関塚JAPANいざロンドンへ!サッカー・ロンドン五輪アジア2次予選「U-22日本代表VSU-22クウェート代表」が19日、愛知県の豊田スタジアムで行われました。2次予選はホーム&アウェー制で行われ、2試合の総得点で最終予選進出チームが決まります。5大会連続の五輪出場を目指す日本代表、ホームでの初戦をモノにして幸先よいスタートを切りたいところです。
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GK 1 権田修一
DF 4 酒井宏樹
DF 5 比嘉祐介
DF 12 浜田水輝
DF 13 鈴木大輔
MF 6 山本康裕
MF 8 山村和也
MF 10 東慶悟
MF 17 清武弘嗣
FW 7 山崎亮平
FW 9 大迫勇也
エースの永井謙祐が左足首ねん挫のため欠場。代わりに大迫勇也がスタメンで起用されました。永井の穴を埋められるか?
試合は立ち上がりから日本が主導権を握り続け、前半8分に大迫が右サイドからのスルーパスを受けてクロス→GKパンチング→逆サイドへのこぼれ球を比嘉が拾った後にクロスもチャンスに至りません。9分、ロングボールから右サイドにいた東が抜け出し、ペナルティエリア内に入ってシュートするも相手に当たる。11分には大迫が相手DFと競り合い、こぼれ球を山村がミドルを狙うもまた相手にあたる。続く右CKで鈴木が頭で合わせるもバーの上。13分、左サイドのスローインから清武が中央から狙うが、GKのファインセーブに阻まれる。14分には右サイドのクロスに大迫がダイビングヘッドもあと一歩及ばず…。酒井のクロスも良かっただけに決めてほしかった。
迎えた前半18分、山村が中央でパスを出し、左サイドの比嘉のクロスに中央から飛び込んできた清武が頭で合わせてゴール!日本が待望の先制点。勢いに乗る日本はその後も攻め続け、26分にCKを大迫が競り合うもダメ。30分には左CKから鈴木→大迫→東が押し込むもオフサイド…。セットプレーでの惜しいシーンが続く中、36分に右CKを浜田がドンピシャヘッドで2点目!クウェートGK・カンコネ反応するも及ばず。2点を追うクウェートは42分、ムバラクのスルーパス→アルムサウィが右サイドからシュートを放つもGKがセーブ。前半は日本が2点リードで折り返し。
後半に入り、クウェートが反撃を試みます。開始早々にアルムサウィが右サイドを突破すれば、後半7分には右サイドでFKを獲得し、Y・ナセルが右足で強烈に狙うもポスト右。日本は後半8分に右CKをショートで繋ぎ、清武のクロスに鈴木が足を伸ばして合わせるも上げちゃった。13分、右サイドのクロスに大迫がヘディングも失敗。いつになったら点を決めてくれるのかと思われた後半16分、山崎のパスを受けると、最後は右足で流し込んでゴール。やっと大迫が点を決めて日本大きな3点目。これでほぼ勝負あったでしょう。
しかし、クウェートも諦めてはいませんでした。後半20分、右サイド・アルムサウィのクロス→Y・ナセルがヘディングを放つも枠外。22分、左サイドで酒井と競り合っていたアルカハディがボールを奪ってクロス、一旦クリアするもジャゼアが右足で豪快に決めて1点を返す。日本にとっては与えてはいけないアウェーゴールを許してしまった。
2点差にされた日本は、4点目を奪おうと更に攻め立て、27分に大迫がミドルシュートもGKに阻まれ、こぼれ球を途中出場・原口元気が詰めるも押し込めず。29分には原口が右足を振り抜くもポスト直撃。32分、カウンターを仕掛けると、清武がエリア手前で倒されてFK獲得。このFKを東が直接狙うもGK正面。40分、右サイドのスローインを受けた原口がドリブルで切り込んでからシュート放つもバーを越える。最後まで攻め込むもダメ押し点が奪えず試合終了。第1戦は3-1で日本が勝利し、最終予選進出に王手をかけました。
とりあえず関塚JAPANがホームで先勝したのは良かったんですけど、欲を言えばダメ押しの4点目、完封してほしかったです。4-0なら最終予選行きは99%決定的だったのに…。攻撃面はエース・永井不在の不安を吹き飛ばしたので合格。でも守備はまたも課題が残りました…。ホントにU-22はザルだなあ。アウェーゴール献上&2点差ではまだまだ予断は許されないと思います。次の試合は永井選手の復帰はあるだろうか?
この日は清武選手が3得点中2得点に絡み、前半18分に先制点を奪うと、39分にはCKで浜田選手の2点目をアシストし、1ゴール1アシストの活躍を見せました。永井選手の代役を務めた大迫選手は、再三に渡りチャンスの場面でシュートするもなかなか決まらなかったんですが、後半16分にようやくゴールを決めました。なんとか永井の穴を埋めたかな?
23日のアウェーでの第2戦で、日本は0-1で負けても総得点差で勝ち抜けますが、0-2で負けた場合は、2試合合計で3-3となり、アウェーゴール差でクウェートの逆転&日本の敗退が決まります。2戦目はホームのクウェートがガンガン攻めまくると思うし、猛暑の中での試合をやるかもしれないので厳しい戦いになるでしょう。それに中東の笛もイヤだな…。勝つ事も大事だし、アウェーでゴール決めてもらいたいところです。あと、DF陣は90分間しっかり守るように。最終予選進出めざして頑張れ関塚JAPAN!