日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2020年の東京五輪の追加種目はレスリングに決定。

2013年09月10日 | Sports
ブエノスアイレスで開かれているIOC総会は、日本時間8日未明に東京が2020年夏季五輪の開催地に決定しましたが、9日深夜には東京五輪で実施される追加競技を決める投票が行われました。


「残り1枠」を巡って、ロンドン五輪以降種目から外れている野球・ソフトボール、、今年2月のIOC理事会で除外勧告を受けたレスリング、空手、ローラースポーツ(インラインスケート)、スポーツクライミング、スカッシュ、ウェークボード、カンフーの8種目が候補に挙がっていました。今年5月の理事会では、レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3種目が最終候補に残りました。
今回の総会では、3つの競技団体のプレゼンテーションと理事による投票が行われ、投票の結果、有効票数95票のうち、レスリングが49票、野球・ソフトボールが24票、スカッシュが22票。過半数を獲得したレスリングが追加競技に選ばれました。

この結果を受け、3大会連続金メダリストの吉田沙保里選手は、「2月に除外されてから7カ月、長いようで、あっという間だった。本当にたくさんの人たちのご支援、声援をいただいて、残ることができてうれしい」と感謝の意を述べると、「私も東京五輪まで頑張りたい気持ちになった。日本のみなさんにも生で見てほしい」と2020年まで現役続行を宣言。伊調馨選手も「7年後自分が何をしているかわかりませんが、リングに立っているかもしれない」と現役続行を示唆する発言も。浜口京子選手は父のアニマル浜口さん(元プロレスラー)と共に運命の瞬間を見守り、レスリング残留が決まると親子で喜び合い、アニマルさんは「レスリング大好きだ!」と叫んでおりました。ロンドン五輪男子フリースタイル66キロ級金メダリスト・米満達弘選手も「皆さんの協力のおかげです。本王にありがとうございました」と話しました。
レスリング存続の理由について、IOCプログラム委員会のカラーロ委員長は「組織改革を進めるなど、国際レスリング連盟が改革を行った結果の『新しいレスリング』が認められたと思う」と会見でコメント。国際レスリング連盟は五輪存続に向けてルールを見直し、試合時間を「2分3ピリオド制」から「3分2ピリオド制」に変更し、判定勝ちをポイント制で決めるなど、テレビ中継を意識したルールに変更。それに選手達による存続運動、熱心なロビー活動がに五輪残留に繋がったのではないかと思われます。

一方、最終選考から落選したスカッシュと野球・ソフトボールの選手たちはショックを隠しきれず。スカッシュの松井千夏選手は、落選が決まると悔しさのあまり泣き崩れ、一夜明けた会見で「「落選の瞬間が忘れられない。3度目のチャレンジで、三度目の正直にならなくて悔しい。」と語りました。スカッシュはこれまで正式競技入りに2度挑戦しましたが、2012年のロンドン五輪、2016年のリオデジャネイロ五輪で採用されず。3度目の挑戦も実りませんでした。スカッシュが五輪の正式種目になれないのは、テニスに似ているところがあるし、ルールがよくわからない、競技人口の少なさ、知名度と注目度の低さにあると思います。やはりスカッシュはマイナースポーツのままでしょうか?
北京五輪以来の復活が消えた野球・ソフトボールは、全日本野球協会・鈴木義信副会長が国際野球連盟がメジャーリーグ側の完全協力を得られなかった事を挙げ、長嶋茂雄氏も「今回の決定はとても残念です」とコメントを出しました。ソフトボールの上野由岐子投手は「一言で残念。寂しいというか、無念感の方が今は大きい」とガックリ。野球・ソフトボール側は2024年大会の復帰を目指す考えを示しているとのことです。


一度は五輪から除外の危機に立たされていたレスリングが、大差の圧勝で残留決定。日本のお家芸が残って一安心なところもあるし、歴史と伝統を持つオリンピックにレスリングが必要であることが改めて証明された感じです。吉田選手は五輪招致の時に「東京招致できたら、止められても出ます!」という公約を掲げておりました。現在30歳の吉田選手は、2020年の時は37歳になっています。東京五輪で吉田選手の勇姿を見てみたいけど、絶対女王を脅かす若手のライバル(後継者)が出て来ないかなという気持ちもあります。7年後はレスリングで何個メダルを獲得できるか期待したいところです。



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ハクサンムーンが王者・カナロア撃破!中山ではマイル戦線にニューヒロイン現る!

2013年09月09日 | 競馬

「2020年東京オリンピック開催決定」のお祝いモード一色の中、競馬界は今週末から秋競馬が開幕。8日は阪神競馬場でサマースプリントシリーズ最終戦・セントウルステークス、中山競馬場ではサマーマイルシリーズ最終戦・形成杯オータムハンデキャップが行われました。セントウルSには最強スプリンター・ロードカナロアが参戦し、形成杯AHではマイル界の新星が現れました。


阪神メイン・第27回セントウルステークス(GⅡ・1200m 13頭立て)は、高松宮記念と安田記念を制した⑨ロードカナロアが秋のGIに向けてここから始動。カナロアの他にもアイビスサマーダッシュを制した⑬ハクサンムーン、カナロアに勝った事がある④ドリームバレンチノ、⑤ローガンサファイア、③マイネルエテルネル、⑫ティーハーフの3歳勢も参戦しました。
ばらついたスタートで始まったこのレース、ハクサンムーンがやや出遅れるも、すぐに押し上げて先手を奪う。2番手に⑪ビウィッチアス、3番手にロードカナロア、最内の⑦マヤノリュウジンが4番手。バレンチノ5番手追走、その後ろの6番手グループにはエテルネル、⑧シュプリームギフト、⑩モグモグパクパクの3頭が並ぶ。後方9番手から①サドンストーム、ローガンサファイア10番手。後方集団は②クリーンエコロジー、⑥ウインドジャズ、⑫ティーハーフが固まっている。
先頭を行くハクサンは前半600mを33.8秒で通過。ビウィッチアスが2番手に迫り、カナロアは3番手と絶好の位置で4コーナーへ向かう。ドリームバレンチノはまだ5番手。内回り4コーナーから最後の直線に差し掛かり、外からロードカナロアが上がって来て、逃げるハクサンムーンに接近。残り200mでハクサンがまだ逃げ粘り、カナロアも必死に追い込むがなかなか捕らえられない。ラスト100mでハクサンムーンがやや突き放し、ロードカナロアを抑えて先頭でゴールイン!それと同時に酒井学騎手ガッツポーズ!カナロアは2着に敗れ、昨年から続いた連勝が5でストップ。


短距離界の絶対王者がスプリンターズステークスの前哨戦で敗戦!サマースプリントシリーズの最終戦・セントウルステークスは、ハクサンムーンが優勝。スタートで後手を踏みながらもすぐさまハナを奪い、直線ではロードカナロアの追撃を振り切り、クビ差で勝利。勝ったハクサンはアイビスサマーダッシュに続き重賞2連勝。そして、今回の勝利で12ポイントを獲得し、3戦合計27ポイントとなり、総合トップだったフォーエバーマーク(19点)を抜き、逆転でシリーズチャンピオンに輝きました!
今回のセントウルは、ハクサンムーンとロードカナロアの意気込みの違いが結果に繋がったんじゃないかと思います。カナロアは「3か月の休み明け」+「叩き台」の感覚で参戦したけど、ハクサンの場合は「カナロアに勝ってサマースプリント王者になる」という目標がありました。斤量差もあったけど、カナロアを抑えての快勝。ハクサンもこの勝利で自信がついた事でしょう。カナロアも今回負けてしまったけれど、スプリンターズSでは本気出してくると思います。一叩き&大一番の強さで同一GI連覇もあり得るかもしれません。




中山メイン・第58回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ・芝1600m)には、今後のステップアップを目指す14頭が出走。このレースは横山典弘騎手と和生騎手の「横山親子対決」が話題を呼び、父・典弘騎手は昨年の勝ち馬⑥レオアクティブに騎乗し、息子・和生騎手はここ5戦4勝の⑩ルナに跨り、人馬初の重賞初制覇に挑みました。中京記念覇者③フラガラッハ、安田記念3着⑧ダノンシャーク、NHKマイルカップ2着①インパルスヒーロー、共同通信杯2着⑨ゴッドフリート、さらには3連勝中の⑦エクセラントカーヴ、ベテラン⑭スマイルジャック、⑤ワイズリーなどが参戦。
スタートで②ミッキードリームが飛び出したのに対し、インパルスヒーローが遅れた。ミッキー、⑬テイエムオオタカ、ワイズリー、ゴットフリート、ルナの5頭による先行争いから、オオタカとルナが抜け出して後続を引き離す。離れた3番手にゴッドフリートと⑫ドリームバスケットが並び、ワイズリー5番手、6番手にエクセラントカーヴ、ミッキードリームは7番手。その後ろの8番手にダノンシャークが追走。9番手に④マルカボルト、レオアクティブ10番手。後方は11番手にスマイルジャック、12番手インパルス、13番手ウインクリアビュー、フラガラッハが最後方。
かなり縦長の展開で3コーナーに差し掛かり、今度はルナが単独先頭、テイエムオオタカが2番手に下げ、ゴッドフリートが3番手で追いかけ、エクセラントとシャークが外に持ち出す。4コーナーから最後の直線に入り、先頭のルナをオオタカ、エクセラントカーヴ、ゴットフリート、ダノンシャークが襲いかかる。残り200mでエクセラントが先頭に立つと、シャークが2番手に上がって来たが、エクセラントカーヴがそのまま先頭でゴールイン。4連勝で一気に重賞初制覇!混迷のマイル戦線にニューヒロイン誕生です。

京成杯AHは、単勝3番人気だったエクセラントカーヴが残り200mで抜け出し、2着に1馬身1/4差をつけて快勝。4連勝で重賞ウィナーの仲間入りを果たしました。2着にはダノンシャーク、混戦の3着争いはゴットフリートが制しています。1番人気だったルナは、序盤から飛ばし過ぎたのが響き、直線でズルズル下がって10着。横山和生騎手、残念でしたねえ。一方、お父さんが乗っていたレオアクティブは8着でした。親子対決はお父さんが先着したけど、共に撃沈でした。
勝ったエクセラントカーヴは、父がダイワメジャー、母はインディアナカーヴという血統を持つ4歳牝馬。今年4月の1000万下の条件戦(@東京)で勝利を挙げると、6月の江の島特別(東京)、前走の新潟日報賞(@新潟)も勝利。過去5勝のうち左回りで4勝と「サウスポー」ぶりを発揮していましたが、昇給戦の京成杯AHで優勝して右回り克服。今後は府中牝馬ステークス→マイルチャンピオンシップというルートで進むのでしょうか?



来週の競馬は3日連続開催~!15日は阪神競馬場で秋華賞トライアルのローズステークスが行われ、オークス馬・メイショウマンボ、桜花賞2着・レッドオーヴァル、エバーブロッサム、デニムアンドルビー、ローブティサージュ、ノボリディアーナなどが登録。16日は中山競馬場でセントライト記念があり、ダービー3着のアポロソニック、ヒラボクディープ、ラジオNIKKEI賞を勝ったケイアイチョウサン、サイモンラムセスなどが登録しております。
そして、15日夜は凱旋門賞に参戦する日本馬2頭が、ロンシャンでの前哨戦に挑みます。ダービー馬・キズナは3歳重賞のニエル賞、昨年の雪辱に燃えるオルフェーヴルはフォワ賞に出走。ニエル賞にはパリ大賞典を勝ち、ここまで4戦3勝のフリントシャー、エプソムダービー馬・ルーラーオブザワールド、5戦4勝のフランス馬・ヴァンクーヴァライトが登録しており、フォワ賞にはGI4勝を誇るドイツの怪物・ノヴェリスト、エクリプスSなどGI3勝のアルカジーム、キャメロットが出走するとかしないとか?本番に弾みをつけるためにも、結果と内容が問われます。日本勢の健闘を祈ろう!





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オリンピックが日本にやって来る!2020年東京五輪開催決定!

2013年09月08日 | Sports

2020年の夏季五輪の開催都市を決めるIOC(国際オリンピック委員会)総会がアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われました。2020年大会は、東京、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市が立候補し、日本時間8日未明に行われたIOC委員による投票の結果、東京が開催地に決まりました!東京での五輪開催は1964年大会以来2回目となります。




まず投票前に先立って最終プレゼンテーションが行われ、最初に高円宮妃久子さまが「2011年に大きな地震と津波を体験しました。国際オリンピック委員会と関係者の皆様は、深い同情の念を表していただきました。私どもはそれに対する感謝の気持ちは一生忘れません。」と述べられ、「IOCの特別な支援『ツバサ・プロジェクト』は、若い選手たちに、笑顔と希望をもたらしてくれました」とIOCの被災地支援活動を称賛しました。
東京都の猪瀬直樹知事も「東京はダイナミックで安全な都市で世界レベルのインフラに恵まれている」とインフラ面の強さをアピール。安倍晋三首相が懸念視されている東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題について述べ、「全く問題ない。汚染水による影響は、福島第一原発の0.3平方キロ以内で完全にブロックされている。東京は最も安全な都市の1つであり、東京には決して被害はありません」と安全性を強調しました。

8日未明にIOC委員95人による投票がスタート。1回目の投票では過半数の48票を獲得した都市はなく、東京が42票でトップ、マドリードとイスタンブールが26票で同数。2位を決める投票の結果、イスタンブールが49票を集めて2位で決選投票に進出、マドリードが45票で最下位となり落選となりました。その後決選投票が行われ、午前5時から始まった開催都市発表セレモニーで、ジャック・ロゲ会長が開催地が書かれた封筒を開け、「東京」と読み上げました。決選投票の結果、東京は60票、イスタンブールは36票で、日本が圧勝する形となりました。


みんなが待ち望んでいた「2020年東京オリンピック」が遂に実現することになりました!日本での五輪開催は1998年の長野冬季五輪以来4回目ですか。日本中の皆様もテレビの前で固唾をのみながらIOC総会の様子をご覧になったと思います。私も眠気を我慢しながら開催都市が決まる瞬間を見ました。「TOKYO」と書かれたカードが出た時は、一気に目が覚めたなあ。総会が始まる前は東京が一歩リードしていたんだけど、直前になって「汚染水問題」もあってマドリードが猛追し、「東京VSマドリード」の一騎打ちモードになるかと思ったら、1回目の投票でマドリードがまさかの落選。もしマドリードが残っていたら決選投票で負けてたかもしれません。
東京五輪開催が決まりましたが、福島原発の汚染水、選手村や競技施設の建設、首都高速道路の老朽化している部分の再整備などの課題が残されています。メイン会場の国立競技場は2015年夏から改修工事が始まり、2019年3月までに完成する予定。「新国立競技場」は8万人収容のドーム型競技場に生まれ変わるとのこと。また、臨海部には2万人収容の「アクアティックセンター」、有明地区に「有明アリーナ」や「有明体操競技場」、自転車競技施設「ベロドローム」を建設予定。
最近では陸上の桐生祥秀選手、競泳の瀬戸大也選手、萩野公介選手、山口観弘選手、女子サッカーの田中陽子選手、ゴルフの松山英樹選手など期待の若手アスリートが台頭。7年後には日本選手団の中心選手になっているかもしれません。
4年前のIOC総会で東京が落選した時は「自分が生きているうちはもう二度とないだろうな」と思っていたけど、2020年にオリンピックが日本にやって来る事が決まって本当にうれしいです。その頃の自分は35歳になっています。五輪開幕まで生きていられるかわからないけど、日本選手を一生懸命応援したいと思います。



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オセゲラ2試合連続無失点!オリックスに大勝でCS出場に一歩前進。

2013年09月08日 | HAWKS

パリーグ首位・楽天に7.5ゲーム差の3位につけている福岡ソフトバンクホークスは、6日から京セラドーム大阪でオリックスバファローズと3連戦を戦っております。6日の初戦は、攝津正投手がオリックス打線を8回まで無失点の好投を見せ、9回に柳田悠岐選手が値千金の決勝ホームランを放ち、1-0で勝利。攝津投手はこれで今季15勝目です。7日の試合は、ソフトバンクが外国人投手のオセゲラ、オリックス・松葉貴大の先発で始まり、ホークスが投打で圧倒しました。


スタメンはこちら
  ソフトバンク         オリックス
1(右)中村  晃        (二)平野恵一
2(遊)今宮健太       (遊)安達了一
3(左)内川聖一       (右)糸井嘉男
4(指)柳田悠岐       (一)李  大浩
5(中)長谷川勇也      (三)バルディリス
6(三)松田宣浩       (指)竹原直隆
7(一)李  杜軒       (左)川端崇義
8(二)本多雄一       (中)宮祐樹
9(捕)細川  亨       (捕)伊藤  光
 (投)オセゲラ        (投)松葉貴大


両チーム無得点で迎えた2回、ホークスは1死1,2塁で李杜軒がオリックス先発・松葉の2球目のシンカーを合わせ、センター前へのタイムリーヒット。2塁から長谷川が生還し、まず1点を先取。本多凡退で2死後、1,2塁と追加点のチャンスに細川がストレートを捉え、左中間を深々と破るタイムリー2塁打。2人のランナーが生還し、2点追加。この回2本のタイムリーでホークスが3点をもぎ取ります。続く3回、内川の3塁内野安打、柳田のライト前ヒットで無死1,3塁の場面で、長谷川がレフトへきっちり犠牲フライを放ち4点目。
4点の援護を貰ったホークス先発・オセゲラは、3回に先頭の伊藤にヒットを許すと、自らの暴投で無死3塁と反撃のピンチを背負います。しかし、平野を遊撃ゴロで1アウト、続く安達にはライトフライ→3塁走者タッチアップできず。そして糸井をレフトフライに打ち取り、なんとか無失点で凌ぎ切りました。その後、4回に3者凡退に抑えると、5回には2死1,3塁とされましたが、安達を3塁ゴロに仕留めて無失点。オセゲラは6回まで投げ、オリックス打線に1点も与えませんでした。
さらに追加点がほしいホークスは、6回に2死3塁で今宮がレフト前タイムリーを放ち5点目。7回は長谷川の四球、松田のヒットで1死1,2塁とし、途中出場・江川智晃がオリックス4番手・中山慎也からレフトへのタイムリーヒットで7点目。
8回、1死2塁で柳田が左中間へのタイムリー2塁打で更に1点を加えると、2死3塁で松田がライト線にポトリと落ちるタイムリー2塁打で9点目。なおも2死1,2塁で本多がセンター前ヒット。オリックス中堅手・宮崎の後逸も重なり、2人のランナーがホームイン。8回に4点を奪い、10-0と大きくリード。そして9回、中村、今宮の連続ヒットで1,2塁の後、内川のライトへのタイムリーで11点目。さらに長谷川のレフト前タイムリーも生まれて12点目。ホークス打線がオリックス投手陣を粉砕し、12-0で大勝しました。


試合結果 パ・リーグ 2013/09/07(土)
オリックス-ソフトバンク 19回戦 
(オリックス10勝9敗、京セラドーム大阪、18:00、23134人)
Sh 031 001 142  12
Bs 000 000 000  0
【投手】
(ソ)オセゲラ、岩崎、森福、ファルケンボーグ、二保-細川、山下
(オ)松葉、マエストリ、海田、中山、森本、小松-伊藤
【責任投手】
(勝)オセゲラ2試合2勝
(敗)松葉12試合4勝5敗


前日の息詰まる投手戦から一転、この日はホークス打線が勢いを見せつけました。2回に3点を挙げるなど、序盤に4点を奪ってオリックス先発・松葉投手を早々とKOさせると、6回以降は毎回得点。終わってみれば先発野手全員安打の20安打で12得点。投手陣もオセゲラ投手が6回まで無失点の好投、中継ぎ陣も相手打線を封じました。投打で相手を圧倒し、ホークスがオリックスに連勝しました。この日は4位・西武がロッテに敗れたため、4位との差を3.5ゲーム差に拡げ、クライマックスシリーズ進出にまた一歩近づきました。2位・ロッテとは1.5差あるから、自力2位も十分狙えるんだけど、なかなか上手くいかないね。
20安打も打ちまくったこの日の打線は、中村選手、内川選手、柳田選手、松田選手の4人が3安打の猛打賞を記録。柳田選手は最初の打席で3塁打、2打席目にライトへのシングルヒット、8回の第5打席では2塁打を放ち、ホームランが出ればサイクルヒットだったんですが、最後の打席で三振に倒れてサイクルならず。2安打1打点の長谷川選手は、打率も.346で依然としてパリーグ首位打者をキープ。ここまで168安打を記録しており、あと32本打てばシーズン200安打達成。残り23試合でどこまでヒット数を稼げるでしょうか?
勝利投手のオセゲラ投手は、6回まで102球を投げて被安打5・5奪三振・2与四死球・無失点という内容でした。オセゲラ投手は7月末に入団し、来日初登板だった先週の楽天戦では6回途中まで無失点で初白星。試合後のインタビューでは「僕の名前は“ゲラゲラ”です」と日本語で挨拶し、ファンのハートをがっちり掴みました。この日もランナーを出しながらも無失点ピッチングを披露し、2連勝をマークしました。2試合でまだ失点ゼロと安定感はよさそうですね。今後も勝ち続けてください。
2試合続けてオリックスにシャットアウト勝ちのホークス。同一カード3連勝をかけた8日は、オリックス・ディクソン、ソフトバンク・巽真悟の予告先発となっています。巽投手は今季3試合登板し、防御率1.69。プロ5年目で未だ白星なしの右腕が、生き残りを懸けて先発マウンドに登ります。




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ザックJAPAN久々の完封勝利!グアテマラに3-0で下す。

2013年09月07日 | soccer

サッカー国際親善試合・キリンチャレンジカップ2013「日本代表VSグアテマラ代表」が6日、大阪・長居スタジアムで行われました。ザックJAPANは前回のウルグアイ戦で2-4と完敗。2014年のブラジルW杯開幕まで9か月を切り、ここ7試合で19失点の守備陣の立て直し、新戦力の台頭と課題が残っています。9月2連戦の初戦のグアテマラ戦、久々の完封勝利となったのでしょうか?


日本代表のスタメンはこちら
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 22 吉田麻也
DF 3 酒井高徳
MF 7 遠藤保仁
MF 17 長谷部誠
MF 8 清武弘嗣
FW 9 岡崎慎司
FW 10 香川真司
FW 20 大迫勇也

この日はGKに西川が入り、酒井高徳が右サイドバック、センターバックに森重を起用。リーグ戦で好調の大迫がスタメン入りを果たしました。一方、本田圭佑、柿谷曜一朗などはベンチスタート。



グアテマラボールで始まった前半、日本は開始5分に長谷部が香川とのワンツーからペナルティエリア内へ抜け出し、右サイドの折り返しを香川が右足を振り抜くも、シュートは相手DFに当たる。11分、右サイドのスローイン→岡崎がドリブルで仕掛けてからクロス→清武が頭で合わせるも枠を捉えられず。対するグアテマラは13分、ゴール正面の位置でFKを獲得すると、コントレラスが右足で直接狙ったが、ボールは壁に当たってゴールならず。
20分、日本は左サイドの長友→香川がヒールでスルーパス→清武がシュートを放つが、グアテマラGKに阻まれる。続く左CKをショートで繋ぎ、遠藤が逆サイドへクロスを上げ、ファーサイドにいた森重が飛び込んだが、ヘディングシュートはバーを超える。21分。大迫がミドルシュートを放つもGKの正面。22分、清武がやや左の位置からミドルを狙ったが、ゴール右に逸れる。33分、遠藤がペナルティエリア前で縦パスを入れ、香川→大迫のシュートはゴール右。40分には右CKを遠藤が蹴ると、大迫とGKが競り合い、こぼれ球を吉田がシュートするも大外れ。前半は日本が一方的に押し込みながらもゴールを奪えず、0-0で折り返しました。

後半に入り、日本は清武に代えて本田圭佑、大迫に代えて柿谷曜一朗がピッチに入る。後半2分、左サイドのFKを遠藤が蹴るも、GKにキャッチされる。後半5分、長谷部が左サイドの長友にパスを入れ、長友のクロス→最後は本田がヘディングで押し込んだ!日本が後半立ち上がりに待望の先制点が生まれます!
追加点がほしい日本は後半17分、岡崎→工藤壮人を投入。後半20分、本田が浮き球のパスを出すと、香川→柿谷とダイレクトで繋ぎ、最後は本田が左足でシュートするが、GKの好守に阻まれる。こぼれ球を香川が拾い、クロスボールを本田が飛び込むも届かず。23分、本田→香川→柿谷→香川と繋ぎ、香川のパスを受けた工藤の右足シュートはGKに阻まれる。続く右のショートコーナーから、長谷部がスルーパスを入れると、香川がPA内に抜け出してラストパス。最後はゴール前に詰めていた工藤が押し込む!途中出場の工藤が追加点のゴールを奪った!
後半30分、日本はゴール中央の位置でFKを獲得。このFKを遠藤が蹴り、ボールは壁に入っていた相手の背中に当たってコースが変わり、そのままゴール右隅へと吸い込まれた。これにはグアテマラGKもなす術なし。これで日本は3点目。試合の大勢は決したけど、日本はまだまだ追加点を狙います。42分、工藤が長谷部のパスを受けてからシュートを狙うも決まらず。43分には本田のクロス→工藤が頭で合わせるもGKに押さえられた。試合は3-0で終了し、日本がグアテマラに快勝しました。


9月の代表2連戦の初戦だったグアテマラ戦は、日本が終始攻め込む展開となりました。後半に本田選手の先制ヘッドを皮切りに、途中出場の工藤選手が2点目、遠藤選手のFKで3得点。シュート数でも日本が25本打ったのに対し、グアテマラは3本しか打てず。課題の守備陣も無失点で切り抜けました。まあ相手の決定的シーンが無かったし、ピンチらしいピンチもありませんでしたからねえ。とはいえ、今年6月のイラク戦以来、実に8試合ぶりの無失点勝利。チームの柱がしっかりとゴールを決め、完封で勝つという理想的な結果に終わってよかったです。
先制ゴールを決めた本田選手は、後半開始から出場し、その5分後にヘディングシュートを決めました。前回のウルグアイ戦でのFK弾に続き、2試合連続でのゴールです。この夏にACミランへの移籍の噂がありましたが、破談となってCSKAモスクワ残留。まさに憂さ晴らしのゴールといえるでしょう。
この日は「東アジアカップ」の優勝メンバーである大迫選手、柿谷選手、工藤選手の3人が出場。1トップで先発出場した大迫選手は、4本のシュートを放ちながらもゴールを決められず前半だけで交代。後半開始から出場した柿谷選手は、パスやドリブルでチャンスを演出しながらもシュートは1本だけ。工藤選手は後半17分から途中出場し、後半24分に香川選手の折り返しをワンタッチで押し込み、ザッケローニ監督の起用にしっかりと応えてみせました。中国戦以来となる代表2得点目を挙げた工藤選手、体表定着へのアピールは続く。
久々の完封勝利を飾った日本代表は、9月10日に横浜・日産スタジアムでガーナ代表と対戦します。ザックJAPANがアフリカのチームと試合するのは初めてとなりますかね?次の相手は南アフリカW杯でベスト8、FIFAランクでも24位と格上。厳しい戦いが予想される次戦、ガーナ攻撃陣をシャットアウトできるのか?



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マキシマムザホルモンのギンギラギンにさりげ肉  2013.8.10~8.16 PART1

2013年09月06日 | マキシマムザホルモン
3度の飯より飯が好き!
マキシマムザホルモン ダイスケはん&ナヲの
ギンギラギンにさりげ肉っ!!



8月10日~16日放送分の「ギンギラギンにさりげ肉」は、今回で放送99回目。最終回まで残り8回となりました。
ダイスケはんは本番前から最新アルバム『予襲復讐』の特典アイテムである漫画本を熟読すると、ツイッターにUPされていた「ホルモン&ファンモン」の記念写真を見て、「やっぱファンキー加藤やなあ」としみじみと語っていました。ホルモンが八王子のスタジオでファンキーモンキーベイビーズのメンバー達と鉢合わせした時、ダイちゃんはいなかったんですよね~。


今回は「『予襲復讐』特集」と題して、アルバムを購入して実際に聴いたリスナー達の感想メールを時間の許す限り紹介していきます。今年7月31日にリリースされたマキシマムザホルモンの通算7枚目のオリジナルアルバム『予襲復讐』は、オリコンアルバムチャートで3週連続1位を獲得。さらに8月の月間ランキングでも、氷室京介さんのベストアルバム、「あまちゃん」のサントラを抑えて月間1位となりました。最新のランキング(9月9日付)では9位と順位を落としましたが、依然としてトップ10をキープしております。

①長野県長野市・恋のみらすけさん
「ダイスケはん、ナヲさん、おはこんばんちは!30日、予襲復讐買いました!まず本から豪華すぎます!常識を逸しすぎです。加減を知らなさすぎです。さすがホルモンです。えげつないです。
そして、聴く前から興奮が抑えられず、心臓が異常なくらい早鐘を打っていて若干吐きそうでした。吐き気を抑えつつ予襲復讐(曲)を聴きました。もう初っ端から泣きました。最後の亮君の『許すだけなのです』で何か新しく生まれ変わったような気分になりました。ありがとうございます。感動です。もう何十回聴きましたが、相変わらず熱いものがこみあげます。ありがとうございます。」
アルバム1曲目の「予襲復讐」は、イントロのギターの音色が哀愁を漂い、終盤の「なあ?こうやってバカみたいな 14歳のまま死んでいくのもありだろうよ」の部分は、胸にグッとくるものがありました。ダイちゃんとナヲちゃんも「予襲復讐」のMVを見てはグッと来て、レコーディング中はメンバー達も号泣。いや~、亮君も人泣かせな歌を作ってくれましたなあ。

②広島県広島市・ポックリさん(恐ろしいラジオネームだ…)
はじめまして。ポックリと申します。できれば広島FMで聴きたいのですが、どうにも朝が弱いためいつもポッドキャストで楽しく聴かせていただいてます。
予襲復讐買いました。熱くて、カッコよくて、とても言葉にはできない感動を覚えました。私は現在絵画を学ぶ学生なのですが、夏バテに加え、制作が上手く進まずグズグズしていたところに、このアルバムは本当に効きました。特に1曲目の『予襲復讐』を聴き終わった時、『よっしゃ!こんな事している場合じゃねえ』と制作に対する意欲が一気に湧き上がりました。こんなにも強く心を揺さぶられるメッセージを発信できるマキシマムザホルモンのみなさんは本当に尊敬します。『夏バテなんだ』とダラついていた心に喝を入れていただきありがとうございます。これからもホルモンの曲を聴きつつ、制作に専念していきます。
猛暑日かと思えば突然の豪雨があったり、なかなか天気の安定しない日が続きますが、ダイスケはん、ナヲさんのお2人を始め、ラジオスタッフの皆さんもご自愛ください。」

③香川県丸亀市・ジューショックさん
「ダイスケはん、ナヲさん、おはこんばんちは!団扇の全国シェア90%を誇る丸亀市民のジューショックです。『旧譜キャンペーン』のうちわが、もしかしたら地元産かもしれないと思い胸が熱くなりますね。
さて、ニューアルバムの『予襲復讐』早速購入してきました!発売日はお盆のお参りが終わり次第、お参りの格好のまんまタワレコまで行ってきました。予約したCDを受け取り、いざ裏ジャケのババアの『アレ』をやろうと並んでいたのですが、自分の番になった瞬間、店員のお姉さん(タイプ的には部活の後輩にいそうな感じ)が『裏ジャケこちらになります。キャンペーンのステッカーは袋に入れておきますね合計○○円になりま~す!』と僕は裏ジャケのうの字が言えないまま、超テキパキと仕事をこなされてしまいました。
帰り道を原付で走りながら、『これが言いたいことも言えないこんな世の中ってやつなのかな?』と思い、少ししんみりしてしまいました。
追伸 肝心の内容ですが、『鬱くしきOP』からの『鬱くしき人々のうた』の流れにゾクゾクしました。ライブでこの流れが聴けるのを楽しみにしています!チケット取れたらいいなあ」
「鬱くしき人々のうた」の前振りとなっている「鬱くしきOP」は、THE BLUE HEARTSの「月の爆撃機」のカバーなんだそうです。ダイちゃん曰く「これでまた世界観が増している」。「鬱くしき人々~」自体も名曲だけど、さらにグッと来るかも。「ここから一歩も通さない 理屈も法律も通さない 誰の声も届かない 友達も恋人も入れない」

裏ジャケを見せたらステッカーが貰えるという「裏ジャケ企画」の話で、ナヲちゃんはCDショップ回りの時に店員さんが楽しんでいる姿を見て嬉しい気持ちになったそうです。「CD屋さんに赴いて、ポップ(広告)や試聴する楽しみを思い出してもらいたい」とリスナーに訴えてました。俺も学校帰りに大宮や川越のCDショップに寄り道して好きなバンドの曲を試聴していたなあ。
ダイちゃんの話によると、お店ごとに独特のホルモンコーナーを設けていて、タワーレコード仙台店では便所サンダルを置いて、『便所サンダル履けます』と亮君に成りきれるコーナーがあったとか。

④尼崎市・そしてたくあんさん
「ダイスケはん、ナヲさん、おはこんばんちは!7月31日に買ってきました『予襲復讐』。待ちに待ってました。しっかり裏ジャケを見せてステッカーを貰い、『ぶっ生き返す』も買い団扇をGETしました。漫画は予想を超えてました。ページの多さに内容の濃さ、まるでエロ本を手に入れたような感覚。毎日読んでも飽きませんね。曲も『さすがホルモン』と思わせるような曲でフル勃起です!待った甲斐がありました。
この絆を書いている時もカルピスを飲みながら聴いています。ありがとうホルモン!声を大にして言いたいです。これから忙しいですが、体に気をつけて頑張ってください。
P.S. 発売日にCDショップを回っていましたね。腹ペコ達の集まった人数も凄かったです。僕は甲子園球場のそばのHMVで買ったのですが、そこのHMVも入ったところにホルモンコーナーが設置されてありました。試聴のヘッドフォンに、でっかいクリーンにはPV、甲子園のHMVもホルモンを盛り上げていましたよ!」

ナヲちゃんは収録前日、家族みんなで渋谷のタワレコに行ったという。そこのホルモンコーナーには「え・い・り・あ・ん」のPVで使われた上ちゃんの分身人形(通称・上原ファイブ)が置いてありました。旦那さんも自腹でアルバムを購入した際、裏ジャケ見せるの忘れてしまう失態を犯したけど、「ステッカー」はもう終了していたとの事。隣のレジを見ていたナヲちゃんは、レジに「ツバ吐き価格=2889円」と出た瞬間に「おっ!」と思い、ホルモンのアルバムを買った人に向かって「ありがとうございます。じっくり聴いてください」と声を掛けたが、「はぁ?」と嫌な顔で返されたそうだ。その後、ナヲちゃん本人と気付いてナヲちゃんに謝罪したのでした。

というわけで、PART1はここまで。後半戦もアルバム感想メールが紹介されます。


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オルフェーヴル大丈夫か!?帯同馬に蹴られて鼻血ブー!

2013年09月05日 | 競馬

10月6日に行われる凱旋門賞の挑戦が決まっていて、その前哨戦のフォワ賞に向けてフランスで調整を続けているオルフェーヴルが、帯同馬に顔を蹴られるというアクシデントに見舞われました。


事件は現地時間4日早朝、エーグル調教場での1週前追い切りのときに起きました。芝コースでの追い切りスタート地点に向かう途中、オルフェ-ヴルの帯同馬・ブラーニーストーンが突然「尻っ跳ね」を起こし、ブラーニーの後ろ脚がオルフェの顔面(鼻梁)に直撃。帯同馬のキックをモロに受けたオルフェーヴルは外傷性鼻出血を発症。大事を取ってこの日の追い切りを取り止めたそうです。
池江泰寿調教師によると、「厩舎に戻って獣医師に診てもらったところ、傷も深くなくてあすにも調教を行っても問題ないとのこと」とコメント。7日に1週前追い切りを改めて行い、12日にスミヨン騎手騎乗で最終追い切りを実施する予定です。


昨年の雪辱に燃えているオルフェーヴルですが、悲願の世界一へ前途多難といったところでしょうか?今年のオルフェは不運が続いていて、宝塚記念直前に肺出血を起こして出走回避、フランスでも帯同馬に蹴られて鼻血ブー。「前哨戦の前ということで、それほど大きな影響はない」と池江調教師が前向きに話しておりますが、産経大阪杯以来約5か月ぶりの実戦を前にかなり不安が残ります。外傷性美出血の影響を受けず、フォワ賞連覇できればいいのですが…。
オルフェにケガをさせたブラーニーストーンは6歳のせん馬で、池江厩舎の先輩。決してわざとやったつもりじゃないけど、同僚にケガを負わせてしまったんで、責任を感じているだろうなあ。そんなブラーニーは、15日にプティクヴェール賞(G3・芝1000m)に登録しており、10月6日のフォレ賞にも登録済み。もし「プティクヴェール」で勝っちゃった場合、「アベイ・ド・ロンシャン賞」(G1)に向かうのだろうか?


一方、オルフェーヴルと同じく凱旋門賞に参戦するキズナは、フランス入り後初めての調教を開始。フランス到着後も元気なキズナは、この日はエーグル調教場の直線ダートコースでキャンター調整を行いました。キズナを管理する佐々木晶三調教師によると、翌日以降はさらに調教を進める方針で、凱旋門前哨戦のニエル賞直前の12日には武豊騎手騎乗で最終追い切りを行うとの事です。キズナにとって初めての海外レースとなるニエル賞、凱旋門賞本番に繋がるような好走を期待したいところです。日本ダービー馬の意地とプライドを見せてくれ!

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マキシマムザホルモンのギンギラギンにさりげ肉  2013.8.3~8.9 PART2

2013年09月04日 | マキシマムザホルモン
8月3日~9日に放送された「ギンギラギンにさりげ肉」の前半は、オープニングで「9月いっぱいで放送終了決定」が発表され、いつもよりどんよりとした雰囲気での放送となっています。PART2では今後どうするべきか、ダイスケはんとナヲちゃんが語り合っています。


ダイちゃんがFM宮崎の長友ディレクターに「どうですか?」と呼びかけた後、ナヲちゃんが「北海道収録どうですか?」と提案。VAPのガンちゃんが北海道出身という理由で北海道収録を希望してるみたいだけど、FM北海道はギン肉未放送だからなあ~。「いよいよあそこか?TOKYO FMか?」東京FMはJFNのトップ、つまりネットキー局なんだけど、ホルモンのラジオは流れていません。関東在住のリスナーはずっとポッドキャストですよ。
「ポッドキャストでこの番組を聴いてくれている方が多かった」僕もその一人でございます。ダイちゃんは「ポキャスだけの番組をやればいいんじゃないか」と語る。学校の放送部のお昼休みのラジオ番組みたいな感じでやるのかな?ただ、ナヲちゃんはポッドキャストの配信方法がわからないそうだ。「ホルモンの公式サイトだけしか聴けない」→それもそれで切ないなあ。「ネットラジオ」もそうだけど、最近は「USTREAM」という手もありますよ。
ナヲちゃんは「10月から新番組をスタートしたい」と新たな冠番組がほしいと訴えていましたが、現時点で未定…。どこかで復活したいと言っても、まだわからない…。この番組が流れた後、放送終了に関する「絆」も殺到すると思うので、ダイちゃんは「リスナーに電話でギン肉終了への思いを話す」企画を持ち込みました。この番組の名物リスナーといえば、ホンピさん、ジューショックさん、生さん、最近では「ごめんなサイドステップアタックよしき」さんがいました。ナヲちゃん曰く「生さんは麺カタこってりじだいからじゃない?」と話していました。俺も麺カタ時代からのリスナーですよ。

7年間もFM大阪でレギュラー番組を続けてきたけど、この秋を以って卒業。ナヲちゃんは「嫌だなぁ。切ないなあ」と番組が終わる事を悲しんでいます。長年ホルモンの番組を支えてきた井上ディレクター、ミキサー・ミッちゃんともう仕事できなくなるんだよなあ。「スポンサーが付いたら変わるのかな?」肉に撃たれて眠りたい時代は「八戸ノ里ドライビングスクール」が一時スポンサーを務めてたけど、ギン肉や「麺かたコッテリ」はノースポンサー。
「東京での収録スタジオの利用料もお金がかかる」FM大阪が製作してるのに、殆どが東京収録なんだもん。ナヲちゃんは「大阪在住の井上さんがこっちに来ればいいんじゃないの?」と東京への移住を奨めてました。幸いFM大阪の東京支社もありますしね。でも、この番組が残り数回で終わるから、東京に転勤してもムダなだけかな。「往復の新幹線代も掛かるわけですよ。そういうお金はどうなってんの?」とナヲちゃんが問い詰めてました。「経費削減」として高速バスを使おうと思わなかったの?
「華々しく散るか、あきらめるか?」やっぱり最後は華々しく、明るく楽しく笑顔で散ってほしい。不完全燃焼で終わるなんて嫌ですもん。「復活したいけど、できるかどうかわからない」リスナーの要望が殺到すれば、復活するかもしれません。ナヲちゃんは「残り数回は『楽しくやれました。リスナーの皆さんありがとうございました』みたいな感じで終わればいい。残り数回楽しくやりましょうよ!」と決意を述べた。「楽しく軽快で小粋なトーク」が聴けるのもあと何回になるんだろう。


番組最後にメールを紹介。ナヲちゃん曰く「毎回2万通来ている」ウソでしょ!?
秋田県・久米としかずさん(本名か?) 「頑張ってください」これだけ!?たった一言ですか。最終回まで残り9回…。おわり。

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夏競馬最終日!小倉2歳チャンプはホウライアキコに輝き、新潟記念は伏兵・コスモネモシンが復活勝利。

2013年09月02日 | 競馬

6月から始まった2013年の夏競馬も9月1日で遂にフィナーレ。9月最初の日曜日は、小倉競馬場で「小倉2歳ステークス」、新潟競馬場ではサマー2000シリーズ最終戦・新潟記念が行われました。この夏最後の重賞ウィナーに輝いたのはどんな馬か?そして、WIN5で久々に大台が出ちゃいました!



小倉メイン・第33回小倉2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は、快速自慢の2歳馬15党が出走。新馬戦で5馬身差の圧勝劇を見せたサクラバクシンオー産駒の⑫ベルカント、小倉1200m2歳コースレコードホルダー③ホウライアキコ、⑪マイネヴァリエンテ、⑮シゲルカガ、④エイシンキサナドゥ、①ラブリープラネット、マツリダゴッホ産駒⑬ウインスプラッシュ、⑥ネロなどが参戦しました。
レースはばらついたスタートで始まり、ウインスプラッシュがやや出遅れる。先行争いで、好スタートを切ったベルカントがスーッと上がって先手を取り、2番手に⑦ハッシュ、ホウライアキコと⑧ベルルミエールが3番手で並ぶ。5番手に⑩ウメ、6番手マイネヴァリエンテ、7番手グループにシゲルカガ、キサナドゥ、ラブリープラネットの3頭。その後ろの10番手にネロ、ウインスプラッシュ10番手、11番手に⑨カシノタロン、②ダンツブロード12番手、後方には⑭メイショウカフウ、⑤グランプリブレイドと続いた。
3,4コーナー中間点を過ぎ、依然としてベルカントが先頭をひた走り、2番手争いはハッシュ、ヴァリエンテ、アキコ、ウメ、ベルルミエールの5頭が馬群を形成。4コーナーを回って最後の直線に差し掛かり、先頭のベルカントは外に出した。このまま逃げ切りかと思ったら、内からホウライアキコとラブリープラネットが伸びてきて、ベルカントに迫る。ラスト100mでホウライアキコがベルカントをかわし、そのまま抜け出して先頭ゴールイン!ホウライアキコが2連勝で今年の小倉2歳チャンピオンに輝きました。

重馬場の中で行われた今年の小倉2歳ステークスは、単勝2番人気だったホウライアキコが、逃げるベルカントを残り100m辺りで捕らえ、1馬身1/4差をつけて優勝。1番人気のベルカントは、4コーナーまで先頭で逃げ、直線で馬場の良さそうな外側に持ち出したものの、裏目に出てしまい2着。武豊さん、その騎乗っぷりはダメですわ。3着にはラブリープラネットが入りました。
勝ったホウライアキコは、父がヨハネスブルグ、母はホウライサンデー、母の父・サンデーサイレンスという血統。デビュー戦の7月27日の新馬戦では1分7秒8の2歳コースレコードを叩き出して優勝。今回の小倉2歳Sでは道悪馬場を苦にせず2連勝。この夏の小倉の2歳戦線はアキコで始まり、アキコで終わりましたね。
アキコの父・ヨハネスブルグは、現役時代はヨーロッパとアメリカのGIで4勝を挙げ、2歳時代は7戦無敗を誇りました。2010年から日本で供用されることになり、その初年度産駒たちが今年デビューし、8月18日に行われた新馬戦で4レース中3勝(函館1勝、新潟2勝)を挙げ、小倉2歳Sでホウライアキコが「産駒重賞ウィナー第1号」になりました。秋以降もヨハネスブルグ産駒の活躍に期待がかかります。
というわけで、この夏の2歳重賞は牝馬勢が圧倒しました。函館2歳ステークスはクリスマスが優勝し、3着まで牝馬が独占。新潟2歳Sではベガの孫・ハープスターが最後方から豪快に差し切り勝ち。8月31日の札幌2歳ステークスは、レッドリヴェールとマイネグレヴィルの牝馬ワンツー、この日の小倉も牝馬が上位を占めました。今年の2歳世代は牝馬のレベルが高いですね。牡馬勢しっかりしてください。


新潟メイン・第49回農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ・芝2000m)は14頭立てで行われました。サマー2000シリーズは、函館記念と札幌記念を連勝して22ポイントを獲得したトウケイヘイローが、最終戦を待たずして優勝が決定。「消化試合」となった今回の新潟記念は、前走の小倉記念で4着の③ダコール、鳴尾記念2着の⑧エクスペディション、2連勝中⑩ニューダイナスティ、七夕賞2着⑬トレイルブレイザー、新潟2200mの日本海ステークスを勝った⑦カルドブレッサ、秋華賞4着の実績を持つ⑪ブリッジクライム、①サンシャインなどが参戦しました。
2コーナーポケットからのスタート後の先行争いで、ニューダイナスティ、トレイルブレイザー、エクスぺディション、⑤カリバーン、サンシャインの5頭が前を伺う。先頭集団は内からエクスペディション・ダイナスティ・トレブレの3頭、その後ろの第2集団はサンシャイン、カリバーン、カルドブレッサ。中団グループには④コスモネモシン、⑥レインスティック、⑭アカンサス、さらに⑧ファタモルガーナも加わった。後方集団は②ニシノメイゲツ、ダコール、⑫ラッキーバニラ。そしてブリッジクライムが最後方追走という展開。
14頭ひと固まりの状態で外回りコースに入り、エクスペディションが単独先頭に立ってレースを引っ張り、ニューダイナスティが2番手。前半1000mは60秒台で通過。ファタモルガーナが3番手に上がり、トレイルブレイザーは5番手に控える。ダコールとブリッジはまだ後方待機。4コーナー手前でアカンサスが大外から上位に進出。
4コーナーを回り、659mの長い直線コースへ差し掛かり、エクスペディションがまだ先頭を守り、ファタモルガーナ、トレブレも好位置につけている。カルドブレッサはまだ中団。残り660~400mのところで横一線に拡がり、残り300mでコスモネモシンがエクスペディションに迫り、残り200で先頭に立った。真ん中からダコール、ファタモルガーナ、さらに大外からブリッジクライムも追い込んでくるが、ネモシンが先頭でゴールイン!そしてエクスペディションが2着で粘り、ファタモルガーナが3着入線。

夏の新潟を締めくくるハンデ重賞・新潟記念は、単勝10番人気だったコスモネモシンがエクスペディションとの競り合いを制して優勝。道中レースを引っ張って来たエクスペディションは2着と健闘、さらに3着には7番人気のファタモルガーナが入り、3蓮単「④-⑨-⑨」で558,010円の高配当決着となりました。3番人気のダコールは4着、1番人気だったニューダイナスティが5着、2番人気ブリッジクライムは9着、トレイルブレイザーは直線でズルズル失速して最下位の14着に終わりました。上位陣は総崩れ、1番人気の馬はこのレース12連敗です。
優勝したコスモネモシンは、2010年のフェアリーステークス以来約3年8か月ぶりの勝利で、通算2度目の重賞制覇。連敗期間中は2着・3着と惜しいレースが何度もありましたが、過去5戦は2ケタ順位が続き、前走のクイーンステークスは8頭中7着でした。今回実に24戦ぶりの美酒を味わうことになりました。長いトンネルからやっと抜け出しましたね。進退を懸けて挑んだ一戦に勝ったんで現役続行は確実、秋はエリザベス女王杯に向かうのでしょうか?


この日の東西重賞は牝馬が共に勝利。夏競馬最終日のWIN5は波乱が2つも起こりました。
対象その1 小倉10レース・西日本スポーツ杯  ②タマモクララ(3番人気)
対象その2 新潟10レース・麒麟山特別  ⑦タナトス(2番人気)
対象その3 函館11レース・丹頂ステークス  ②サイモントルナーレ(11番人気!)
対象その4 小倉11レース・小倉2歳ステークス ③ホウライアキコ(2番人気)
対象その5 新潟11レース・新潟記念  ④コスモネモシン(10番人気)
今回の結果は「②-⑦-②-⑨-④」の組み合わせで、払戻金は1億2937万1980円。的中票数はわずか4票でした。今年に入っては2度目の「億馬券」となりました。当日は1番人気の馬が全敗に終わり、函館メインの丹頂ステークスでは11番人気の馬が勝ち、残り票数が約15万票から1712票まで減少。最終的には4票残りました。悪天候と馬場状態の悪さが、メインレースの波乱、WIN5の高配当に繋がったのではないかと思います。


来週からは秋競馬がスタート!中山競馬場の「京成杯オータムハンデキャップ」には、NHKマイルカップ2着のインパルスヒーロー、中京記念の勝ち馬・フラガラッハ、昨年の覇者・レオアクティブ、安田記念3着・ダノンシャーク、過去5戦で4勝のルナ、クラウンロゼ、ゴットフリート、3連勝中のエクセラントカーヴが登録。阪神競馬場ではサマースプリント最終戦・セントウルステークスが行われ、最強スプリンター・ロードカナロアが登場!他にもハクサンムーン、マイネルエテルネル、シュプリームギフト、ドリームバレンチノ、ティーハーフ、サドンストームも出走を予定しています。




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3度の骨折を乗り越えた不屈の名馬・トウカイテイオー急死!

2013年09月01日 | 競馬

1990年代の競馬界を代表するスターホースの訃報がまたしても飛び込んできました。現役時代「帝王」の愛称で親しまれ、1991年の2冠馬&1993年の有馬記念などGI4勝を挙げたトウカイテイオーが、30日に急性心不全のため死去しました。25歳でした。



報道によると、30日の午後3時30分ごろ、繫養先の社台スタリオンステーションの功労馬用厩舎内の馬房で突然倒れ、そのまま息を引き取ったそうです。
主戦騎手の1人だった安田隆行調教師は、オーナーの内村正則氏から「テイオー急死」の知らせを聞き、「もう25歳でしたね。年齢から、いずれはそうなる(死ぬ)と思ってはいましたが、本当にそうなると寂しさでいっぱいです」とコメントし、「トウカイテイオーは安田隆行を本当の男にしてくれた、自分にとって最高の馬です」とテイオーの死を悼みました。

トウカイテイオーは、1988年4月20日に父・シンボリルドルフ、母・トウカイナチュラルの間に生まれ、1990年12月1日に中京競馬場の新馬戦でデビュー。デビューから無傷の4連勝で牡馬クラシック最有力候補となり、91年4月のクラシック第1戦・皐月賞では直線で抜け出して1冠目を獲得。2戦目の日本ダービーでは、残り200mで先頭に立つと、最後は2着に3馬身差の快勝。破竹の6連勝で2冠を達成。しかし、ダービー後に「左第3足根骨骨折」が判明し、父・ルドルフに次ぐ無敗3冠馬の夢が断たれてしまいました。
ダービーまでは順風満帆に歩んでいたのですが、骨折を機に競走馬人生が一転。1992年に復帰戦の産経大阪杯を勝利し、デビューからの連勝記録を7に伸ばしますが、その次の春の天皇賞ではメジロマックイーンとの直接対決に挑むも5着敗戦。初黒星を喫すると同時に右前脚の剥離骨折が判明し、春シーズン全休。約半年の休養期間を経て、天皇賞(秋)に参戦するも7着。2連敗で迎えたジャパンカップでは、単勝5番人気と評価を落としましたが、ナチュラリズムとの叩き合いを制し優勝。完全復活を果たしテイオー時代の再来かと思われましたが、年末の有馬記念で11着と惨敗。ファン投票1位&1番人気の期待を大きく裏切ってしまいました。
93年、1月に左中臀筋を痛めると、宝塚記念直前に左前トウ骨の剥離骨折が判明。テイオーにとってこれが3度目の骨折。相次ぐ故障により休養期間が長引き、12月26日の有馬記念までずれ込みました。道中は中団の位置でレースを進めると、3,4コーナーで4番手まで浮上。最後の直線では先頭を行くビワハヤヒデにピッタリつけ、ラスト100mでビワハヤヒデを捕らえて差し切り勝ち。363日ぶりの実戦で奇跡の復活勝利を遂げたのです。しかし、その奇跡の代償は大きく、翌年の春に筋肉痛、さらには左前トウ骨を再び骨折。4度目の骨折でそのまま現役引退を余儀なくされました。通算成績は12戦9勝。
引退後は種牡馬となり、トウカイポイント(2002年マイルチャンピオンシップ)、ヤマニンシュクル(2003年阪神ジュベナイルフィリーズ)、ストロングブラッド(2005年かしわ記念)のGI馬3頭を輩出しました。


1991年にトウカイテイオーが無敗で勝ち続けていた時は「オグリキャップを超える人気者になりそうだ」と思いました。皐月とダービーはいずれも「大外の単枠指定」、ダービーの時は「20番枠」で優勝しました。「単枠指定」や「ゼッケン20番」なんて今では懐かしく思います。テイオーはお父さんのシンボリルドルフと同じような強さを持っていた一方で、骨折を何度も経験。強さと脆さを併せ持ち、度重なる故障を乗り越える不屈の精神力を持った馬でした。
ラストランとなった93年の有馬記念は、テイオーの他にもビワハヤヒデ、ウイニングチケット、ベガ、ナイスネイチャ、メジロパーマー、ライスシャワー、レガシーワールドといったその年に活躍した馬達が参戦していました。その時にテイオーに騎乗していたのが、今では薬物中毒者のイメージが強い田原成貴(ホントは名前も出したくなかった)でした。1年近く休養していきなりGI出走するなんて無謀だし、正直惨敗するだろうと思ったら、まさかの勝利。「世の中あり得ないようなドラマが起きるんだなあ」と実感しました。
父・シンボリルドルフが昨年10月4日に30歳で他界し、それから約11か月後に息子が父の後を追うかのように天国へと旅立ってしまいました。馬齢25歳は人間に換算すると80歳前後。テイオーには父の分までもっと長生きしてほしかったです。謹んでご冥福をお祈りいたします。




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