっては辛くて苦しいレースになってしまいました。
サトノアーサーは重賞6度目の挑戦で初制覇。この日は戸崎圭太騎手とのコンビで参戦し、絶好のスタートを切った後、道中6番手を追走。ゴール残り200mで抜け出し、後続の追撃を抑えました。馬場の良いところから末脚が弾けましたね~。ここから出世の足掛かりとなり、いつかはGⅠ馬になってほしいです。





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ホークスが今季初6連勝!松田が1試合2発!上林は3戦連発!

2018年06月04日 | HAWKS

交流戦5連勝中の福岡ソフトバンクホークスは、3日も福岡ヤフオクドームで横浜DeNAベイスターズと対戦。金曜日と土曜日の試合に連勝し、今カード勝ち越しを決めていますが、阪神戦に続いての3タテ成功を狙います。カード3戦目は、ソフトバンク・武田翔太VS横浜DeNA・石田健大の先発で始まり、ホームランの応酬となりました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      横浜DeNA
1(二)川島慶三    (中)神里和毅
2(一)中村晃     (右)楠本泰史
3(三)松田宣浩    (三)宮﨑敏郎
4(中)柳田悠岐    (左)筒香嘉智
5(指)デスパイネ   (右)ロペス
6(右)上林誠知    (一)佐野恵太
7(左)塚田正義    (捕)嶺井博希
8(捕)高谷裕亮    (遊)柴田竜拓
9(遊)西田哲朗    (二)山下幸輝
 (投)千賀滉大    (投)石田健大


1回、ホークス先発・武田が2死からランナーを背負い、DeNA4番・筒香に4球目のストレートを打ち返され、センターバックスクリーンへの2ラン本塁打を浴び、2点を先取されます。しかしその裏、ホークスは中村の2塁打、柳田の四球で2死1,2塁のチャンスを作り、デスパイネのレフト前タイムリーヒットで1点を返すと、続く上林がDeNA先発・石田の直球をセンター前に弾き返すタイムリーヒット。ホークスが2点を返し、2-2の振り出しに戻します。
ホークスは2回に高谷が2塁打を放つと、相手の暴投で3塁に進塁。1死3塁と一打勝ち越しの場面で、西田が詰まりながらもセンター前タイムリーを放ち、3-2と勝ち越しに成功。3回、先頭の松田が石田の初球を打ち上げ、左中間スタンドへのソロ本塁打で1点を追加。1死後、デスパイネが四球を選び、上林も初球を捉え、ライトスタンドに突き刺さる2ラン本塁打!上林の3試合連続本塁打で2点を加え、3回まで6-2とリードを4点に拡げ、DeNA先発・石田をKOしました。
しかし4回、6点の援護を貰った武田が、柴田にライトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1点を失うと、山下にレフト前ヒットを許し、神里に甘く入った直球を痛打され、左中間ホームランテラスへの2ラン本塁打を浴びてしまう。武田は3連打&2被弾で3失点。スコアも6-5と1点差に縮まりました。
ホークスは5回から継投に入り、5回は2番手・岡本健が無失点に抑え、6回は3番手・モイネロが登板し、貫禄の3者凡退リリーフ。7回は4番手・二保旭が宮崎に2塁打を許しながらも、筒香を投手ゴロ→飛び出した2塁走者を3塁封殺。2死後に5番手・嘉弥真新也がソトをレフトフライに打ち取り、相手の反撃を封じ込めました。
勝利を確実にするにも追加点が欲しいホークスは7回裏、先頭打者の松田がDeNA4番手・三上朋也の4球目を逆方向へ。ライトへの打球は、テラスに吸い込まれるソロ本塁打。松田のこの日2本目のホームランで1点を追加し、7-5と2点差に。
その後は、加治屋蓮→森唯斗の投手リレーでDeNAを振り切りゲームセット。ホークスが乱打戦を制し、DeNAに3連勝しました。


交流戦 2018年6月3日(日)
ソフトバンクVS横浜DeNA 3回戦 ヤフオク
(ソフトバンク3勝、観客数:36640人)
DB|200 300 000|5
SH|213 000 10X|7
勝:岡本(1勝)
S:森(2敗12S)
負:石田(1勝5敗)
本塁打
D: 筒香 15号, 柴田 2号, 神里 3号
ソ: 松田 11号, 上林 6号, 松田 12号


横浜DeNAとの3連戦の最終戦は、両チームともホームランが3本も飛び出る空中戦となりましたが、ホークスが打ち勝って同一カード3連勝を果たしました。3回まで6点を奪い、何かしら余裕ができたけど、武田投手がホームランを2本も打たれ、4点のリードが1点差になったので、逆転されるんじゃねえかと思いましたが、中継ぎリレーで逃げ切ることに成功しました。阪神に続き、DeNAにも3タテを喰らわせたホークスは、今季初の6連勝となりました。交流戦6戦6勝で首位キープです。
この日のホークス打線は、13本のヒットが生まれました。先発でノーヒットだったのは塚田選手だけでした。この日3番に入った松田選手は、2本のホームランを放ちました。1本目は石田投手の初球ストレートを左中間へ、7回の2本目のソロ本塁打は右方向に放ちました。8回にもヒットを打ち、2試合連続の3安打猛打賞を達成しております。この週末はスタメン落ちの鬱憤を晴らすかのような暴れっぷりでした。
上林選手は自身初の3試合連続ホームラン。こちらも石田投手の初球に反応し、ライトスタンドへの完璧な一発を放ちました。初回には同点タイムリーを打っており、この日は3打点。DeNAとの3連戦では8打点の大当たり。この勢いで5日からのアウェー6連戦も活躍してほしいですね。
投手陣は7人のピッチャーが登板し、先発の武田投手は4回までに7安打5失点。筒香選手に先制2ランを浴び、その後のイニングもヒットの走者を背負う苦しい内容。4回は2本の本塁打を打たれ、1試合3被弾。2試合連続で完封勝利の後、3試合勝ち星なし。武田投手は18番を背負う人間ではないと思います。
勝ち投手となったのは、5回に2番手で登板した岡本投手。今季10試合目の登板で初勝利。昨年6月の広島戦以来となるプロ2勝目を手にしました。先頭の筒香選手に四球を与えたものの、続くロペス選手を併殺打に打ち取りました。岡本投手は火曜日の阪神戦で初めて先発に起用し、4回まで投げて無失点。勝敗はつかなかったけど、良い経験になったと思います。今後も1軍に定着し、苦しいホークス投手陣を支える選手になってほしいです。

交流戦6連勝のホークスはこの後、5日から7日まで神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの3連戦。ヤクルトは現在5連勝中で、交流戦2位につけています。カード初戦の5日は「交流戦首位攻防戦」じゃないですか。8~10日はナゴヤドームで中日ドラゴンズとの3連戦が控えています。ヤクルトと中日にも勝ち越しを目指せ!














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連闘策ズバリ的中!モズアスコットが安田記念で重賞初制覇!

2018年06月03日 | 競馬

東京競馬場のGⅠ5連戦の最終日・第68回安田記念(GⅠ・芝1600m 16頭立て)が3日に行われました。大阪杯でGⅠ初勝利を飾った①スワーヴリチャードが初めてのマイル戦に挑み、昨年のマイルCSを勝った⑤ペルシアンナイト、NHKマイルカップ覇者④アエロリット、2016年2歳王者②サトノアレス、桜花賞馬⑥レーヌミノル、ドバイ帰り⑪リアルスティール、昨年3着⑨レッドファルクスのGⅠ馬7頭に加え、前走のヴィクトリアマイルで2着⑭リスグラシュー、マイラーズカップでレコード勝ち⑮サングレーザー、香港馬⑦ウエスタンエクスプレスなどが参戦しました。


単勝の人気は、1番人気スワーヴリチャード(2.8倍)、2番人気ペルシアンナイト(6.1倍)、3番人気サングレーザー(6.4倍)。4番人気のリアルスティール(9.0倍)まで10倍を切り、その後はアエロリット、リズグラシュー、サトノアレス、レッドファルクス、⑩モズアスコット、⑧キャンベルジュニアと続きました。

スタートで②サトノアレスが少し遅れ気味、ペルシアンナイトもまずまずのスタート。レーヌミノルが好スタートから先手を取るかと思ったが、⑯ウインガニオンが外から押して先頭を奪い、レーヌミノル2番手。3番手アエロリット、4番手キャンベルジュニア、5,6番手の位置にスワーヴリチャードとウエスタンエクスプレス。ペルシアンナイトとサングレーザーが7,8番手で並び、その後に③ダッシングブレイズ、10番手リアルスティール、11番手モズアスコット。12番手⑫ヒーズインラブ、13番手リスグラシュー、14番手サトノアレス、15番手レッドファルクス、最後方に⑬ブラックムーンが追走。
3,4コーナー中間を過ぎ、ガニオンが軽快に飛ばし、レーヌ2番手、アエロ3番手、キャンジュニ4番手は変わらず。スワリチャは内側5番手を走り、レーザーとペルシアンはまだ中団馬群。リスグラも外に持ち出し、スティールは少し後退。
4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、ウインガニオンが逃げる逃げる。2番手からアエロリットが接近し、スワーヴリチャードも3番手に浮上。さらにはサトノアレスが大外から追い込んできている。ゴール残り200mを切り、アエロが先頭だが、モズアスコットが馬群を切り裂いて襲い掛かる。ラスト100mを切り、スワリチャ・モズアス・アレスがアエロに差を詰め、ゴール前でモズアスがアエロをかわしてゴールイン!伏兵モズアスコットが強豪を退けて春のマイル王となりました!


安田記念 全着順&払戻金
1着⑩モズアスコット   1分31秒3
2着④アエロリット      クビ
3着①スワーヴリチャード  3/4馬身
4着②サトノアレス     1/2馬身
5着⑮サングレーザー     クビ
6着⑤ペルシアンナイト
7着⑯ウインガニオン
8着⑭リスグラシュー
9着⑨レッドファルクス
10着⑦ウエスタンエクスプレス
11着⑧キャンベルジュニア
12着⑥レーヌミノル
13着⑫ヒーズインラブ
14着③ダッシングブレイズ
15着⑪リアルスティール
16着⑬ブラックムーン

単勝 ⑩ 1,570円
複勝 ⑩ 410円  ④ 290円  ① 160円
枠連 2⃣-5⃣ 4,170円
馬連 ④-⑩ 7,370円
馬単 ⑩-④ 15,290円
ワイド ④-⑩ 2,100円
    ①-⑩ 1,020円
    ①-④  680円
3連複 ①-④-⑩ 6,560円
3連単 ⑩-④-① 63,280円


春のマイル王を決める戦いは、9番人気のモズアスコットがゴール前差し切り勝ちで優勝を飾りました。アエロリットはクビ差の2着。大阪杯とのGⅠ連勝を狙ったスワーヴリチャードは3着に敗れ、2000mに続く「2階級制覇」とはならず。ゴール前で止まったのは、馬体重-10キロの影響でしょうか…。4着のサトノアレスは大外から追い込む激走を見せたけど、スタートの出遅れが痛かった。3番人気のサングレーザーは5着、2番人気のペルシアンナイトは6着でした。今年の安田記念は、6着までは4歳世代の馬が独占しました。
勝ったモズアスコットは、これが重賞初勝利。栗東・矢作芳人に所属し、父・フランケル、母・インディアの間に生まれました。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、安田記念初勝利で、今年のGⅠ3勝目。ルメール騎手は当初、ムーンクエイクに乗る予定でしたが、出走回避でモズアスに騎乗。その結果、自らの好騎乗でモズアスを勝利に導いたのでした。矢作厩舎は今回3頭出しで挑み、念願の安田初勝利です。また、フランケル産駒はソウルスターリングに次いで2度目の国内GⅠ馬を輩出。「モズ軍団」ことキャピタル・システムも、2頭目のGⅠ馬が誕生しました。

モズアスコットは3歳時、7月の未勝利戦から4連勝でオープン入りを果たし、重賞初挑戦の阪神カップで4着。今年は阪急杯、マイラーズカップで2着惜敗。前走の安土城ステークスでも1番人気で2着でした。安田記念は除外対象でしたが、回避馬が出たために出走が実現。連闘での参戦となりましたが、最後の直線で馬群を割って猛追し、ゴール前でアエロリットを捕らえて1着。連闘で見事にGⅠ勝ちを果たしました。連闘というだけで無謀でしたが、まさか来るとは思ってなかったし、勝つとは思いませんでした。
連闘でのGⅠ制覇は、1989年安田記念のバンブーメモリー、1997年阪神3歳牝馬ステークスのスティンガーに次いで史上3頭目の快挙。勝ちタイム1分31秒3は、東京芝1600mのレコードタイ記録です。強運も実力も兼ね備えたモズアスコット、今後もマイル戦線を盛り上げてくれるに違いない。






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上林が2試合連続勝ち越し弾!DeNAに競り勝ち、交流戦無敗キープ!

2018年06月02日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームで横浜DeNAベイスターズとの3連戦を戦っている福岡ソフトバンクホークス。6月1日はDeNA・今永昇太投手から3本のホームランを浴びせ、6-2で勝利。王貞治球団会長の結婚に花を添え、交流戦4連勝を飾りました。2日の試合は、ソフトバンク・バンデンハークVS横浜DeNA・濱口遥大の先発で始まり、前日のヒーローがまたも魅せてくれました!


両チームのスタメン
  ソフトバンク       横浜DeNA
1(遊)今宮健太     (右)梶谷隆幸
2(二)西田哲朗     (中)神里和毅
3(一)中村晃      (三)宮﨑敏郎
4(中)柳田悠岐     (指)筒香嘉智
5(指)デスパイネ    (一)ソト
6(左)塚田正義     (左)佐野恵太
7(右)上林誠知     (遊)大和
8(三)松田宣浩     (二)柴田竜拓
9(捕)市川友也     (捕)髙城俊人
 (投)バンデンハーク  (投)濵口遥大



初回は両チームともに無得点でしたが、2回にホークス先発・バンデンハークがDeNA4番・筒香にカーブをライトスタンドに運ばれ、先制ホームランで1点を失う。その裏、ホークスは1死から上林と松田の連続ヒット、市川の死球で満塁のチャンスを作りますが、今宮と西田が凡退して無得点。
3回、バンデンハークは先頭の柴田にヒットを許し、2死2塁で神里にライト前タイムリーヒットを打たれて2点目を許します。
2点を追うホークスは、3回裏にデスパイネのヒット、塚田の2塁打で2死2,3塁と攻めるも、上林が2塁ゴロに倒れて2者残塁。4回も松田がヒットで出塁し、3塁まで進んだものの、得点を挙げることができず。4回まで毎回得点圏に走者を置きながらも、あと一本が出ない状態が続きます。
6回、バンデンハークは相手の1,2番を退けて2アウトを取るが、宮崎に4球目を狙われ、レフトホームランテラスへのソロ本塁打を被弾。3点目を失います。
0-3と点差を拡げられたホークスですが、6回裏に先頭の塚田が空振り→キャッチャーが後逸する間に振り逃げ。無死1塁で上林が直球を叩いてライト前ヒット。無死1,3塁で松田がDeNA2番手・三嶋一輝の初球を捉え、レフト線を破るタイムリー2塁打!塚田と上林が生還し、2-3と1点差に迫ります。
7回、2死からデスパイネが四球を選ぶと、代走・城所龍麿が2塁への盗塁を決める。2死2塁で塚田がDeNA3番手・エスコバーからレフト前タイムリーを放ち、3-3の同点に追いつく。なおも塚田を1塁に置いて、上林がエスコバーの初球を狙い撃ち!ライトに上がった打球は、スタンド一直線!上林の2試合連続ホームランが飛び出し、ホークスが5-3と逆転します!
8回、2番手のモイネロが先頭打者に四球を許すと、3番手の加治屋蓮も宮崎に四球を与える。1死1,2塁で筒香のライト前タイムリーで5-4と1点差に。この後、2死2,3塁で代打・ロペスの申告敬遠で満塁となり、大和の代打・山下幸輝を3塁ゴロに仕留め、DeNAの反撃を断ち切ります。
9回は4番手・森唯斗が登板し、得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えてゲームセット。ホークスが5-4でDeNAに逆転勝ち!


交流戦 2018年6月2日(土)
ソフトバンクVS横浜DeNA 2回戦 ヤフオク
(ソフトバンク2勝 ◇観衆35,705人)
DB|011 001 000|4
SH|000 002 30X|5
[勝] バンデンハーク 9試合 4勝 4敗
[S] 森 22試合 2敗 11S 
[敗] エスコバー 28試合 1勝 2敗
[本] 筒香 14号、 宮崎 10号、
    上林 5号2ラン



今回の試合は、毎回ランナーを作りながらも、5回まで濱口投手の前に得点が挙げられず、バンデンハーク投手も6回までに3点を失う苦しい試合展開。しかし、6回裏に2点を返し、7回に塚田選手の同点打&上林選手の一発で試合をひっくり返して見せました。2試合連続の逆転勝利で、2カード連続の勝ち越し決定!ホークスは交流戦開幕5連勝を飾りました。
先発のバンデンハーク投手は、7回まで120球を投げ、被安打5・4奪三振・2四球・3失点。初回3者凡退と上々のスタートでしたが、ソロ本塁打を2本も浴びたりしました。それでも6回以降に打線が奮起し、7回にマウンドを降りた直後に味方が逆転したため、勝ち星がつきました。バンデンハーク投手は5月2日のロッテ戦以来となる今季4勝目。1か月間ぶりの白星を手にしたし、ここから調子を取り戻していけるといいですね。
打線はチーム全体で10安打。2戦連発の上林選手は、ホームランを含む3安打2打点の固め打ち。7回の逆転2ランのシーンは、エスコバー選手の初球スライダーをしっかり捉え、ライトスタンドまで持って行きました。前夜の3ラン本塁打の感触がまだ残っていたんでしょうか。6番に入った塚田選手は2安打を記録。6回の打席では振り逃げで出塁し、7回は同点タイムリーを放ちました。2試合ぶりのスタメン出場となった松田選手は、3打席連続ヒットで5連勝に貢献。良いリフレッシュになりましたね。






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王会長の再婚祝い!?一発攻勢で交流戦4連勝!

2018年06月02日 | HAWKS

プロ野球は5月29日から「日本生命セパ交流戦」が始まっていて、3年連続で最高1位の福岡ソフトバンクホークスは、甲子園球場での阪神タイガースとの3連戦で3連勝を飾り、「交流戦V4」へ幸先の良いスタートを切りました。6月1日からは福岡ヤフオクドームで横浜DeNAベイスターズとの3連戦。昨年の日本シリーズで戦ったDeNAを相手に、2カード連続勝ち越しとなるでしょうか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      横浜DeNA
1(二)川島慶三    (右)梶谷隆幸
2(遊)今宮健太    (中)神里和毅
3(一)中村晃     (三)宮﨑敏郎
4(中)柳田悠岐    (指)筒香嘉智
5(指)デスパイネ   (左)佐野恵太
6(左)塚田正義    (一)ソト
7(右)上林誠知    (捕)嶺井博希
8(三)西田哲朗    (二)山下幸輝
9(捕)甲斐拓也    (遊)大和
 (投)千賀滉大    (投)今永昇太

この日のホークスは、不振が続く松田宣浩をスタメンから外しました。水曜日の阪神戦でホームランを打った塚田が6番に入り、三塁には西田が入りました。


ソフトバンク・千賀VS横浜DeNA・今永の先発で始まったこの試合、1回に千賀が1死後に神里にヒットを許すも、後続を内野ゴロに退けて無失点。その裏のホークスは、上位打線が今永の前に3者凡退に終わります。
2回、千賀がDeNA先頭の佐野にストレートを狙われ、ライトスタンドへの先制ホームランを浴びて1点を失います。
しかし、2回裏に柳田のヒット、塚田の2塁打で1死2,3塁と同点または逆転のチャンスを作り、上林がDeNA・今永の2球目の変化球を捉える。ライトポール際に飛んだ打球は、中段に飛び込む3ラン本塁打。上林の一発でホークスが3-1と試合をひっくり返します。さらに2死後、甲斐が2球目を逆方向に弾き返し、右中間ホームランテラスへのソロ本塁打を放って1点追加。ホークスはこの回、下位打線2人のホームランで4点を奪いました。
3回、ホークスは中村が四球を選んだあと、4番・柳田が初球をフルスイング!ライトへ大きく打ち上げた打球は、スタンド中段へ…。ド派手な2ラン本塁打で、6-1と突き放します。
6点の援護を貰った千賀は、3回以降は安定したピッチングを見せ、5回まで1失点の好投。6回、先頭の神里に四球を与えると、続く宮崎にヒットを許して無死1,2塁のピンチを背負う。4番・筒香を抑えたいところだったが、フォークボールをライト前に運ばれて1点を失う。なおもランナー2人背負い、佐野とソトを退けて2アウトを取ったところで降板。2番手で登板した寺原隼人が嶺井にヒットを許し、2死満塁のピンチを背負ったが、山下をレフトフライに打ち取り3者残塁。相手の反撃を1点に抑えました。
終盤に入り、7回は寺原→嘉弥真新也→二保旭の投手リレー。二保は8回と9回も続投し、無失点の好投で試合終了。ホークスが序盤の一発攻勢でDeNAを降しました。


交流戦 2018年6月1日(金)
ソフトバンク VS DeNA 1回戦 ヤフオク
(ソフトバンク1勝、観衆37011人)
DB|010 001 000|2
SH|042 000 00X|6
[勝]千賀 6試合4勝 1敗
[敗]今永 3試合3敗
[本]佐野 1号
   上林 4号3ラン、 甲斐 4号、 柳田 13号2ラン



王貞治球団会長の結婚が発表されたこの日は、王会長への祝砲が3発も打ちあがりました。2回に上林選手の逆転3ラン、甲斐選手のソロ本塁打。3回には柳田選手のアッパースイングからの特大ホームランが飛び出ました。日本シリーズで苦しめられた今永投手を早々と攻略することができてよかった。投げては1軍復帰の千賀投手が6回途中2失点。その後は継投で逃げ切り、6-2で勝利しました。ホークスはこれで交流戦で無傷の4連勝。やっぱりホークスは交流戦の時期になると強いですね~。
先発の千賀投手は、6回途中(5回2/3)まで96球を投げ、被安打5・5奪三振・2四死球・2失点の内容で今季4勝目。5月15日の楽天戦で3勝目を挙げた後、右前腕部の張りで抹消。今回が実に中16日の登板でした。久々だった分、内容はイマイチでしたけれど、味方打線の援護にも恵まれて自身4連勝を飾っております。
7本のヒットを放った打線は、ホームランを打った柳田選手と上林選手が2安打のマルチヒット。逆転3ランを打った上林選手は、今永投手の2球目のスライダーをすくい上げ、ライトポール際への完璧な一発でした。柳田選手が打ったホームランは、本当に滞空時間が長かったですね~。ドームの天井に当たりそうな勢いでしたな。その前の中村選手が相手に13球も投げさせた末、四球で出塁したのが良かったです。ここまで打率.374・13本塁打・44打点・12盗塁。自身2度目のトリプルスリーを達成しそうな勢いです。

ホークスは交流戦で12球団唯一の4連勝で、現在単独トップ。しかし、首位・西武、2位・日本ハムが勝ったため、上位2チームとの差がなかなか縮まりません。Aクラス&5割以上をなんとか守れているって感じです。





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お、王会長っ!78歳にして再婚したんですか!?

2018年06月01日 | HAWKS

今年もジューンブライドの季節がやって参りましたが、プロ野球界からビックリするようなニュースが飛び込んできました。福岡ソフトバンクホークスの王貞治球団会長が、5月30日に一般女性と再婚していたことが明らかになりました。


ホークス球団の発表によると、王会長は先月20日に78歳の誕生日を迎え、それから10日後の30日に60代の一般人の女性と結婚しました。お相手とされる女性は、会長より17歳年下で、2006年に王会長が胃がんになったときに身の回りの世話をしていて、10年前から生活を共にしていたとか。10年もお世話になったので、王さんが「けじめ」をつける形で結婚を決意したとのことです。


王会長のコメント
日頃から皆様方には大変お世話になり、誠にありがとうございます。
私事で恐縮ですが、このたび10年来生活を共にしておりました一般女性と入籍しました。
これからも二人で、充実した日々を過ごしてまいりたいと思いますので、今後とも温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
急なうえ、シーズン中の個人的なご報告になり申し訳ござません。簡単ではございますが、書面にてご報告とさせていただきます。


王貞治氏はかつて、1966年に前妻の恭子さんと結婚し、三人の娘を授かりましたが、結婚35年目の2001年12月に恭子さんが胃がんのため57歳の若さで死去しました。その翌年の12月に前妻の遺骨が何者かに盗難される事件があり、現在もまだ遺骨は戻っていません。(なんて罰当たりな)

いきなりの結婚発表だったので、ニュースを見て「マジか!?」と言っちゃいました。再婚相手と今日まで10年間も一緒に過ごしていたのも驚きですし、78歳で再婚を決意するってすごいなって思います。写真の表情もイキイキされているし、肌つやも良いので、年齢以上の若さを感じるのは私だけかな。
先日は元東京都知事の猪瀬直樹さんが50代の女性画家と婚約し、王さんも再婚発表。2人とも70代で、前の奥さんを亡くしてるという共通点を持ってます。前妻さんもきっと天国で喜んでいると思います。やっぱりパートナーはいた方がいいですね。
王会長と新しい奥様にはずっと幸せになっていただきたいですし、くれぐれもお体に十分お気をつけてください。

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